テレンス・マリック監督の名作。
アメリカ建国神話以前、イギリス王の入植者がヴァージニア州ジェームスタウンに植民地を建設した史実を描いた映画である。
白人の入植者とネイティブインディアンとの争い、スミスとポカホンタスとの愛なども描かれているが、主役はあくまでも当時のアメリカの自然、インディアンの人々の素朴で平和な暮らし、それを破壊していった入植者に対するマリック監督の思い入れではないか。
コリン・ファレルは監督の意向を汲み取り、自然に映像の中に溶け込んでいる。もっと高く評価されて良い俳優である。
この映画は評価が分かれているが、映像も美しく、素晴らしい抒情詩のような作品だと思う。
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ニュー・ワールド コレクターズ・エディション [DVD]
¥5,330 ¥5,330 税込
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フォーマット | 色, ドルビー, DTS Stereo, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | コリン・ファレル, オーガスト・ジェレンバーグ, テレンス・マリック, デヴィッド・シューリス, クリスチャン・ベール, ウェス・ステューデイ, クオリンカ・キルヒャー, クリストファー・プラマー |
言語 | 日本語, 英語 |
稼働時間 | 2 時間 16 分 |
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商品の説明
Amazonより
『天国の日々』から『シン・レッド・ライン』までが20年。その後、本作までが7年と、寡作である分、一作一作に渾身の思いが見てとれるテレンス・マリック監督。この『ニュー・ワールド』も、映像への生半可ではない野心が伝わる作品だ。17世紀初頭のアメリカ大陸を再現した風景がすばらしい。実際にアメリカ東海岸に残る原風景を探してロケしただけあって、たちまち過去へトリップさせる説得力がある。さらにネイティブ・アメリカン、入植者であるイギリス人、それぞれの言語や外見、生活様式など、この時代を扱った過去の映画とは比べようにならないほど歴史に忠実だ。
そして、これは正統派のラブストーリーでもある。敵対する関係にある男女が愛を育み、女が相手を失ったかと思ったときに、別の男が現れる。『ロミオとジュリエット』に『ひまわり』を合わせたような古典的な展開は、多くの人の胸を打つはずだ。とくに後から加わった男の献身的な愛情は切なすぎる。コリン・ファレルの野性的な魅力に対し、本作のヒロインに大抜擢されたクオリアンカ・キルヒャーのみずみずしい演技が必見。要所に挟まれた美しい自然の風景が、それぞれの人物の心象を表すのも、マリック監督らしい演出だ。ヒロインの名から分かるように、ディズニーアニメの『ポカホンタス』は同じ伝説が原作である。(斉藤博昭)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語, 英語
- 梱包サイズ : 19.2 x 13.8 x 1.8 cm; 158.76 g
- EAN : 4988013182745
- 監督 : テレンス・マリック
- メディア形式 : 色, ドルビー, DTS Stereo, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 16 分
- 発売日 : 2006/9/28
- 出演 : コリン・ファレル, クリスチャン・ベール, クオリンカ・キルヒャー, クリストファー・プラマー, オーガスト・ジェレンバーグ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1), 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B000GCG6H8
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,138位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年11月3日に日本でレビュー済み
公開前にかなり期待してただけに、なんとなくガッカリ。
主役2人の愛情の深さがイマイチ表現されてなく、引き裂かれる状況となっても、あまり悲しくはなかった。
ストーリーの”濃さ”みたいなのを感じる事ができなかったのが残念でした。
主役2人の愛情の深さがイマイチ表現されてなく、引き裂かれる状況となっても、あまり悲しくはなかった。
ストーリーの”濃さ”みたいなのを感じる事ができなかったのが残念でした。
2007年10月6日に日本でレビュー済み
ニュー・ワールド・・・
それは、列強各国が世界に乗り出し
新しい土地を見つけ出したときの言葉。
神が与えたもうたこの新しい土地を切り開き
自由と平和の国を作ろう・・・
それは、先住民の意思を無視した言葉。
しかし、実際にはそこに古くから住まっている
先住民がいる。
文化の違い、生き方の違いが
開拓民と先住民との間に軋轢を生む。
その中で絶対の矛盾は、先住民の土地に
