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ラストデイズ [DVD]

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フォーマット 色, ドルビー, DTS Stereo
コントリビュータ ガス・ヴァン・サント, マイケル・ピット, ルーカス・ハース
言語 英語, 日本語
稼働時間 2 時間 30 分

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商品の説明

Amazonより

自ら命を絶った伝説のミュージシャン、カート・コバーン。その死をヒントに、ガス・ヴァン・サント監督が、あるロックアーティストの最期の2日間を描く。リハビリ施設を脱出したブレイクは、森の中の屋敷にたどり着き、そこで彼の取り巻き仲間とともに、何をするでもなく時を過ごしていくのだった…。
ブレイク役マイケル・ピットの鬼気迫る演技に圧倒される。自身もバンドを組んでいるだけあって、思いついたようにギターやドラマを演奏するシーンが堂に入っている。そして絞り出すような歌声の迫力と悲壮感。ちなみに本作で披露される曲は、彼の自作である。
映画は、ブレイクの酩酊した心を表すかのように、何度か同じシーンが出てきては、その後に別の展開になるなど、イマジネーションを刺激して止まない。観ている間は混乱するものの、ラストシーンの余韻とともに、観た後にあれこれと考えさせる作品なのである。ソニック・ユースのメンバーが出演や音楽コンサルタントで参加している点は、音楽ファン必見のポイントだろう。(斉藤博昭)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 19.4 x 14.2 x 2 cm; 181.44 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988064229284
  • 監督 ‏ : ‎ ガス・ヴァン・サント
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, DTS Stereo
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 30 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/9/20
  • 出演 ‏ : ‎ マイケル・ピット, ルーカス・ハース
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ エイベックス・ピクチャーズ
  • ASIN ‏ : ‎ B000GPIHF4
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 38個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
38グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容の率直な感想としては・・・カート・コバーンの伝記だと期待して観ると、思いっきり裏切られる作品です。もちろん彼の死をコンセプトにしてることは明白ですが、伝記的な要素はまるで無いと言っていいと思います。全体を通して、カートを彷彿とさせる主人公ブレイクが、非常に不安定な状態で画面の中をうろつきまわり、カメラはひたすらそんな彼を後ろから追う・・・常時そんなかんじです。ただ、こうゆう表現はガス・ヴァン・サント監督特有の“伝え方”であるし、元々彼の撮り方が嫌いで退屈を感じてしまう人は、初めから見ない方がいいでしょう。途中で確実に寝ます(笑)
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年10月4日に日本でレビュー済み
進行にだるさを感じた。

カートファンでも、これを観るのはだるいです。

ある意味、リアルなんですけどね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年10月2日に日本でレビュー済み
監督は物語の未来を懸けて創ったと勝手に創造した。

これはドキュメンタリーではないはず…

カートのことは単なる一人のアーティストでしか認識していないが、
この映画はそんなことは関係ない…

ストーリ−も、カート・コバーンも単なる物語の素材として選ばれただけで
うーん、伝えるのは難しいが何か物語に対する挑戦、ヌーヴォ・ロマンのように
物語に対して抗っているのではなくてどちからと言えば異質なものに向かっていったような…

未だに掴めていないけれど初めて観たときは正直寝てしまったが…

数年後物語について真剣に考え始めたとき余韻に引きつられてもう一度観た。

これは見れば見るほど感じられる、物語について考えられる、考えさせられる
能動的な意識が必要な良作であると言っても過言ではない。
2007年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「LAST DAYS」

はっきり言って、心からカート・コバーンを愛していない人が観たら

少しも楽しめない映画でしょう。

(愛していても楽しいかは微妙...)

主演マイケル・ピット演じる「ブレイク」の仕草、歩く姿勢、独り言、

衣装が ホンモノのカートっぽくて、ビックリしました。

芸術に生命を吸い取られながらも戦い抜いた結果、

人間としての自己は形骸化してしまった。

哀しい、だからこそ、ものすごく美しいロック・スター

カート・コバーンの【成れの果てだけ】

が見事に描かれています。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思っていた尺度と違ったかな。
少し残念ですが、損はないです。。。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月10日に日本でレビュー済み
まず、私はニルヴァーナというバンドをよく知らない状態で見ました。
この映画の評価は真っ二つに分かれると思います。
数人はつまらない、と答えます。
観る人によっては名作だと思います。
エレファントでもそうでしたが、まず映像から空気がガンガン伝わってきます。
台詞はほとんどありません、ただ音や、空気や、いろんな物が映像に込められているのを感じました。

ラスト付近から、感情の激しさが伝わってくるようで鳥肌が立ちました。

映像や音が全てを物語っています、この映画にたくさんの台詞はいりません。
ただただ、素晴らしいの一言です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月15日に日本でレビュー済み
ニルバーナにはあまり興味は持てなかった。ガス・ヴァン・サントの作品は好きなのだが。
で、つい敬遠してきた作品であるが、観てみたら予想以上に良かった。
(カート・コバーンをカリスマとして崇めている輩はきっと、消化不良を憶えるのだろうが)
エレファント路線の、静かなドキュメンタリー仕立てである。
近年のガス作品は、説明がましい要素が排除され、研ぎ澄まされ、純化してきている。
あの年齢でこの感覚を保つガスの感性は驚異的だ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月21日に日本でレビュー済み
アメリカに、しかも現在のアメリカにこういう映画を作っている監督がいるということが、スゴク頼もしい。退屈だった?それは心が満たされ続けている人間の感想だ。頭がオカシイ奴の日常を描いた映画?頭のオカシイ人間なんて一人もこの映画には出てこない。

カートのLAST数日が実際にどうだったのかは分からないが、詩人や芸術家は「空虚」や「違和感」に対して敏感で、それに素直に反応し、すこしも混乱した一般的な日常に乗じない。それは確かに不器用で痛々しい姿ではあるが、そういう人間心理事態は誰の中にもある。もちろん社会の中でウマクやっていく為には、そんなに素直に人間らしくは生きられないが、じっさいにそうやって生きている人の姿をフォーカスしたガス・ヴァン・サントはとても素直だ。

カート・コバーンといえば、一般に薬中の果てに死んだ典型的なロックバンドのヴォーカルと認識されているが、この映画に描かれている主人公は少なくともドラッグに病んだ人のそれではない(ちなみにコートニーの話では、天使の様に善良な人だったそうです)。彼が終始ブツブツ言っているのも、その行動が一見突飛なのも、まるで言動に生活観がないことも、みな事実ではあるが、生きていれば誰でも少しはそういう状態になったことがあるだろう。一人でブラブラ人気の無い場所をウロついて、ヒタスラ自分自身と対話を続けるその姿、たぶんこの映画を愛するのはそういう素直な人間だ。

これは異常者のナルシズムに酔った男の話でも、心の病んだ悲しい奴の話でもない。ただ素直に「拒絶」を続ける人間のもっともな日常と、それを取り囲む人や物や事を描いた、一種のドキュメンタリーです。
52人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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