原作からの短編4本と今回はじめてのオリジナルが1本。
同梱されている作者からのメモからも「自分の知らない5の2」ということで期待しておられるようですが……
オリジナルエピソード「オサソイ」はチカがリョータを1人家に呼んだ上に「今日は親が帰ってこない」とか、唇寄せてきたとか、リョータに馬乗りになってきたなど、エロを強調するシーンが直接的過ぎるのと妄想や夢が混入しすぎていて、やっぱり原作とは一線を画したデキになっていました。
あのキャラたちに対してあーいうのにはまだ早い。
これが「今日の6の2」だったらよかったのかもしれないけれど、これは「今日の5の2」なのであって……
確かにチカとリョータにフラグが立ってるのは誰の目にも明らかなんですが、本人たちは決してそういう妄想を前提にして行動はしないわけで(OPのチカがスカートなのに自分からリョータに飛びついて肩車するのが象徴的)
だからバレバレの妄想とかは仮にしたとしてもわざわざ見せなくていいと思います。
その点で何気ない話の中で見せる無防備な部分を描写した原作分はしっかり反映できていたので、3学期も期待して待ちます。