後天的に聴覚障害を持つ女性が、臨床実験に参加して聴覚を取り戻すとともに、他人の思考も読み取れるようになったという話。
新たに得た特殊能力をFBIとか軍関係者とかその他諸々が利用しようとしますが、そもそも人の思考は、他人に読み取れるほど
きちんと秩序だった思考活動を常時してるのかなぁ、と単純に思います。
現実にあった話、という言葉に引かれて映画を見ましたが、特殊能力獲得の説明が不十分ですっきりしない。
それに思考を読み取れる者が、逆に読み取られる側になった時、その事にまったく気づかないなんてことがあるのだろうか?
いくら、相手が思考を読み取れる人間だ、ということを認識して対処していたとしても、100%の隠蔽は不可能だと思う。
その場面に中途半端なもどかしさを感じた。