「調子のいい男」で一世を風靡した植木等が木下藤吉郎を演ずる喜劇・時代劇である。藤吉郎の有名なエピソードを散りばめ、かつ創作も交えた物語になっている。時代としては日吉丸の頃から桶狭間の戦いや墨俣城の築城までを描いている。
ともかく植木のキャラクターが明るく、超ポジィテブナので、見ていて気分爽快になるのは間違いない。
合戦シーンなども現代のようなCGではないので、実戦を模して撮影している。その意味ではかなり大掛かりな作品だ。こう言っては何だが、喜劇によくもこれだけの予算をつぎ込んだものだと感心する。
脇役陣で特筆すべきは、藤吉郎の妻ねね役を浜美枝が演じていることだ。顔立ちが西洋風なので、いささか違和感はあるものの、その魅力は圧倒的だ。
あと、信長役を演じるハナ肇、家康役の谷啓、蜂須賀小六役の東野英治郎も面白い。
ともかく気軽に見られて、かつ安心して見ていられる。これは掘り出し物だった。
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ホラ吹き太閤記 [DVD]
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フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | ハナ肇, 浜美枝, 植木等, 藤山陽子, 笠原良三, 谷啓, 古澤憲吾, 草笛光子 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 38 分 |
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登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988104034960
- 監督 : 古澤憲吾
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 38 分
- 発売日 : 2006/9/22
- 出演 : 植木等, ハナ肇, 谷啓, 浜美枝, 藤山陽子
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Mono)
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B000G03SBW
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 67,504位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年4月23日に日本でレビュー済み
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植木等の躍動感ありユーモラス有りのいわゆるクレージーキャッツ系映画である。この後の植木等秀吉が太閤になるまでの出世物語を見てみたがった。本格時代劇でわなく肩ひじ張らなくていい意味で気楽に見られて面白い映画だ。口調もあえて現代風にしてそして爽やかで明朗な作品まさに名作。
2022年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の植木等の東宝映画シリーズの内容は、あり得ない話だが、この映画では、史実(と信じられている話)に即しており、最後まで見られた。植木等やハナ肇が実際に馬に乗る場面が何回もでてくるが、この映画のために特訓したのだろうか。
2007年6月7日に日本でレビュー済み
タイトルからおわかりの通り、当時、「無責任男シリーズ」で人気絶頂だった植木 等翁が木下藤吉郎・・・、後の豊臣秀吉の出世物語を演じたものだったのですが、いやあ、何度見てもいいですね。
(ちなみに、妻、ねね役は、日本が誇るボンドガール、浜 美枝でした。でも、私的には若林映子さんの方が好きでしたけどね(笑)。)
太閤記の中で有名なエピソードと言えば、織田信長の草履取りとしてスタートした木下藤吉郎が、真冬に信長の草履を抱いて温める・・・というシーンがありますよね。
太閤記では、ここで、信長から褒められるのですが、この映画では、ハナ肇演ずる織田信長から、「ごますり者めが!虫唾が走るわ!」と一喝され、翌日から、草履取りよりさらに格下の馬屋番に左遷されるのですが、植木藤吉郎は、「めげない」んですね。
普通なら、落ち込んだり、投げやりになったりするものでしょうが、とにかく、めげない・・・。
