【ノーマルモード】
ボンバーマンはストーリーがあってないようなものなので、いつも通り惑星を取り戻す感じです(笑)
アイテムを取っただけではキャラに反映されず、自分で使用するアイテム選ぶことができ、使わないアシテムはそのままストックしておくことができる。その部分に関して少々癖のある操作ですが、敵にやられたあと復活してもアイテムのストックがあるというのは心強く、面白いシステムです。
【バトルモード】
この点に関してはボンバーマン史上最高のバランスの良さだと感じております!!!
GBA『ボンバーマンストーリー』のバトルモードや、DSのボンバーマンなど、携帯ゲーム機でも多々発売されているボンバーマンシリーズ。雰囲気だけであればGBA版もDS版もドット絵でスーファミの1〜5の正当進化のようでしたが、これらは挙動が少し安定していないよう感じておりました。DS版は2画面を使った広いステージなど意欲的な部分もありますが、良くも悪くもスーファミ版が一種の完成形でスタンダードになってしまい、そこのバランスの良さを崩したうえでの蛇足のようになっていました。また、GBAとDSは操作からの僅かなラグというか、ズレのようなものに違和感を感じていました。
それに比べ、本作はとても動きが安定しています。
3Dで描かれているため、最初はビジュアル的な部分で不安を感じましたが、実は近年のバトルモードの中で一番核心をついた進化のように感じられました。初手からの歩き出しの気持ち良さ、爆風と自キャラの間隔の読みやすさ、アイテムの視認性の高さ。スーファミ版で完成を迎えたバトルゲームを3D時代に正当進化させたのが本作ではないでしょうか!!
私は過去にPS版ボンバーマンの斜めアングルに違和感を感じボンバーマンから引退しました。しかしながら身体がボンバーマンを求めてしまい、自分を偽ることに疲れ、PS3から本格的にボンバーマンに復帰しました。
そこから、様々なプラットフォームでボンバーマンをやり続け、妻から笑われながらも全国ランク数位内にも入りました。ただ、いろいろなプラットフォームで遊んでも、結局SFC版を求めてしまう自分がいました。
そんな私のSFC呪縛から解き放ってくれたのが、このPSP版です!!
携帯ゲーム機において最高のボンバーマンです!!!
平成に生まれた本作は、2019年令和においてもいまだ最高のボンバーマンです!!
可能であればこの系統のボンバーマンをまた生み出してほしい。
【追記】
衝動を抑えられずSwitchのスーパーボンバーマンRも買いましたが、純粋にボンバーマンとしてはこれが一番でこちらに戻ってしまいます(笑)