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ヒストリー・オブ・バイオレンス [DVD]

4.3 5つ星のうち4.3 77個の評価

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フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ ヴィゴ・モーテンセン, エド・ハリス, ジョシュ・オルソン, デイヴィッド・クローネンバーグ, マリア・ベロ, ウィリアム・ハート
言語 英語, 日本語
稼働時間 1 時間 36 分

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商品の説明

Amazonより

デイヴィッド・クローネンバーグ監督が、グラフィック・ノベル(コミック)を原作に描くバイオレンス・サスペンス。ダイナーを営むトムは、店の客に銃で脅されるが、相手の隙をついて銃を奪い、殺してしまう。正当防衛で町のヒーローになったトムだが、彼の過去を知っているという謎の男が現れ…。妻と2人の子どもと幸せに暮らしていたトムの過去が、ゆっくり明らかになっていく。
クローネンバーグは、それまでの奇怪なテイストを極力抑え、要所の暴力描写のみにグロさを凝縮させる。本筋以外にもタイトルの「バイオレンス」を追求したシーンが多く、たとえば階段での夫婦の殴り合いがセックスへ発展し、いじめられっ子の長男が逆ギレして相手を倒すなど、暴力が人間の本能に深く絡みついていることがあぶり出される。暴力シーンによっては、妙にスカッとしてしまう部分もあり、観る者の暴力への欲求を試しているのかもしれない。キャストはそろって好演。とくに静かな狂気を微妙な表情でみせるヴィゴ・モーテンセンは、高く評価されるべき。(斉藤博昭)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 19.4 x 13.8 x 1.8 cm; 181 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988103631221
  • 監督 ‏ : ‎ デイヴィッド・クローネンバーグ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 36 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/9/8
  • 出演 ‏ : ‎ ヴィゴ・モーテンセン, エド・ハリス, ウィリアム・ハート, マリア・ベロ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ 日活
  • ASIN ‏ : ‎ B000GIWLRG
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 77個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
77グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
派手な銃撃戦なし、淡々として面白い!!
2022年6月13日に日本でレビュー済み
まず、二人組のギャングの行動が描かれます。倦怠しきったような態度で殺人を犯して、子供にまで引金を引きます。次に悪夢を見た娘の悲鳴に集まってくる4人の家族が映し出されます。このヴィゴ・モーテンセンを主とする家族のホームドラマめいたシーンが続き、最初のギャングが、モーテンセンの経営するダイナーにやって来て、銃を突きつけ金を要求するがあっさりモーテンセンに銃殺されます。
この出来事が報道され、モーテンセンの過去を知るマフィアが一家に付きまとうようになります。この、二人組からマフィアへのランクアップが、この映画のタイトルと響き合うものが有ります。
この映画は基本的に、ホーム・ドラマであり、暴力はヘルニアの様に突発的に表れて、家族に痛みを与えます。ですがクローネンバーグの作劇は、リアリズムに基づかないところが有り、モーテンセン夫婦の2回のセックス・シーンが前半と後半の家族の状況を示したりしますが、生々しい描写であってもあまり現実味が有るとは思えません。モーテンセンの暴力もデフォルメされたような印象を受け、死体の様子も身体損壊を強調している様です。
モーテンセンは過去を隠して田舎町で平凡な夫/父親として生きていたのですが、他者を顧みない暴力(二人組)の現在によって、嘘をついた夫/父親として家族の前に立たなければならなくなります。これは、過去の放蕩を隠した夫/父親とパラレルなものです。家族に誠実であればあるほど、自分の存在が家族を傷付け危険に晒すというジレンマに陥ります。家族側も過去を知ることによって、平和であった元の状況へは戻ることが出来なくなると考えられます。これこそがヒストリーです。過去の参照によって現在の保全が不可能になる、不可逆性こそが暴力なんです。
二人組からエド・ハリス、ウィリアム・ハートへの流れは、そのまま過去へ遡ることを示すのですが、過去は現在よりも価値を持たないのも事実と言わねばなりません。
モーテンセンは過去の清算(もう一つの家族の殺害)を果たし、3人のいる食卓へ姿を現します。娘が用意された食器を彼の前に置き、息子が用意された肉を彼の前に置きます。妻は彼を黙ったまま見つめ、ホーム・ドラマのサスペンスを保ったまま映画は終了します。これは現在が宙づりにされたままと言う事ですよね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
深く印象に残るような作品ではないけど、暇つぶしには十分なる。
2015年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クローネンバーグ作品でもスキャナーズやヴィデオドロームの様な派手な娯楽SF作品とは随分とイメージが違う。役者の演技を引き出しつつ長編ドラマを丁寧に撮った感じの映画であり、隠れた傑作だと思います。
実は「蜉蝣峠」の脚本を書いたクドカンが参考にしたと対談で言っていたので気になって見ました。傷害、殺人の様な大罪を犯した人間は改心して更正出来るのか?また更正する事そのものが社会から許されるのか?と言う深いテーマを感じました。殺人を犯しながら死刑を免れた者には恐ろしい社会的制裁が待っている、と言うか普通は許されないだろう…しかし実は良い人格を持っているかも知れないし、友達になれるのかも知れない…人は改心して、死なずに生まれ変われるか?…いや、そう言う努力を真剣に行おうとしている者さえ我々は許さないのか? 色々と考えさせられた。傑作映画の割にあんまり有名ではないから(クドカンの様に)ヒントにされやすい映画かも知れないw( ̄▽ ̄)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画を観たとき主人公の過去と現在の葛藤を描いた物語かと思っていましたが、何のために暴力をつかうかを暴力によって描いた物語だった気がしました。 最初は、金と楽しみのため。次は、他人を守るため。次は、自分の秘密を守るため。最終的には、家族を守るためと変化していくようでした。 内容的には、端折っていて、おや?と思う部分もありましたが、短い時間でうまくまとまっている作品でした。 特典には、俳優陣のインタビューなんかも入れてほしかったですが無くて残念でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 愛する夫の過去が、徐々に明らかにされていく。その時、妻の気持ちは…。愛する人の過去。幸せな今の暮らし。妻の気持ちは、相当複雑なものだったろうと思います。マリア・ベロはその辺の心情を見事に演じていたと思います。『コヨーテ・アグリー』では、飲み屋の店主を見事に演じていた彼女ですが、この作品では難しい役を演じきっています。素晴らしい女優だと思います。また、子役の二人の演技も良かったと思います。ヴィゴは、こういう役がピッタリ。

 バイオレンス作品だと宣伝されていますが、私はそれほどバイオレンスなものだとは思いませんでした。それは、ハワード・ショアの音楽がそう感じさせたのではないかと思います。少し合わないと感じてしまいましたが…。

 DVDの仕様は、音声解説は付いていませんが、それを除けば完璧ではないでしょうか。即購入しても損はしないと思いますが、まずはレンタルで見ることをお勧めします。 
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月1日に日本でレビュー済み
クローネンバーグお得意のバイオレンスと残酷表現はなかなかだったけど、
眠たくなるほど、展開が地味で、印象に残るようなシーンすらなかった。
クローネンバーグだから、今までの作品みたいにぶっとんでほしかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月23日に日本でレビュー済み
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グロテスクさ弱めのクローネンバーグ。
全然グロくない訳じゃないが、その代わり、タイトル通りバイオレンス満載!
まるで北野映画のような唐突で乾いた暴力にハマった。 一番グロテスクなのは、奥さんのチアリーダーコスプレだったりして。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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