明白です。
恐怖心との戦いを克服した者が、たどり着く境位はどのようなものか。
サハラに舞う羽根 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo |
コントリビュータ | ヒース・レジャー, ジャイモン・ハンスゥ, ケイト・ハドソン, マイケル・シーン, ウェス・ベントリー, シェカール・カプール, マイケル・シファー |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 12 分 |
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登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4527427634299
- 監督 : シェカール・カプール
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo
- 時間 : 2 時間 12 分
- 発売日 : 2006/6/23
- 出演 : ヒース・レジャー, ケイト・ハドソン, ウェス・ベントリー, ジャイモン・ハンスゥ, マイケル・シーン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ショウゲート
- ASIN : B000FHIVWC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 284,565位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年6月14日に日本でレビュー済み
2008年3月17日に日本でレビュー済み
この映画は必見です。他のバージョンは見ないで下さい。本作と比べるときっとゲンナリしますから。それほど、この作品は素晴らしい。
先ず、考えなくてはいけないのがこの映画に携わったスタッフとキャストの面々。半端ではない実力派の豪華な陣営。まず、脚本家は米国人。監督は、英国史に詳しいインド人。助監督(だったかな?)は、中東の文化と歴史を学んだペルシャ人。主人公は実力派のオーストラリア人、アメリカ人女優、大勢の英国人俳優、そして一人のアフリカ生まれ・欧州育ちの黒人俳優。ここまで多国籍で、文化の色濃い面々が協力し合って作り上げた作品なのだから、よくならないわけが無い。
・・・ここで、一歩引いてこの人々を見てみると、面白い事に気がつく。キャストやスタッフが出身地とする米国・オーストラリア・アフリカ・インド。全て植民地にされた事がある国々だ。そして物語自体は英国軍とその家族をとりまくもの。監督も言っていたが、攻略される側から見た英国軍の悲劇というものも、少なからず現れる。英国ではタブーとされてきたような表現や描写も多々見る事が出来るはず。そして、忘れてはならないのが、我々が日本人であるという事。日本は、これまで両方の立場を経験してきている。日本はかつて自己防衛の為に鎖国を実施し、開国後はアジアにおいて小国な島国でありながら(英国もそうですが)、大変な権力をもって、近隣諸国を配下においていた。ところが米国及び連合軍によって打ち負かされ、原爆まで落とされ、降伏だけでなく、あたり一面焼け野原と死体の山にされた、そんな国だ。したがって、我々日本人がこの作品を見るときには、より一層深みを帯びた物に見えるのだと思う。
次に考えなくてはいけないのが、歴史的背景。アブー=クレア戦争は、初めて無敵といわれた英国軍が惨敗したアフリカはスーダンの砂漠で行われた戦闘。英国は、その当時実に全世界の4分の1を占領し、支配下に置いていた。また、国内では階級差別という絶対的な政治の仕組みがあり、下から上がろうとする者に開かれた道はごく僅かだった。その一つが軍隊に入り、手柄を取り、上流階級に少しでも近づく事。だから、配属される部隊によって、出世のチャンスが限られる。このような事から、若者達はこぞって出兵したがったし、出兵拒否は、祖国に対する最大の無礼な行為とも言えるものだった、という事。白い鳥の羽は、英語で言う"Chicken"すなわち「臆病者」から来るものだと思う。だが、この作品では、逆に軍に背を向けるハリーが一番の勇者に見えるし、実際この作品の中でそれが立証されるのだが。ハリーはこの羽を最後まで持ち続け、「お守り」の様に大事にする。「この羽が、守ってくれた」とまで言っている。・・・結局、一人の人にとっての「臆病者の烙印」が、もう一人にとっては「かけがえの無い宝物」になっている訳で、物も人も、見方によってはその存在の意味を変えるものなのだと思った。
監督も脚本家も、この物語が「自分探しの旅」をテーマにしたものだと語っていた。その通りだと思う。「エリザベス」も同様だ。人が人であり続ける理由、そして人はどれだけ自分という存在を知る事が出来るかによって、成長度が変る。
