本作は2005年製作、2006年日本公開のSF映画である。監督は約1年前の2022年3月に
永眠された青山真治氏だ。SF作品と云っても近未来物で正体不明のウイルスが蔓延し、
人々が死の恐怖に怯えていると云う世界感である。近未来だが2005年製作なので作中の
設定では2015年と云う事になっていて2023年の今現在から見ればとっくに過ぎているの
だが、実際に数年前から謎のウイルス=コロナが世界中に蔓延している状況なので洒落に
ならない。フィクションが現実になっているような状態だ。劇中では女性が自ら命を絶つ
場面が有るが、実際に某大陸国内では報道はされなくてもネットで幾らでもそんな情報や
動画がアップされている。青山監督の作品らしく、お馴染みのキャストが揃っているが、
1960年代から日本SF界で活躍している作家の筒井康隆氏がハナ=(宮あおい)の祖父役
で出演していた。勿論、ドラマや映画(「時をかける少女」や「七瀬ふたたび」その他)に
出演している事は知っていたが、青山監督作品に出ているとは思わなかった。青山作品の
「サッド ヴァケイション」にも出演していた川津祐介さんだが本作ではミヤザワと云う
役で出番は少しだが、監督が亡くなる一月前に亡くなってしまった。二十歳の宮﨑あおい
ちゃんが可愛い。2006年だけで公開された彼女の映画は本作を含め6作品もあるのだ。
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エリ・エリ・レマ・サバクタニ 通常版 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 浅野忠信, 筒井康隆, 青山真治, 宮崎あおい, 中原昌也 |
稼働時間 | 1 時間 47 分 |
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登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988021126045
- 監督 : 青山真治
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 47 分
- 発売日 : 2006/7/26
- 出演 : 浅野忠信, 宮崎あおい, 中原昌也, 筒井康隆
- 販売元 : バップ
- ASIN : B000FQWH14
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 50,030位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 94位日本のファンタジー映画
- - 149位日本のSF映画
- - 2,523位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
4 星
DVD 「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」
本作は2005年製作、2006年日本公開のSF映画である。監督は約1年前の2022年3月に永眠された青山真治氏だ。SF作品と云っても近未来物で正体不明のウイルスが蔓延し、人々が死の恐怖に怯えていると云う世界感である。近未来だが2005年製作なので作中の設定では2015年と云う事になっていて2023年の今現在から見ればとっくに過ぎているのだが、実際に数年前から謎のウイルス=コロナが世界中に蔓延している状況なので洒落にならない。フィクションが現実になっているような状態だ。劇中では女性が自ら命を絶つ場面が有るが、実際に某大陸国内では報道はされなくてもネットで幾らでもそんな情報や動画がアップされている。青山監督の作品らしく、お馴染みのキャストが揃っているが、1960年代から日本SF界で活躍している作家の筒井康隆氏がハナ=(宮あおい)の祖父役で出演していた。勿論、ドラマや映画(「時をかける少女」や「七瀬ふたたび」その他)に出演している事は知っていたが、青山監督作品に出ているとは思わなかった。青山作品の「サッド ヴァケイション」にも出演していた川津祐介さんだが本作ではミヤザワと云う役で出番は少しだが、監督が亡くなる一月前に亡くなってしまった。二十歳の宮﨑あおいちゃんが可愛い。2006年だけで公開された彼女の映画は本作を含め6作品もあるのだ。
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2023年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作は2005年製作、2006年日本公開のSF映画である。監督は約1年前の2022年3月に
永眠された青山真治氏だ。SF作品と云っても近未来物で正体不明のウイルスが蔓延し、
人々が死の恐怖に怯えていると云う世界感である。近未来だが2005年製作なので作中の
