コメデイー作品では定評のある高永さんのシリアス作品のドラマCDです。
シリアスといっても重くなく、三角関係といってもドロ沼にならず、
頭の中を涼やかな風が吹き抜けていったような、脳ミソをデトックスされたような、
新鮮さを感じました。
主人公達の一途さ、真っ直ぐな心がそのまま、弓道を極めることとつながって、
春と司、二人の恋の成就を応援したくなります。
礼一郎があまりにあっさり身を引いたのが、物足りないといえば物足りないですが、
だからこその爽やかさなのかもしれません。
高永さんのキャラに、ドロドロギトギトねっとりインケン、求める方が無理?
春の千葉さん、司の神谷さん、どちらもイメージ以上に良かったですが、
礼一郎の遊佐さん、「春、春」と呼ぶ声がすごく良くて、ファンになりました。
礼一郎が主役の話もあるそうなので、それがCD化のおりには、
また美声を聴かせていただきたいです。