2組のカップルが山の中でエイリアンに襲撃され、拉致され、殺害された。と、思いきや女性1人がアメリカ軍のエイリアン拉致被害者更正施設、まるで閉鎖病棟に収容され、変わり果てた仲間と出会う。女性は脱出を試みる。だが、なにかおかしい。自分自身も。。。
というわけで、ラストのどんでん返しになるわけですが、こちらが解釈すべき矛盾点もけっこうあり、なかなかスリリングな展開でした。ロボトミーを連想させる頭蓋骨ドリルシーン(そこまでヤルか!)はグログロで楽しく、エイリアンの生殖にはげむマッドな博士(実はスタッフ! マジにマッドな人!)がいて、主人公女性がシラコをアタマから浴びるオゲレツなシーンには爆笑!!
オチは言ってしまえば「なあんだ、やっぱり」なんですが、SF慣れしていない人には衝撃的でしょう。「エイリアン4」へのオマージュともとれます。