個人的に言わせて貰えば、この映画の中でのヒース・レジャーこそが、彼の俳優としての最高の演技を見せていると思う。彼にとって、どれほどこの映画の存在が大きかったかは、他のインタビューを見ても解るし、監督が自身のブログページでこのレジャーにささげている数々のトリビュートからも伺える。
先ず、考えなくてはいけないのがこの映画に携わったスタッフとキャストの面々。半端ではない実力派の豪華な陣営。まず、脚本家は米国人。監督は、英国史に詳しいインド人。助監督(だったかな?)は、中東の文化と歴史を学んだペルシャ人。主人公は実力派のオーストラリア人、アメリカ人女優、大勢の英国人俳優、そして一人のアフリカ生まれ・欧州育ちの黒人俳優。ここまで多国籍で、文化の色濃い面々が協力し合って作り上げた作品なのだから、よくならないわけが無い。
・・・ここで、一歩引いてこの人々を見てみると、面白い事に気がつく。キャストやスタッフが出身地とする米国・オーストラリア・アフリカ・インド。全て植民地にされた事がある国々だ。そして物語自体は英国軍とその家族をとりまくもの。監督も言っていたが、攻略される側から見た英国軍の悲劇というものも、少なからず現れる。英国ではタブーとされてきたような表現や描写も多々見る事が出来るはず。そして、忘れてはならないのが、我々が日本人であるという事。日本は、これまで両方の立場を経験してきている。日本はかつて自己防衛の為に鎖国を実施し、開国後はアジアにおいて小国な島国でありながら(英国もそうですが)、大変な権力をもって、近隣諸国を配下においていた。ところが米国及び連合軍によって打ち負かされ、原爆まで落とされ、降伏だけでなく、あたり一面焼け野原と死体の山にされた、そんな国だ。したがって、我々日本人がこの作品を見るときには、より一層深みを帯びた物に見えるのだと思う。
次に考えなくてはいけないのが、歴史的背景。アブー=クレア戦争は、初めて無敵といわれた英国軍が惨敗したアフリカはスーダンの砂漠で行われた戦闘。英国は、その当時実に全世界の4分の1を占領し、支配下に置いていた。また、国内では階級差別という絶対的な政治の仕組みがあり、下から上がろうとする者に開かれた道はごく僅かだった。その一つが軍隊に入り、手柄を取り、上流階級に少しでも近づく事。だから、配属される部隊によって、出世のチャンスが限られる。このような事から、若者達はこぞって出兵したがったし、出兵拒否は、祖国に対する最大の無礼な行為とも言えるものだった、という事。白い鳥の羽は、英語で言う"Chicken"すなわち「臆病者」から来るものだと思う。だが、この作品では、逆に軍に背を向けるハリーが一番の勇者に見えるし、実際この作品の中でそれが立証されるのだが。ハリーはこの羽を最後まで持ち続け、「お守り」の様に大事にする。「この羽が、守ってくれた」とまで言っている。・・・結局、一人の人にとっての「臆病者の烙印」が、もう一人にとっては「かけがえの無い宝物」になっている訳で、物も人も、見方によってはその存在の意味を変えるものなのだと思った。
監督も脚本家も、この物語が「自分探しの旅」をテーマにしたものだと語っていた。その通りだと思う。「エリザベス」も同様だ。人が人であり続ける理由、そして人はどれだけ自分という存在を知る事が出来るかによって、成長度が変る。
個人的に言わせて貰えば、この映画の中でのヒース・レジャーこそが、彼の俳優としての最高の演技を見せていると思う。彼にとって、どれほどこの映画の存在が大きかったかは、他のインタビューを見ても解るし、監督が自身のブログページでこのレジャーにささげている数々のトリビュートからも伺える。
2004年5月6日に日本でレビュー済み
映画のはじめのうちはラグビーや舞踏会のシーンに楽しさを求めていましたが、主人公出兵拒否で話が一転しました。
まず無茶をするのです。それはある面、英国の軍隊も同じでした。
そして行き着くところアフリカのやさしい気持ちに出会うのです。この気持ちは主人公の心の支えになりましたし、最後にまた愛する人の心を取り戻すことも可能になる心の土台となりました。なぜ、このアフリカのやさしい気持ちに会えたのか?この答えは「白い羽根」です。侮辱の品物でしたが主人公の心の糧になったとともにこの英国人は敵意がないことを示したのか、またはアフリカでは縁起の良いものだったのでしょう。
そのためか無茶しても命は助かります。そして英国の軍隊を助けに行くのですが、そこでは壮絶な戦いが待ってました。この戦いのシーンは「アラビアのロレンス」より上でしょう。どちらかというとロマンスと心の旅が中心のドラマなのでこの迫力には驚きました。必見です。この旅から戻ってきた主人公を迎えたのは尊敬と愛ですが、主人公には信仰と穏やかな気持ちが残りました。その自分の信じるまま穏やかな愛情が再スタートするのです。とてつもなく良い映画ですよ。特典の映像インタビューは必見です。
