彼の功績を知らないと、何の変哲もないバンドマンの生涯をなぞるだけの作品。かく言う私も予備知識はあったが、この作品でじっくりと再確認する目的で購入した。
そして、理解した。彼のMusicianとしての魅力は、
①いわゆる「ハイロンサム」声
②ストーリーテラー的なメロディ作曲能力
この2つを持ちながら、カントリー&ロックを融合させた…。なので、ベビーブーマー以後のAmerican Peaplesの琴線に触れる世界が出来たのだろう。
ただ、この時代の誰でもが間違えそうになった世界に、彼は躊躇なく突っ込んでいった。そんな彼の生き方にシンパシーを憶える一部の人々が、死後のドタバタ劇を拡げた…。
ありきたりな感想だが、この時代に既に「Hotel California 」はなかったんだ。