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「Ghost Ship」の中で、マクガイバーの上司ピーター(ダナ・エルカー)は、マック(リチャード・ディーン・アンダーソン)が特別なのは、なぜかと聞かれる。答えは「俺はもう彼と知り合って8年になるが、いまだにとらえどころがないんだよ。彼は常に成功するんだ、どんなやり方であれね」。それが彼のすることだ。マクガイバーの第3シーズンは、マックが(もちろん意図せずに)殺してしまったと信じていた女性リサ(エリッサ・ダバロス)に鉢合わせして、過去が再燃するところから始まる。リサは無事だったものの、一時期、ロシアの強制労働収容所で過ごし、自分を解放してくれた元KGB活動員と結婚したと判明する。シーズン冒頭の連続2話(「Lost Love」)で、マックは友人の大うそつきジャック(「D-Day」で知られるブルース・マクギル)の助けを得て、過去の怒りを鎮める。ジャックは最近マジシャンへの転向を決めたという。
「Fire and Ice」で、ダバロスが再び登場すると、プロデューサーたちは、アンダーソンとダバロスの間には不思議な縁があると思ったに違いない。今度のダバロスはロシア語なまりはなく、以前にも登場したことのある人物という設定のニッキーを演じる(奇妙なことにマックは類似に気づかない)。第3シーズンには登場しないテリー・ハッチャーのペニーと同様、ニッキーは恋愛対象ではなく単なる友だち(そしてフェニックス財団の同僚)だ。ペニーは翌年戻ってくるが、ニッキーは戻らない。幸い、マイケル・デ・バレス演じる、狂乱のマードックは再登場するが(「The Widowmaker」)、マックは再び彼をやっつけてしまう…のだろうか? ゲストスターとしては、カンフーのベテラン3人、「ザ・ソプラノズ」のジョー・サントス(「Back From the Dead」)、「ブレード・ランナー」のジェームズ・ホン(「Lost Love」)、「マスター・ポー」で知られるケイ・ルーク、 (シーズン最終回「Murderer's Sky」)が登場。ホンとルークは以前にも登場しているが、ダバロスと同様、違うキャラクターを演じている(一方、サントスの演じる“掃除人”ことジミー・ケンダルは第2シーズンから登場している)。(Kathleen C. Fennessy, Amazon.com)