「えほんであそぼう」というタイトルですが、実際はさほど「あそべない」です。
例えば、ももたろうの最初のページでは、"家タッチ→戸が開閉する"、"おじいさんタッチ→その場で足踏み"という紙の仕掛け絵本と同程度の仕掛けですし、パズルは各物語1種で、物語と全く関係のない電子ピアノなど。これらを楽しく感じ遊べるのは確かに2〜3歳が上限でしょう。桃太郎の歌詞付きカラオケ童謡歌程度は入ってるかと思ったら、ありませんでした。
物語を全て英語朗読する機能は、誰のために搭載されているのか理解できません。
子供のためには、「桃タッチ→peach、猿タッチ→monkey」という発音やリアクションを見られる作りのほうが、素直で実用的だったのはないでしょうか。 または、英文朗読など搭載せずに、1本に6話収録か、価格を1500円程度に下げてくれればと思いました。
次回からの続編シリーズは、"こどものための"という記載通り、余分な機能は搭載せずに、こどもが十二分に満足して遊び楽しめる製品にして欲しいです。