まず無茶をするのです。それはある面、英国の軍隊も同じでした。
そして行き着くところアフリカのやさしい気持ちに出会うのです。この気持ちは主人公の心の支えになりましたし、最後にまた愛する人の心を取り戻すことも可能になる心の土台となりました。なぜ、このアフリカのやさしい気持ちに会えたのか?この答えは「白い羽根」です。侮辱の品物でしたが主人公の心の糧になったとともにこの英国人は敵意がないことを示したのか、またはアフリカでは縁起の良いものだったのでしょう。
そのためか無茶しても命は助かります。そして英国の軍隊を助けに行くのですが、そこでは壮絶な戦いが待ってました。この戦いのシーンは「アラビアのロレンス」より上でしょう。どちらかというとロマンスと心の旅が中心のドラマなのでこの迫力には驚きました。必見です。この旅から戻ってきた主人公を迎えたのは尊敬と愛ですが、主人公には信仰と穏やかな気持ちが残りました。その自分の信じるまま穏やかな愛情が再スタートするのです。とてつもなく良い映画ですよ。特典の映像インタビューは必見です。
2014年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ルパート・ペンリー・ジョーンズがすきで購入しました。
あまり期待してませんでしたが、そこそこ楽しめましたよ。
あまり期待してませんでしたが、そこそこ楽しめましたよ。
2005年8月20日に日本でレビュー済み
舞台は1880年頃のスーダンです。マハディー軍がゴードン将軍ら英軍を打ち負かすマハディー革命の歴史的背景を頭に入れておくと、非常におもしろくみることができます(映画「ハルトゥーム」はおもしろくありませんが、時代背景が分かります)。あの暑いスーダンで詰め入りの軍服をしっかり着ている当時の英国軍とその規律正しさ、エジプトとの関係など随所にこだわりをみることができ、主に英軍の描写については高く評価できると思います。あくまで英国からの視点ですので、マハディー革命を歴史的に高く評価するスーダンの立場からは合点がいかない点は多々ありましょう。でもおもしろいですよ。
2007年5月4日に日本でレビュー済み
友情と愛情と戦争と、いろんなのがギューと詰まり過ぎて1回目は充分理解出来ませんでした。
ハリーは何故軍隊を辞めたのか、スーダンに何をしにいったのか、アブーがそうまでしてハリーを助ける理由は、謎がいっぱいです。そして不可解ともいえるラストの2人。
そうですね、3回見るとだいぶ納得できる様になりました。
スーダンに行ってからのハリーはどんどんすさんでいってボロボロで、その時のヒース・レジャーが意外なほどかっこよく、セクシーで彼のファンならこれを見るだけでも価値ありだと思います。
個人的には「キレイだ」「美しい」と2人の男に絶賛されるケイト・ハドソンが全然キレイに思えなかった所も痛いです。
ハリーは何故軍隊を辞めたのか、スーダンに何をしにいったのか、アブーがそうまでしてハリーを助ける理由は、謎がいっぱいです。そして不可解ともいえるラストの2人。
そうですね、3回見るとだいぶ納得できる様になりました。
スーダンに行ってからのハリーはどんどんすさんでいってボロボロで、その時のヒース・レジャーが意外なほどかっこよく、セクシーで彼のファンならこれを見るだけでも価値ありだと思います。
個人的には「キレイだ」「美しい」と2人の男に絶賛されるケイト・ハドソンが全然キレイに思えなかった所も痛いです。
2012年7月7日に日本でレビュー済み
面白い。
昔のイギリス、しかも舞台は半ば以上スーダンということもあって、
日本でヒットするような感じの映画ではないし、実際ヒットしたと聞いた記憶もない。
が、映像なども凝った力のこもった作りだし、なかなかの掘り出し物だった。
19世後半、大英帝国絶頂期のイギリス、誰もが国のために戦うことを名誉と思っていた時代に、
最愛の人との結婚を控えた主人公のハリーは、
はからずもめぐってきたスーダン出兵を前に除隊を申請する。
元々軍人になることに消極的だった彼は、人生が変わってしまうことを恐れたのだった。
だがその決断は、将軍であった父を初め周囲には「恥」でしかなかった。
同じ連隊の4人の親友のうち3人から、臆病者の烙印として3枚の鳥の羽が送りつけられる。
さらに婚約者からの一枚が加わる。
映画の原題はThe Four Feathers、「4枚の羽」である。
深く傷ついたハリーは、この羽をお守りのように身につけ、
「臆病者」ではないことを証明すべく単身スーダンに渡る。
冒険映画のようにも楽しめるが、中心にあるのはなんといっても人間のドラマである。
基本は物語性重視で楽しめるための作品のようだから、それほど深い掘り下げがあるわけではないだろうが、
それでも娯楽性と心の問題を混ぜ合わせる手腕はなかなかのものだ。
挫折を乗り越えての己の価値の証明。
