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草原の輝き [DVD]

4.4 5つ星のうち4.4 55個の評価

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新品 中古品
DVD 通常版 ¥1,059 ¥1,043
DVD 通常版 ¥1,490 ¥414
DVD 通常版
¥3,660 ¥554
DVD 通常版
¥792
DVD 通常版
¥802
フォーマット 色, ワイドスクリーン
コントリビュータ ウォーレン・ベイティ, ナタリー・ウッド, パット・ヒングル, エリア・カザン
言語 英語
稼働時間 2 時間 4 分

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商品の説明

Amazonより

エリア・カザン監督による、セックス心理をテーマにしたメロドラマへの挑戦は、かつて彼がテネシー・ウィリアムスやジョン・スタインベックの作品を映画化した際の手法を積み重ねることで、見事に成功に導かれた。ここで題材となったのは、血気盛んな劇作家、ウィリアム・インジのオリジナル作品。1920年代のアメリカ中西部に暮らす十代のカップルが、性に対する抑圧的風潮によって別れの運命へと向かう。
ナタリー・ウッドが演じるヒロインは、鬱積した思春期の欲望に文字どおり狂ったように突き動かされ、悲惨な結果に陥ってしまう。その一連の行動は、内容を文章で書くほど汚らわしくは描かれていない。なぜなら彼女が憧れる男は、若く、これ以上ないくらいハンサムなウォーレン・ベイティだからだ。本作はみずみずしく美しい映画だが、ばかげた一面も持っている。例えるなら、安スーパーで売られている“最高級アメリカ製チーズ”のような代物だ。(David Chute, Amazon.com)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988135580887
  • 監督 ‏ : ‎ エリア・カザン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 4 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/6
  • 出演 ‏ : ‎ ウォーレン・ベイティ, ナタリー・ウッド, パット・ヒングル
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 販売元 ‏ : ‎ ワーナー・ホーム・ビデオ
  • ASIN ‏ : ‎ B000HCPV5A
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 55個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
55グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月28日に日本でレビュー済み
若き日の性への衝動と貞操感覚との相克といった当時話題になった青春映画の問題は今は大きくない。もう少し引いてみると、Wordsworthの「Splendor in the Grass」の意味するものが現れる。「輝かしい青春時代は戻らない。今持っているもので前を進もう。」したがって、ラストのワンショットがこの映画の全てだ。日本語でも草は人を指す。したがって、草原とは民衆とか群像。民衆/群像の命の輝きが一段高いテーマだ。枯れた草原の緑を惜しんでもしょうがない。次の春が来ればまた青い草原になる。そう考えれば、枯れた草原の中に命の輝きを見出すこともできる。さらに引いてみると。エリア・カザンの人生が見えてくる。赤狩りで友達を売って自分は放免されたが、映画界では針の筵。「やってしまったことはしょうがない。赤狩り以前の友人関係にはならない。もはや自分の才能を信じて前進するしかない」というエリア・カザンの決意を込めているように感じる。アメリカ映画にしては、奥が深く、見るたびに新しい発見がある。トルコ生まれのギリシャ人でアメリカ亡命という背景からか。
2021年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に見たいチャプターがあった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古き良きも悪くも、今改めて観るとエリアカザン楽しめました。
2020年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迅速・丁寧なお手配を頂きました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年8月11日に日本でレビュー済み
若き日の性への衝動、とまどい。罪悪感・・・・。それはときに耐えがたいものとなる。ときは1928年、ミッド・アメリカはカンザスの小さな町。「皆が皆の顔と名前を知っている町」。Splendor in the Grass  / William Wordsworth. 本作はこの詩からインスパイアされた。本作の原題でもある。劇中の高校の授業とラストにでてくるウィリアム・ワーズワースの詩。ワーズワースは16世紀から17世紀に活動した英国の詩人である。

バッド(ウォーレン・ベイティ)とディーニー(ナタリー・ウッド)はハイスクールの同級生。心底愛し合う2人だが、どうしても一線を越えることができない。2人とも体は大人なのに。バッド家は石油で財をなした成金。息子の結婚相手は上流家庭の娘を望み、結婚までは「軽い」娘と適当に遊べという。ディーニー家は食糧店を営む中流家庭。ことあるごとに性衝動は罪であることを教え込む。バッドは他の女性と1回きりの関係を持ち、それを知ったディーニーは精神のバランスを崩して療養所へ・・・。

本映画は、性衝動と罪悪感・葛藤を横糸に、そして若者の父母との行き違い・自立を縦糸にして織られた苦悩の物語。本作はいまだ堅い道徳観が支配するアメリカの地方都市の物語であるが、このテーゼはどの時代、そして日本でも普遍的である。10代の自分は乗り越えてきたはずだ・・・いや、乗り越えてきたのか??バッドの葛藤は滑稽だろうか。ディーニーの痛みは弱さゆえか? 見る者には大なり小なり思い当たるところがあるだろう。

一方で2人の父母は単なる俗物のかたまりとしては描かれていない。彼らが子を心底愛していることは間違いない。ただ彼らは自らの来た道を忘れている、そして若者には自身の行く道がわからない・・・。来た道を忘れた大人たちはまだひな鳥の心を心ならずも引き裂いてしまうのだ。そして突然訪れる世界恐慌・・・。ディーニーは精神病院で、バットはピザ屋で新しい人と出会う。2人の選択は・・・・。

原作はウィリアム・インジ。アカデミー脚本賞受賞。ウッドは主演女優賞にノミネートされた。監督は『欲望という名の電車』『波止場』『エデンの東』のエリア・カザン。撮影は名手ボリス・カウフマンである。カザンは『波止場』を筆頭に社会派といわれる作品を多く送り出した。一方で人間の生の痛みや弱さをセンシティブに描いた。本作は『エデンの東』と並ぶ後者の代表作だ(1961年 カラー)。1920年代の風俗・価値観の表現も見ものである。

この映画は、朝露が残る若葉のようにはかなげで、そしていまだ熟れない果実のように苦い。たしかに現代、古めかしく見え、想像しがたい部分もあるが10代の方には何かひとつでもひっかかるものがあれば幸いだ。人生を折り返した者には、自身と子育てをどこか微笑ましく振り返りつつも、甘酸っぱい回想とともに見ることとなろう。

最後にさきの詩を紹介してレビューを終えたい。本詩はこれからの2人の道程を指し示している。

Though nothing can bring back the hour of splendor in the grass,
of glory in the flower, we will grieve not.
Rather find strength in what remains behind.

草原の輝き 花の栄光
再びそれは還らずとも なげくなかれ
その奥に秘められたる力を見い出すべし(訳:高瀬鎮夫・本DVDより)
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカのドラマですが、地方都市のあの時代の貞操感覚と恋人の欲求との軋轢が青春の悲劇をよぶが、それお乗り越えた
終幕のすがすがしさが青春時代の輝きをます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰にもある青春の頃。
それを甘く切なく、表現されている。
もしもあの時・・と誰でも思う事があるが、それも遠い日になる。
有名な映画だと思うが、見ることができてよかった。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あったんだな~、アメリカにも。
って感じです。
時が経ち、それぞれの違う生き方を
見つけて、それなりに幸せになっていく…
誰もが、育ったそのままの環境で何事も
うまくいくって中々ないですしね…
大人になるって、やっぱり、こういうことなんしょうか…
彼女の方は少し遠回りしてしまいますが、
それも、成長するための大事な時間だったのかもしれない、
と、思います。
遠回りすることが恐くなってる若い方は、
これを見たら、少しは気分が楽になるかも? なんて思いますが♪
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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