設定では2015年と云う事になっていて2023年の今現在から見ればとっくに過ぎているの
だが、実際に数年前から謎のウイルス=コロナが世界中に蔓延している状況なので洒落に
ならない。フィクションが現実になっているような状態だ。劇中では女性が自ら命を絶つ
場面が有るが、実際に某大陸国内では報道はされなくてもネットで幾らでもそんな情報や
動画がアップされている。青山監督の作品らしく、お馴染みのキャストが揃っているが、
1960年代から日本SF界で活躍している作家の筒井康隆氏がハナ=(宮あおい)の祖父役
で出演していた。勿論、ドラマや映画(「時をかける少女」や「七瀬ふたたび」その他)に
出演している事は知っていたが、青山監督作品に出ているとは思わなかった。青山作品の
「サッド ヴァケイション」にも出演していた川津祐介さんだが本作ではミヤザワと云う
役で出番は少しだが、監督が亡くなる一月前に亡くなってしまった。二十歳の宮﨑あおい
ちゃんが可愛い。2006年だけで公開された彼女の映画は本作を含め6作品もあるのだ。
永眠された青山真治氏だ。SF作品と云っても近未来物で正体不明のウイルスが蔓延し、
人々が死の恐怖に怯えていると云う世界感である。近未来だが2005年製作なので作中の
設定では2015年と云う事になっていて2023年の今現在から見ればとっくに過ぎているの
だが、実際に数年前から謎のウイルス=コロナが世界中に蔓延している状況なので洒落に
ならない。フィクションが現実になっているような状態だ。劇中では女性が自ら命を絶つ
場面が有るが、実際に某大陸国内では報道はされなくてもネットで幾らでもそんな情報や
動画がアップされている。青山監督の作品らしく、お馴染みのキャストが揃っているが、
1960年代から日本SF界で活躍している作家の筒井康隆氏がハナ=(宮あおい)の祖父役
で出演していた。勿論、ドラマや映画(「時をかける少女」や「七瀬ふたたび」その他)に
出演している事は知っていたが、青山監督作品に出ているとは思わなかった。青山作品の
「サッド ヴァケイション」にも出演していた川津祐介さんだが本作ではミヤザワと云う
役で出番は少しだが、監督が亡くなる一月前に亡くなってしまった。二十歳の宮﨑あおい
ちゃんが可愛い。2006年だけで公開された彼女の映画は本作を含め6作品もあるのだ。
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2006年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
浅野忠信が広い草原で
ギターを弾く姿がずっと気になっていて
やっと見られました。
死んでしまう、という
喪失感や絶望感、
がやや突き放し気味で、最初は戸惑いました。
…泣きを誘うような映画みたいにならなくて良かったとは思うのですが…
ただ、自然の中のもの(野菜であったり貝殻だったり)の音が含まれたノイズとともに演奏した“音”が、
生への希望、
というストーリーと、
音と映像の清冽な流れが綺麗。
写真家森山大道の写真の新宿が美しいのと同じに
爆音に包まれた宮崎あおいや風景は美しいです。
気合い入れて見る映画では無いかも…
わたしは好きです。
また何度も見ます。
ラスト付近、
骨のまえで、
浅野忠信が笑うシーンがとても良かったです。
ギターを弾く姿がずっと気になっていて
やっと見られました。
死んでしまう、という
喪失感や絶望感、
がやや突き放し気味で、最初は戸惑いました。
…泣きを誘うような映画みたいにならなくて良かったとは思うのですが…
ただ、自然の中のもの(野菜であったり貝殻だったり)の音が含まれたノイズとともに演奏した“音”が、
生への希望、
というストーリーと、
音と映像の清冽な流れが綺麗。
写真家森山大道の写真の新宿が美しいのと同じに
爆音に包まれた宮崎あおいや風景は美しいです。
気合い入れて見る映画では無いかも…
わたしは好きです。
また何度も見ます。
ラスト付近、
骨のまえで、
浅野忠信が笑うシーンがとても良かったです。
2014年6月12日に日本でレビュー済み
あ、以上です。
あ、以上です。
あ、以上です。
あ、以上です。
あ、以上です。
あ、以上です。
あ、以上です。
あ、以上です。
あ、以上です。
2011年3月31日に日本でレビュー済み
映像は美しかった。が、如何せん演技が残念すぎて、早々にしらけてしまった。
中原昌也の「音楽をエサにするんだ云々」のセリフで、もうガクッとなった。
筒井康隆も、もっと思わせ振りに、風格を出した演技をしてほしかった。安っぽい演技だった。
演技のせいであまりストーリーに入りこめず、時間のムダだったという印象だけが残った。
配役って大事ですね。
物語の核となる音楽にも、もう少しメリハリが欲しかった。
ああいう風に執拗に描写されると、ただの自己満足のアイデアの押し付けに見える。
映像の美しさに★を付けてこの評価。
