パットン大戦車軍団 <特別編> [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | カール・ミカエル・フォーグラー, カール・マルデン, マイケル・ストロング, フランクリン・J・シャフナー, ジョージ・C・スコット |
言語 | 日本語, 英語 |
稼働時間 | 2 時間 52 分 |
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商品の説明
商品紹介
猛将パットン将軍の壮烈な生涯が、迫真の戦争ドラマと交錯する。
傑作戦争巨編!
<キャスト&スタッフ>
ジョージ・S・パットン大将…ジョージ・C・スコット(大木民夫)
オマー・N・ブラッドリー大将…カール・マルデン(島宇志夫)
ホバート・カーパー准将…マイケル・ストロング(村松康雄)
ロンメル元帥…カール・ミカエル・フォーグラー(伊藤惣一)
監督:フランクリン・J・シャフナー
製作:フランク・マッカーシー
脚色:フランシス・F・コッポラ/エドマンド・H・ノース
軍事顧問:陸軍大将オマー・N・ブラッドリー
●字幕翻訳:飯島永昭 ●吹替翻訳:大野隆一
<ストーリー>
類い希なる戦略家として敵に恐れられながら、余りに激しい気性と名誉欲、そして奇行によって失脚を繰り返したパットン将軍。有名なロンメル将軍との戦車同士の決戦、パレルモ奪還での強引な戦法など史実そのままの迫真の戦争ドラマが展開する。
<ポイント>
●1970年度アカデミー賞7部門受賞(作品賞、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響賞、美術監督賞)
●日本語吹替音声収録。なつかしい声優陣のあの声で本作が堪能できる!
●貴重なドキュメンタリーやミュージック・スコアをDISC2に収めた計2枚組。
●日本語吹替音声計約169分収録。※現存するテレビ放送当時のものを収録しております。一部吹替の音源がない部分は字幕スーパーとなっております。
<特典>
【Disc-1】本編+映像特典
●オーディオ・エッセイ:歴史上のパットン将軍について
●オリジナル劇場予告編集(1.パットン大戦車軍団 2.トラトラトラ! 3.史上最大の作戦)
【Disc-2】特典ディスク
●ドキュメンタリー:メイキング・オブ・「パットン大戦車軍団」
●ジェリー・ゴールドスミスのミュージック・スコア
Amazonより
第2次世界大戦のアフリカ、ヨーロッパ戦線で名をはせたジョージ・F・パットン将軍の壮絶な生きざまを描いた戦争スペクタクル超大作。
とにかくこの英雄、三度の飯より戦争が好きで、ドイツに勝ったら次はソ連が相手だと豪語する、いわば狂気の人間。しかしこういう男がいなければ戦争には勝てないのだろうといった歴史の皮肉も、映画は素直に露呈させているのだ。
監督は『猿の惑星』のフランクリン・J・シャフナー。脚本にフランシス・フォード・コッポラが参加しており、アカデミー賞脚色賞を受賞。ジェリー・ゴールドスミスの音楽も出色の出来である。また鬼気迫る名演でパットンを演じ切ったジョージ・C・スコットも男優賞に輝いたものの、なんと彼はその受賞を拒否するという姿勢を示し、ハリウッドおよび世界中の映画界を騒然とさせた。(的田也寸志)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 日本語, 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 80 g
- EAN : 4988142394521
- 監督 : フランクリン・J・シャフナー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 52 分
- 発売日 : 2006/8/18
- 出演 : マイケル・ストロング, カール・ミカエル・フォーグラー, ジョージ・C・スコット, カール・マルデン
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ASIN : B000GDI53K
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,661位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,190位外国の戦争映画
- - 11,869位外国のアクション映画
- - 14,953位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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アカデミー賞受賞作だということで観てみました。
戦争映画であるが戦争シーンより、このパットンという
猛烈な軍人の人物像に焦点が当たっていて、脚本が
若い頃のフランシスFコッポラだったことがおもしろい。
戦争好きでその猛将ではあったパットンだが、部下に
嫌われようが戦争に勝つことが軍人の使命であれば、
言葉が言い過ぎであってもしょうがないであろう。
自分の上司であれば怖いが、そのわりに人間臭さが
あって人を惹きつける魅力もあると思う。
現代の会社などの組織のリーダー像としても学ぶべき点
があるのではないだろうか。
分かりません・・・。 むしろ近代史や戦争映画等に興味
のある人のほうが比較的理解しやすいでしょう。
言うまでも無く、パットンは米軍史上あまりにも有名な軍人
ですが、数ある資料や伝記に記されている人物像をそのまま
実写化したという感じの内容です。
マッカーサーと同様、戦術・戦略面でカリスマ性があり戦闘に
強い将軍でしたが、一方で人望はそれほど無かったようです。
そういう意味では、柔軟で協調性に長けたアイクとは対照的です。
パットンは正に、戦争をするために生まれて来たような存在だと
いう印象が強いです。
その評を信じるとすれば、明らかにこの映画の本質を見誤っていると感じる。確かにこの映画での彼は好戦的な人物として描かれている。しかし、彼は、単に「戦争が好き」もしくは「戦場が好き」なロマンティックな(皮肉的な意味で)男なのである。いわばガキ大将が大きくなったような究極の「負けず嫌い」なのではないのかとも思う。戦場の彼は陣取りゲームをしているかのようだ。