生き残るためのギリギリの戦い。
ハリーが姿を消したと知って自らを責める婚約者エスネの想い。
唯一ハリーに背を向けなかった親友ジャックとの間にはエスネをめぐる三角関係がある。
要するに、こんなときにどうしたらいいのかという人間のジレンマが次々に描きこまれ、
ハラハラの展開と混じり合って目が離せない。
軍とは別にスーダンに渡るというのはありえないような行動とも思えるが、
こういうときの行為というのはなかなか外からは説明できないものがあるだろうし、
映画として見る分にはそうかもしれないと許される範囲だろう。
舞台となるスーダンの「マフディの反乱」の背景には、今に至る西洋列強とイスラムの対立がある。
その辺にはあまり立ち入らないものの、スーダンの人々の気持ちは伝わってくるし、
戦争の悲惨、英国の驕りなどもバランスよく描かれていたと思う。
ハリーの力になるスーダン人の戦士アブーがやたらかっこいい。
さほど期待せずに見たものの、十二分に満足。
昔のイギリス、しかも舞台は半ば以上スーダンということもあって、
日本でヒットするような感じの映画ではないし、実際ヒットしたと聞いた記憶もない。
が、映像なども凝った力のこもった作りだし、なかなかの掘り出し物だった。
19世後半、大英帝国絶頂期のイギリス、誰もが国のために戦うことを名誉と思っていた時代に、
最愛の人との結婚を控えた主人公のハリーは、
はからずもめぐってきたスーダン出兵を前に除隊を申請する。
元々軍人になることに消極的だった彼は、人生が変わってしまうことを恐れたのだった。
だがその決断は、将軍であった父を初め周囲には「恥」でしかなかった。
同じ連隊の4人の親友のうち3人から、臆病者の烙印として3枚の鳥の羽が送りつけられる。
さらに婚約者からの一枚が加わる。
映画の原題はThe Four Feathers、「4枚の羽」である。
深く傷ついたハリーは、この羽をお守りのように身につけ、
「臆病者」ではないことを証明すべく単身スーダンに渡る。
冒険映画のようにも楽しめるが、中心にあるのはなんといっても人間のドラマである。
基本は物語性重視で楽しめるための作品のようだから、それほど深い掘り下げがあるわけではないだろうが、
それでも娯楽性と心の問題を混ぜ合わせる手腕はなかなかのものだ。
挫折を乗り越えての己の価値の証明。
生き残るためのギリギリの戦い。
ハリーが姿を消したと知って自らを責める婚約者エスネの想い。
唯一ハリーに背を向けなかった親友ジャックとの間にはエスネをめぐる三角関係がある。
要するに、こんなときにどうしたらいいのかという人間のジレンマが次々に描きこまれ、
ハラハラの展開と混じり合って目が離せない。
軍とは別にスーダンに渡るというのはありえないような行動とも思えるが、
こういうときの行為というのはなかなか外からは説明できないものがあるだろうし、
映画として見る分にはそうかもしれないと許される範囲だろう。
舞台となるスーダンの「マフディの反乱」の背景には、今に至る西洋列強とイスラムの対立がある。
その辺にはあまり立ち入らないものの、スーダンの人々の気持ちは伝わってくるし、
戦争の悲惨、英国の驕りなどもバランスよく描かれていたと思う。
ハリーの力になるスーダン人の戦士アブーがやたらかっこいい。
さほど期待せずに見たものの、十二分に満足。
2011年8月23日に日本でレビュー済み
英領インド出身のインテリ監督の撮った歴史ロマンス。妙に観念的な展開の唐突さに戸惑うけれども、とりあえず人物描写も丁寧で映像も綺麗。
物語は19世紀末の大英帝国の覇権主義に疑問を抱いている軍人の息子が、父と婚約者の期待を受けて入隊し好成績をあげ良き友にも巡り会ったものの、現地人を大統一した英雄が現れ風雲急を告げるスーダンに派遣を命じられて長年の疑問が爆発し除隊、父親からは「あんた誰?」と言われ友人・婚約者からは「臆病者」という意味の白い羽根を贈られて、名誉挽回のために単身でスーダンに渡り、現地の被差別民の男と運命的な出会いをして、彼に助けられつつ歴史的な敗北の直中にある英軍の友人たちを助け出し、祖国に帰って愛と友情を取り戻す、という話で、まあ物語は正直あんまり面白くない。
基本的にはある種の観光的な美しい風景の映像と、気合いの入った役者たちを眺める映画である。
監督の観念的な思い入れをとりあえず無視して、人物たちの関係に感情移入しつつ観るとなかなか楽しめるんじゃないかと思う。
物語は19世紀末の大英帝国の覇権主義に疑問を抱いている軍人の息子が、父と婚約者の期待を受けて入隊し好成績をあげ良き友にも巡り会ったものの、現地人を大統一した英雄が現れ風雲急を告げるスーダンに派遣を命じられて長年の疑問が爆発し除隊、父親からは「あんた誰?」と言われ友人・婚約者からは「臆病者」という意味の白い羽根を贈られて、名誉挽回のために単身でスーダンに渡り、現地の被差別民の男と運命的な出会いをして、彼に助けられつつ歴史的な敗北の直中にある英軍の友人たちを助け出し、祖国に帰って愛と友情を取り戻す、という話で、まあ物語は正直あんまり面白くない。
