アニマルズも演っている「I Ain't Got You」はヤードバーズの方がカッコイイ。
「Got To Hurry」は彼らのブルース・バンドとしての実力を窺い知る事ができる名曲。
「Sweet Music」はマンフレッド・マンがプロデュースでポール・ジョーンズがコーラスで参加しているが、両バンドの友好関係を考えると興味深い。
クラプトンのギターは絶妙なフレーズ、ベックのギターはソリッドな音が特徴。
それとポール・サミュエル=スミス(b)の演奏力はあまり取り沙汰されないみたいだが、バンドの屋台骨だ。
ヤードバーズのUSデビュー作となるアメリカ編集盤に未発表テイク等を加えたお得なCD。
ギタリストがエリック・クラプトンからジェフ・ベック期の音源を収録してある。
クラプトンの脱退やマネージャーとのゴタゴタでこの時期にオリジナル・アルバムが作れなかったのは非常に残念だが、ストーンズとは違った解釈のブリティッシュR&Bが聞ける好盤。
以前のCDと比べると格段に音がよくなっているし、佳曲揃いなので必聴!