17話は前後のストーリーと完全に断絶したものになっています。サヤに似ている女性が出てきて、異世界に迷い込んだような印象を受けますが、それらの謎は全く明らかにされないまま終わります。非常に不快感を覚える内容でした。
18話は会話中心の展開でした。一度はバラバラになった掃除屋同盟が最後には結束を硬くする、というものですが、描写は単純なものでした。クロノスと掃除屋の違いを延々と語っておきながら、いざ戦いとなると結局みんな良い人だという結論になっているからです。シャオリーがトレインを説得するというのも、今まで何回も行われているパターンであり、冗長に感じます。リバーも強いのか弱いのかよく分からないキャラになっています。助けを求める女の子も話の展開上いらなかったです。それと各キャラの攻撃パターンが固定化してきた結果、戦闘シーンも段々と陳腐になってきた感がします。
シリーズ全巻を通して改めて思いますが、2話だけで6300円は高すぎると思います。そんなにマイナーな作品でもないし、それほど付加価値がある内容とも思えないのですが。