「アンダースロー・ブルース」「Diver’s Music」「Mirror&Mouthpiece」「大久保由希」の中でも、やっぱり、「アンダースロー・ブルース」が一番好きだな。
何故だか、考えてみると、最初に聴いて、新鮮であったことと、「そののちきらめく東京タワ~~♪」の「東京タワー」と「星降る~夜に~♪」の「星降る夜」の忘れられないサビと大久保が作った名曲のインパクトなんだと思う。そしてこのアルバムのユニークさや完成度なのかもしれない。「星降る夜」のバックの管楽器もなんかいい味を出している。
なんといってもこのアルバムの魅力は大久保が弾くエレキ・ギターと彼女の歌い方と独特の(ボブ・ディランを思わせるような)声質だと思う。
アンダースロー・ブルースとはCDジャケットから想像すると、草野球のイメージが浮かぶし、彼女のブルースはオーバーやサイドでなくアンダースローなのかと思う。草野球も含めて、そういうイメージのアルバムであると思う。
エレキギター(アコギも弾く)を弾きながら歌う大久保のライブを聴いていて、よくないことなのかもしれないけど、「ブルースといってもクラプトンじゃないし、シェリル・クロウでもないし、何かボブ・ディランの雰囲気があるんだよなぁ。」と思いを巡らしたりしたことがあった。
セルフィッシュな思いだけど、アンコールでも、アフターセッションでも、大久保が歌うボブ・ディランを1度聴きたいなぁと思っていた。シングルでもいいから、ボブ・ディランのカバーCDも出してくれないかなと思う。そういうのって、著作権等で面倒なのかな?
r.(^^)/ レムスイム(今気づいたことだが、彼女はおそらく、このころレム睡眠で頑張っていたのだろう)の「アンダースロー・ブルース」はお薦めです。ぜひ、聴いてみて下さい! 勿論、他のアルバムもgoodです!