基本的にはある種の観光的な美しい風景の映像と、気合いの入った役者たちを眺める映画である。
監督の観念的な思い入れをとりあえず無視して、人物たちの関係に感情移入しつつ観るとなかなか楽しめるんじゃないかと思う。
他の国からのトップレビュー
Ocelot
5つ星のうち4.0
Un bon remake
2009年4月14日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Un bon remake de remake, de remake'
Ce film a été tourné moult fois eu égard à son scénario sans faille
Dommage que l'on ne trouve pas le DVD français de la version précédente : "Les quatre plumes blanches"
Ce film a été tourné moult fois eu égard à son scénario sans faille
Dommage que l'on ne trouve pas le DVD français de la version précédente : "Les quatre plumes blanches"
little Sparrow
5つ星のうち5.0
super Film mit einem herausragenden Heath Ledger
2008年9月25日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Ich muss gleich am Anfang anmerken, dass ich mir den Film nur im englischen Original angesehen habe, kann also zur deutschen Synchro nichts sagen. Im Original ist der Film klasse. Heath Ledgers raue Stimme und die hervorragend dargebotenen Gefühle sei es am Anfang das Zweifeln, ob ein Gehen in den Krieg sinnvoll ist als auch denn später die Veränderung, die mit Harry vor sich geht, sind einfach klasse. Es gibt da so einige Sellen, wo ich tatsächlich richtig mitgelitten habe, z.B. am Anfang als Harry noch einmal mit seinem Vater reden möchte undd dieser einfach nur sagt: "I don't know you." und somit ihn praktisch verleugnet. Auch der super gewählte Dialog zwischen Abou und Harry, als Harry Abou offenbart, dass er einen Freund aus dem Gefängnis holen will und Abou ihm noch sinngemäß hinterher ruft " You Englishmen walk too proud" und Harry zu Abou dann als er völlig fertig im Gefängnis ist sagt " I am not proud anymore." - sinngemäß. Auch als Harry zurückkommt und zu Ethne sagt " Do I look that bad" - einfach wunderbar. Auch die beiden Szenen mit seinem blinden Freund Jack sind sehr ergreifend. Toll war auch die Szene mit seinem Vater relativ am Schluss, als dieser einfach nur sagt " Welcome home Harry." Ich hab echt ein paar Mal Tränen in den Augen gehabt.