中原昌也の「音楽をエサにするんだ云々」のセリフで、もうガクッとなった。
筒井康隆も、もっと思わせ振りに、風格を出した演技をしてほしかった。安っぽい演技だった。
演技のせいであまりストーリーに入りこめず、時間のムダだったという印象だけが残った。
配役って大事ですね。
物語の核となる音楽にも、もう少しメリハリが欲しかった。
ああいう風に執拗に描写されると、ただの自己満足のアイデアの押し付けに見える。
映像の美しさに★を付けてこの評価。
2012年6月6日に日本でレビュー済み
青山っていったっけ、監督?才能ない。おぞましいマスターベーション作。もう何も作るなよ。★0個にしたい。
2006年11月8日に日本でレビュー済み
今までに観た事もない作品。
音楽性が高く、発想に溢れている。
ストーリーが単調なので飽きやすい方には不向きかも。
浅野忠信、宮崎あおいの演技は自然でイイ。
残念なのは中原昌也。
彼の演技力には正直、残念の一言。
あとは音量に注意。
夜に観ると近所迷惑になるかもしれません。
音楽性が高く、発想に溢れている。
ストーリーが単調なので飽きやすい方には不向きかも。
浅野忠信、宮崎あおいの演技は自然でイイ。
残念なのは中原昌也。
彼の演技力には正直、残念の一言。
あとは音量に注意。
夜に観ると近所迷惑になるかもしれません。
2006年10月11日に日本でレビュー済み
第58回カンヌ映画祭"ある視点"部門へ招待されたというのは監督の思惑通りでなかろうか
個人的になんか正式に評価するに値しないというか
しずらいというか
いい意味で別格だけど悪い意味で例外というかなんか微妙
それが感想
やっぱし豪華な人つかってるんだから
こんな隔離とか感染とか原因不明系のドラゴンヘッドよりな作風は凝ったことしなきゃ絶対安っぽくなりますから
空間作ったら駄目・・
展開で一気に叩き込まないと見てて冷める・・
自殺病、ノイズとテーマ最高
自殺したくて自殺したのか自殺病で自殺してしまったのか分からない
ただ分かるのは死にたかったか生きたかったか
個人的になんか正式に評価するに値しないというか
しずらいというか
いい意味で別格だけど悪い意味で例外というかなんか微妙
それが感想
やっぱし豪華な人つかってるんだから
こんな隔離とか感染とか原因不明系のドラゴンヘッドよりな作風は凝ったことしなきゃ絶対安っぽくなりますから
空間作ったら駄目・・
展開で一気に叩き込まないと見てて冷める・・
自殺病、ノイズとテーマ最高
自殺したくて自殺したのか自殺病で自殺してしまったのか分からない
ただ分かるのは死にたかったか生きたかったか
2006年8月2日に日本でレビュー済み
オープニングから「かっこいい」という印象が続き、ビクトル・エリセの映画を思い出すような画面構成、固定カメラ、引きのアングル、そして音楽や役者オーラなど、一流映画としての貫禄を感じた。
けれど、だからこそ内容はつまらないと思った。これだけお膳立てがそろっているのに着眼点がイマイチだ。青山真治はどうしてこのような空振りを続けるのだろう。本人はかなり成功していると思っているのだろうか。けれど興行を無視しては単なる自主制作映画と変わらない。
レミング病だとかの設定も、チープな近未来SF映画のようだ。チープなりに救いのない深刻さがあればまだメリハリがあるのだけど、そのような切迫感もない。ノイズについても、音と画の構成上必要な組み合わせであって、単なる材料以上に必然性を感じない。
もちろんストーリーへ左右されない、そのような割り切りのよさが「かっこいい」出来上がりに貢献しているんだと思う。結果としてとても斬新な映画になっている。でもやはりプロモーション・ビデオのような軽いものでしかない。
やはり何か、腑に落ちないもどかしさや、胸を突かれるほどの鋭利な感覚や、かけがえのない対象を追いかけるような切迫感や。何でもいい、もっと心を動かされる映画を作って欲しい。ユリイカにはまだあったように思う。
けれど、だからこそ内容はつまらないと思った。これだけお膳立てがそろっているのに着眼点がイマイチだ。青山真治はどうしてこのような空振りを続けるのだろう。本人はかなり成功していると思っているのだろうか。けれど興行を無視しては単なる自主制作映画と変わらない。
レミング病だとかの設定も、チープな近未来SF映画のようだ。チープなりに救いのない深刻さがあればまだメリハリがあるのだけど、そのような切迫感もない。ノイズについても、音と画の構成上必要な組み合わせであって、単なる材料以上に必然性を感じない。
もちろんストーリーへ左右されない、そのような割り切りのよさが「かっこいい」出来上がりに貢献しているんだと思う。結果としてとても斬新な映画になっている。でもやはりプロモーション・ビデオのような軽いものでしかない。
やはり何か、腑に落ちないもどかしさや、胸を突かれるほどの鋭利な感覚や、かけがえのない対象を追いかけるような切迫感や。何でもいい、もっと心を動かされる映画を作って欲しい。ユリイカにはまだあったように思う。