自分たちの論理で入り込み、開拓していった
人たちと、古くから土地を守ってきた人たちの
土地争い。
キリストの名の下に開拓していった事実に
私は、苦しさを覚える。
キリストの望んだことは、そういうことではないと・・・思う。
人は、キリストの名の下に人を殺し、十字軍を派遣し、野蛮人と称して幾多の人々を殺戮していった。
それは、本当にキリストの意思・・なのだろうか。
仏教でも、比叡山の焼き討ちに代表するように宗教の違いに名を借りて、人間通し殺戮を行う。
ここで もう一度 良く考えてほしい。
キリストの名の下にといって、殺戮・開拓と称して、ニュー・ワールドに入り込む理由を、考え出したのは人間だということ。
キリストの思想を具現化し、行動するのは人間。そして、人間の行動が誤っていると、キリストの名の下に過った道に進む。
おろかな人間を・なかなか欲に逆らうことのできない人間を・・神よ 許してください。
そして、少しでも その心に近づくことのできるよう・・
私たちを 導いてください・・・
新世界開拓の歴史の1ページである、この映画を見ながら・・
そう感じたのはわたしだけであろうか・・
それは、列強各国が世界に乗り出し
新しい土地を見つけ出したときの言葉。
神が与えたもうたこの新しい土地を切り開き
自由と平和の国を作ろう・・・
それは、先住民の意思を無視した言葉。
しかし、実際にはそこに古くから住まっている
先住民がいる。
文化の違い、生き方の違いが
開拓民と先住民との間に軋轢を生む。
その中で絶対の矛盾は、先住民の土地に
自分たちの論理で入り込み、開拓していった
人たちと、古くから土地を守ってきた人たちの
土地争い。
キリストの名の下に開拓していった事実に
私は、苦しさを覚える。
キリストの望んだことは、そういうことではないと・・・思う。
人は、キリストの名の下に人を殺し、十字軍を派遣し、野蛮人と称して幾多の人々を殺戮していった。
それは、本当にキリストの意思・・なのだろうか。
仏教でも、比叡山の焼き討ちに代表するように宗教の違いに名を借りて、人間通し殺戮を行う。
ここで もう一度 良く考えてほしい。
キリストの名の下にといって、殺戮・開拓と称して、ニュー・ワールドに入り込む理由を、考え出したのは人間だということ。
キリストの思想を具現化し、行動するのは人間。そして、人間の行動が誤っていると、キリストの名の下に過った道に進む。
おろかな人間を・なかなか欲に逆らうことのできない人間を・・神よ 許してください。
そして、少しでも その心に近づくことのできるよう・・
私たちを 導いてください・・・
新世界開拓の歴史の1ページである、この映画を見ながら・・
そう感じたのはわたしだけであろうか・・
2015年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリーやテンポ的には退屈っていう人もいますが、たぶんDNA的には同調できます。
2012年2月29日に日本でレビュー済み
ディズニー映画で有名ですが、こちらは全体的に詩的で抽象的な表現が多く、若い割に感情の抑揚のないポカホンタスが気だるい雰囲気を醸してます。
でも好きな映画です。映像美と自然音、音楽との融合、そしてクオリアンカ・キルヒャーの新人ならではの透明感。何処にいても何を着てもポカホンタスでしかない。彼女のイメージにピッタリでした。
でも異種族・異宗教・異文明の上、年齢差や男女という最大の違いが行く手を阻み、ディズニーよりずっと深刻に話が進みます。
そもそもポカホンタスを描く限り、このタイトルは微妙です。彼女が初めて知る愛の世界や異国をニューワールドと表現するのは無理がある。文字のないネイティブ側の資料がないのを幸いに、白人世界で好き勝手に脚色され美化された物語であり、この映画も確実な部分以外は理想と創作、改ざんです。
ですが、ポカホンタスの流浪や心情を細部まで描き、台詞に頼らなかった所が逆に効果的。史実に正確ではなくても他に描きようがないのも確かなので。
でも好きな映画です。映像美と自然音、音楽との融合、そしてクオリアンカ・キルヒャーの新人ならではの透明感。何処にいても何を着てもポカホンタスでしかない。彼女のイメージにピッタリでした。
でも異種族・異宗教・異文明の上、年齢差や男女という最大の違いが行く手を阻み、ディズニーよりずっと深刻に話が進みます。
そもそもポカホンタスを描く限り、このタイトルは微妙です。彼女が初めて知る愛の世界や異国をニューワールドと表現するのは無理がある。文字のないネイティブ側の資料がないのを幸いに、白人世界で好き勝手に脚色され美化された物語であり、この映画も確実な部分以外は理想と創作、改ざんです。
ですが、ポカホンタスの流浪や心情を細部まで描き、台詞に頼らなかった所が逆に効果的。史実に正確ではなくても他に描きようがないのも確かなので。
2006年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ポカホンタス伝説の映画化。
登場人物の思考レベルが全員哲学者レベルなので、どいつもこいつも新大陸に来てまで内省か独り言の反芻しかしない狂った映画。
最近流行りの脳みそ映画の最高峰。
でも基本ラブストーリーなんで『シン・レッド・ライン』よりは世間向きじゃありませんか?