Ich kann nur sagen, ich bin absolut begeistert von diesem Film und werde ihn mir bestimmt bald noch einmal anschauen.
Ich kann nur sagen, ich bin absolut begeistert von diesem Film und werde ihn mir bestimmt bald noch einmal anschauen.
Weston Nickerson
5つ星のうち3.0
Good Movie
2024年4月26日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
I had to get this movie because I’m a die hard Heath Ledger fan. Overall it was a decent film, not the greatest but certainly not the worst. I’d say this film is worth the watch only for Heath Ledger
Holly Cravillion
5つ星のうち5.0
Four Feathers
2023年12月7日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Very good movie, I enjoyed it a great deal
C. Collins
5つ星のうち4.0
What is the price of commitment?
2006年9月20日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
This beautiful film is very complex, with a few flaws, but overall a good exploration of the concept of commitment.
Whereas the plot requires that the script be spun around the concept of cowardice, the four feather insult, and the lengthy redemption - there is an underlying and subtle theme of commitment that rings very true.
Commitment itself is a complex emotion since commitment to one person or idea may compete with commitment to other folks or ideas. This is the dilema that faces handsome Harry Haversham, played well by the ever changing chameleon Heath Ledger.
Harry has made a decision to join the army due to family commitments, specifically his father who is a general. He has made commitments to his buddies, his fellow soldiers. Thi is especially true for his commitment to his best friend, Jack Durrance (played beautifully by Wes Bentley). He has made commitments to his young fiance, Ethne Eustace, played by Kate Hudson. And he has commitments to himself, for he never wished to become a soldier and go to war. A British offensive in the Sudan is the catalyst for Harry to resign his commission as an officer in the army and leave the armed services.
Harry decides to honor the commitment to himself, imagining that his relationship with Ethne will not change. Yet she is deeply impacted and can not imagine their life together if they are social outcasts.
And so, by honoring his commitment to himself, Harry does not honor his commitment to Queen and country, to his father, to his fiance, and to his buddies. After the fellows become fully sunk in the wasp nest of the Sudan, Harry becomes greatly concerned at the report of the high number of deaths of British soldiers. He makes his way to the Sudan to save and protect his buddies and redeem himself in the eyes of others.
During this dramatic struggle Harry undergoes some of the trials and tribulations of the hero, many of which are explained in the writings of Joseph Campbell. For example, in many myths regarding heroes, the hero shows kindness to a lesser being and in turn is rewarded. Harry shows kindness to an African tribal princess who spares his life when her tribesman kills the camel train leader.
The struggles intensify as Harry becomes an observant pawn in a strategic struggle between Sudanese Islamic insurgents and British imperial troops.
At this point he meets Abu Fatma, played exceptionally well by Djimon Hounsou. Djimon is an absolute mountain of muscle, a giant imposing character. Here the film becomes Jungian for in many ways Abu is Harry's shadow, the confrontation with the dark side of the self which brings about a stronger integrated personality. In classic Jungian theory, the Shadow is at first feared,and then becomes a guide into deeper feelings, and finally is integrated into the personality resulting in a stronger character with greater insight and compassion. This is exactly what happens in this partnership between Harry and Abu.