軽〜いノリで、「いやぁ、結構結構」などと言いながら、馬屋に赴任する。
まあ、ここまではないにしても、実際の秀吉という人も、結構、これに近いような、気にしない人だったんじゃないですか(笑)。
でも、人間って、妙なもので、普通、こういうのを見ると、「こんなやつが羨ましいよ」とか、「俺がこんなに苦労しているのに!」とか、「ふざけやがって!」なんて、とかく、ネガティブに考えそうな気がするのですが、この映画に限っては、「こんなにうまく行けば苦労はないよ」とわかっているにもかかわらず、見終わった後、「よーし、俺も一丁、行ってみようかぁ!」と何の根拠もないファイトが湧いてくるという不思議な作品です。
(ちなみに、妻、ねね役は、日本が誇るボンドガール、浜 美枝でした。でも、私的には若林映子さんの方が好きでしたけどね(笑)。)
太閤記の中で有名なエピソードと言えば、織田信長の草履取りとしてスタートした木下藤吉郎が、真冬に信長の草履を抱いて温める・・・というシーンがありますよね。
太閤記では、ここで、信長から褒められるのですが、この映画では、ハナ肇演ずる織田信長から、「ごますり者めが!虫唾が走るわ!」と一喝され、翌日から、草履取りよりさらに格下の馬屋番に左遷されるのですが、植木藤吉郎は、「めげない」んですね。
普通なら、落ち込んだり、投げやりになったりするものでしょうが、とにかく、めげない・・・。
軽〜いノリで、「いやぁ、結構結構」などと言いながら、馬屋に赴任する。
まあ、ここまではないにしても、実際の秀吉という人も、結構、これに近いような、気にしない人だったんじゃないですか(笑)。
でも、人間って、妙なもので、普通、こういうのを見ると、「こんなやつが羨ましいよ」とか、「俺がこんなに苦労しているのに!」とか、「ふざけやがって!」なんて、とかく、ネガティブに考えそうな気がするのですが、この映画に限っては、「こんなにうまく行けば苦労はないよ」とわかっているにもかかわらず、見終わった後、「よーし、俺も一丁、行ってみようかぁ!」と何の根拠もないファイトが湧いてくるという不思議な作品です。
2022年6月21日に日本でレビュー済み
ストーリーはほぼみんな知ってる太閤記。でもこれがちゃんと時代劇版「日本一シリーズ」とでも呼ぶべき映画になっている。それは、古澤・植木のコンビの手になるからか?いいえ。有言実行、いつの間にか偉い人に気に入られる。その生き様は紛れもなく「ホラ吹き男」「ゴマスリ男」。そうか、「日本一~」の原点は豊臣秀吉にあったのか。
この映画を語る上でどうしても忘れられない場面が一つ。「殿様、懐で温めておりました」とケツの下に敷いていた草履を差し出す植木藤吉郎。すると、「そんな生暖かい草履など虫唾が走るわ!」と一喝し、雪の中を裸足で駆けて行く(どこへ行くんだ?)ハナ信長…。
すみません。これ、先行するレビュアーの方が既に取り上げていらっしゃるんですが、どうしても我慢できなくて繰り返させてもらいました。そのくらい、何度見ても面白い、思い出す程に味わい深い場面です。(日本語の「まごころ」という言葉の嘘くささを教えてくれたのもこの場面です。やっぱ、この言葉は、お歳暮のロースハムを届けに来た別所哲也以外使っちゃ駄目でしょ。)
本当言うとこの手の皮肉に満ちた場面があと二つ三つあれば、もっと突出した作品になっていたんでしょうが…。冒頭書いたようにわりと普通の太閤記。恐らくパロディよりも痛快娯楽作を作るのが目的だったんでしょうね。でも、クレージー、とりわけ古澤憲吾の演出が好きなら絶対欠かせない作品だと思います。おすすめ。
この映画を語る上でどうしても忘れられない場面が一つ。「殿様、懐で温めておりました」とケツの下に敷いていた草履を差し出す植木藤吉郎。すると、「そんな生暖かい草履など虫唾が走るわ!」と一喝し、雪の中を裸足で駆けて行く(どこへ行くんだ?)ハナ信長…。
すみません。これ、先行するレビュアーの方が既に取り上げていらっしゃるんですが、どうしても我慢できなくて繰り返させてもらいました。そのくらい、何度見ても面白い、思い出す程に味わい深い場面です。(日本語の「まごころ」という言葉の嘘くささを教えてくれたのもこの場面です。やっぱ、この言葉は、お歳暮のロースハムを届けに来た別所哲也以外使っちゃ駄目でしょ。)
本当言うとこの手の皮肉に満ちた場面があと二つ三つあれば、もっと突出した作品になっていたんでしょうが…。冒頭書いたようにわりと普通の太閤記。恐らくパロディよりも痛快娯楽作を作るのが目的だったんでしょうね。でも、クレージー、とりわけ古澤憲吾の演出が好きなら絶対欠かせない作品だと思います。おすすめ。