クリスチャン・ベールが「君は私を愛していないのだな」「では私は愛されるまで待とう」なんて言えば人類の半分落とせそうですね。クリスチャン・ベールしか言えませんが。
登場人物の思考レベルが全員哲学者レベルなので、どいつもこいつも新大陸に来てまで内省か独り言の反芻しかしない狂った映画。
最近流行りの脳みそ映画の最高峰。
でも基本ラブストーリーなんで『シン・レッド・ライン』よりは世間向きじゃありませんか?
クリスチャン・ベールが「君は私を愛していないのだな」「では私は愛されるまで待とう」なんて言えば人類の半分落とせそうですね。クリスチャン・ベールしか言えませんが。
2007年9月19日に日本でレビュー済み
映像美と役者の魅力を楽しめる映画。
特に、クオリアンカ・キルヒャーの
ナチュラルな雰囲気が良かったです。
内容は微妙。話の練り込み方が甘い。
ちょっとピンボケって感じでした。
許されない恋といっても、恋愛中心の作り
でないから切なさが伝わってこなかった。
2人の男性の間で揺れ動く心情も、
植民者の描き方も中途半端に感じました。
この物語は、侵略する側、される側と、
正反対の解釈をした本があったので、
描き方を比較する楽しみがありました。
ポカホンタスのドラマチックで悲しい人生が
あまり伝わって来ないのが残念ですが、
丁寧な作りに満足できる映画でした。
特に、クオリアンカ・キルヒャーの
ナチュラルな雰囲気が良かったです。
内容は微妙。話の練り込み方が甘い。
ちょっとピンボケって感じでした。
許されない恋といっても、恋愛中心の作り
でないから切なさが伝わってこなかった。
2人の男性の間で揺れ動く心情も、
植民者の描き方も中途半端に感じました。
この物語は、侵略する側、される側と、
正反対の解釈をした本があったので、
描き方を比較する楽しみがありました。
ポカホンタスのドラマチックで悲しい人生が
あまり伝わって来ないのが残念ですが、
丁寧な作りに満足できる映画でした。
2009年8月5日に日本でレビュー済み
史実に詳しくないので、主人公二人の立場や、行動を起こす元になる心情が今ひとつわかりませんでしたが、ポカホンタスの文明に汚されていない一貫した純愛だけは、伝わってきます。ナチュラルな容姿のクオリンカ・キルヒャーは、原住民の王女から英国の貴族の妻になって行く過程を、違和感なく演じています。開拓前のアメリカの美しい雄大な背景と彼女が自然に溶け合って見えて癒されました。
彼女を愛する男性はコリン・ファレルとクリスチャン・ベールなのですが、女性にとって、愛する幸せか愛される幸せかという究極の選択のようなキャラクターの二人を双方とも、魅力的に演じています。
映画の始まりの部分で、幸せそうな笑顔を見せていたポカホンタスが、部族(自然)から、離れ、イギリスの人々とかかわりを持って憂いの表情に変わってゆくのが印象的でした。アメリカの原住民のニューワールドと、西欧文明のニューワールド、どちらが、人間にとって、生きやすい世界であるのかを問うている映画だと思いました。
彼女を愛する男性はコリン・ファレルとクリスチャン・ベールなのですが、女性にとって、愛する幸せか愛される幸せかという究極の選択のようなキャラクターの二人を双方とも、魅力的に演じています。
映画の始まりの部分で、幸せそうな笑顔を見せていたポカホンタスが、部族(自然)から、離れ、イギリスの人々とかかわりを持って憂いの表情に変わってゆくのが印象的でした。アメリカの原住民のニューワールドと、西欧文明のニューワールド、どちらが、人間にとって、生きやすい世界であるのかを問うている映画だと思いました。