In the end, Harry undertakes feats of incredible bravery and daring. He redeems himself in the eyes of those who saw him as a coward. He does this not only through brave acts but by integration of competing forces within his personality. Harry emerges a far more centered man after his encounter in the desert with his shadow.
There are other well developed sub-themes such as Jack Durrance's heroism and sacrifice first of his eyes and then of his relationship with Ethne.
The film ends with a fine speech by Jack Durrance about commitment to an abstract Queen and country as compared to commitment to the flesh and blood concrete reality of those comrades with whom we have bonded. And thus this parable tells us that our first commitment is to self, and then to those we love, but there is sometimes a steep price to pay for our commitments.
The grand sweeping palaces of England and the desolate prisons hidden in African deserts offer vastly different views of the world of the British Empire. The film takes us on a grand journey of the eyes and of the character.
Whereas the plot requires that the script be spun around the concept of cowardice, the four feather insult, and the lengthy redemption - there is an underlying and subtle theme of commitment that rings very true.
Commitment itself is a complex emotion since commitment to one person or idea may compete with commitment to other folks or ideas. This is the dilema that faces handsome Harry Haversham, played well by the ever changing chameleon Heath Ledger.
Harry has made a decision to join the army due to family commitments, specifically his father who is a general. He has made commitments to his buddies, his fellow soldiers. Thi is especially true for his commitment to his best friend, Jack Durrance (played beautifully by Wes Bentley). He has made commitments to his young fiance, Ethne Eustace, played by Kate Hudson. And he has commitments to himself, for he never wished to become a soldier and go to war. A British offensive in the Sudan is the catalyst for Harry to resign his commission as an officer in the army and leave the armed services.
Harry decides to honor the commitment to himself, imagining that his relationship with Ethne will not change. Yet she is deeply impacted and can not imagine their life together if they are social outcasts.
And so, by honoring his commitment to himself, Harry does not honor his commitment to Queen and country, to his father, to his fiance, and to his buddies. After the fellows become fully sunk in the wasp nest of the Sudan, Harry becomes greatly concerned at the report of the high number of deaths of British soldiers. He makes his way to the Sudan to save and protect his buddies and redeem himself in the eyes of others.
During this dramatic struggle Harry undergoes some of the trials and tribulations of the hero, many of which are explained in the writings of Joseph Campbell. For example, in many myths regarding heroes, the hero shows kindness to a lesser being and in turn is rewarded. Harry shows kindness to an African tribal princess who spares his life when her tribesman kills the camel train leader.
The struggles intensify as Harry becomes an observant pawn in a strategic struggle between Sudanese Islamic insurgents and British imperial troops.
At this point he meets Abu Fatma, played exceptionally well by Djimon Hounsou. Djimon is an absolute mountain of muscle, a giant imposing character. Here the film becomes Jungian for in many ways Abu is Harry's shadow, the confrontation with the dark side of the self which brings about a stronger integrated personality. In classic Jungian theory, the Shadow is at first feared,and then becomes a guide into deeper feelings, and finally is integrated into the personality resulting in a stronger character with greater insight and compassion. This is exactly what happens in this partnership between Harry and Abu.
In the end, Harry undertakes feats of incredible bravery and daring. He redeems himself in the eyes of those who saw him as a coward. He does this not only through brave acts but by integration of competing forces within his personality. Harry emerges a far more centered man after his encounter in the desert with his shadow.
There are other well developed sub-themes such as Jack Durrance's heroism and sacrifice first of his eyes and then of his relationship with Ethne.
The film ends with a fine speech by Jack Durrance about commitment to an abstract Queen and country as compared to commitment to the flesh and blood concrete reality of those comrades with whom we have bonded. And thus this parable tells us that our first commitment is to self, and then to those we love, but there is sometimes a steep price to pay for our commitments.
The grand sweeping palaces of England and the desolate prisons hidden in African deserts offer vastly different views of the world of the British Empire. The film takes us on a grand journey of the eyes and of the character.