自ら英雄詩を書き、古代からの世界の戦争の歴史や戦術を頭に叩き込み、研究熱心な男であり、敵兵にも敬意を払う。一方、現実の政治的なかけひきや、世渡りは「まるでダメ男」なのである。彼の敵は、何らかのイデオロギーや憎しみから決まるものではなく、次に自分の前に立ちはだかる者が敵なのである(次はソ連だ!といってもそれは政治思想を原因としない)。また、臆病な者には容赦はしないが、勇敢な者、傷ついた者には敬意と労りをもって接したり(意識不明の兵の耳もとで何やらささやく場面は、セリフをわざと観客に示していず、名場面だと思うがどうであろう)、神を心から敬う男としても描かれている。
この映画は、人間、パットンに焦点を当てたもので、物語が特定の一点に集約するという構成は採っていない。エピソードを積み重ねていくタイプの映画であるので、何らかのメッセージ映画、あるいは特定の作戦を描いた戦争映画を期待した人は肩透かしを食うかもしれない。政治思想的なものは私にはこの映画から感じ取れない。また、パットンに○、×を出す映画でもない。
タイトルのように、スコットが圧巻である(1970年アカデミー主演男優賞受賞)。そしてこれを「いらん」といっていまう大変に太っ腹?な俳優さんである。(主演賞をけった者にはのちに「ゴッド・ファーザー」のマーロン・ブランドがいる)。とにかくウマイ。戦闘場面よりも観客をもっていってしまうほどの存在感で画面からたちあがってくるのである。一挙手一投足、声色などでパットン像を強烈に浮かび上がらせる。彼を見るだけでもこの映画を見る価値がある、といいきってしまおう。これまたアカデミー賞を受賞したコッポラの脚本が素晴らしい(共同脚本)。人間、パットンを数々のセリフから浮かび上がらせる。
興味深いのは、これがベトナム戦争最中の1970年につくられた映画であるという点だ。これには製作者の何らかの意図が(特にプロデューサーの)あったのかは不明だが、つまり、世がラヴ&ピースの時代にこのような映画が作られたことである。また、それがアカデミー賞作品賞をとったこともである。そうであるから、なおのことこの映画が冒頭で述べたような誤解を一部で生んでいるのかもしれない。
当方、戦史に明るくないので、不適切な受け取り方をしているかもしれないし、少しは欧州の戦闘状況を知っているほうが、わかりよいのは確か。また、あくまで映画であるので、パットン本人の描き方がゆがめられているかもしれない点は要注意である。伝記映画はこの点に留意しなければ・・・
配役陣もあまり派手ではないし、戦闘シーンも緒戦の北アフリカで見せ場は終わっている。だが、そんな事はちっとも問題にならない。
本人そのものにさえ見えてくるジョージ・C・スコットのパットンは、映画史において実在の人物を扱った作品の中でも秀逸のものだろう。特にヨーロッパ戦線に対してイメージが弱くなりがちな日本人にとっては、この作品におけるジョージ・C・スコットこそがパットン将軍なのではないだろうか。カール・マルデン演じるプラッドリー将軍との交流を通してパットンの栄光と転落が浮かび上がってくる。軍人以外に生きる道はなかったであろうパットンが、実はアメリカ軍部内で数少ない教養のある人物だったとする評も、作中のあちこちで感じさせられる。作品は長めだが、見ごたえ十分でもう少し続きが欲しくなるほど。だるくはならない。そして、腹八分目、もうちょっとあってもと思う方はパットン将軍のその後を描いた「パットン将軍 最後の日々」というテレビドラマがDVDで発売されているのでそちらも確かめていただきたい。
(途中INTERMISSIONが一度入ります。)
猛将パットンの第二次世界大戦における戦いと連合軍総司令部や上官、
末端の兵士達との関わりを様々な視点から描いています。
「根っからの軍人」、「偉大なる時代遅れ」というドイツ参謀の台詞に表象されるように、
パットン自身は頑固で、不器用で、好戦的で、口が悪い(ジョークはうまい)のですが、
一方で神を敬ったり、歴史や過去の戦記に精通しているなど、
とにかく(クソ)真面目な人物なのだということがよくわかります。
私は最後まで見ていくほどに、何となく彼の人柄が好きになりました。
また、戦争を肯定するつもりはありませんが、
戦場があってこそ生きてくる、彼の物語だと思います。
最後に用済みとなった彼が飼い犬と散歩する姿は、
何だか普通のおじいちゃんになってしまったようで、とても印象的でした。
アフリカ戦線からヨーロッパ戦線、ベルリン陥落までの間に、
パットンの部隊とイギリス軍とドイツ軍、連合軍総司令部、ドイツ軍参謀本部が、
それぞれどのように考え、動いていったかが短く区切られて交互に登場するので、
見ていて飽きません。
ちなみにですが、1969年のアカデミー作品賞(Best Picture)にも輝いた作品です。
「根っからの軍人」、「偉大なる時代遅れ」という言葉が琴線に触れる方には、
是非ともおすすめしたい映画です。
アメリカ軍戦車団のパットン将軍は、アフリカ戦線に着任します。
副官としてブラッドリーを任命した彼は、厳しい訓練を行い、その後シチリア進軍に成功します。
ただ、好戦的・挑発的な性格が災いし、ノルマンディー上陸作戦からは外されます。
その性格は、ドイツ軍をバルジで打ち破った後も変わりませんでした。
映画は、突然パットン将軍の演説から始まります。
ノルマンディー上陸作戦前のスピーチのようですが
観る方は、彼の猛将ぶりを想起させられます。
そしてそれは、物語が進むにつれ顕在化します。
普段から厳しく訓練する。無能な者は叱責する。
戦闘になれば、勝利のため手段を選ばず、昼夜を問わず突き進む。
軍隊の司令官としては当然なのかもしれません。結果も出します。
ただ、その程度が苛烈すぎるゆえ、人間関係の軋轢も生みます。
最後には、ソ連を敵視する言葉を吐き、亡くなります。
生涯を戦争に捧げ、戦争終了とともに亡くなったパットン将軍。
平和な時代には、彼の居場所はなかったのでしょう。
戦争映画が好きな方に、おすすめします。