ダンスそのものより、家庭に問題を抱えた下町の子供たちに「ダンス」を通して行儀や思いやり、リーダーシップなどを育てる「教育プログラム」のドキュメンタリー。
ダンス映画だと思って見るとかなりハズレなんだけれど、子供たちの真剣さは微笑ましい。
ダウンタウンの子供たちはきっとヒップホップなんかは習わなくてもいずれ踊るようになっていくのだと思うが、社交ダンスを習うというのは上のクラスへの窓みたいな位置づけがあるのだと思う。だから日本人が小学校の授業でソーラン節なんか踊るのと結構重みが違っているのじゃないかと考えさせられるものがある。