花嫁の父 [DVD]
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フォーマット | ドルビー, 限定版, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | エリザベス・テーラー, ビンセント・ミネリ, スペンサー・トレイシー |
言語 | フランス語, 英語 |
稼働時間 | 1 時間 33 分 |
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商品の説明
商品紹介
"花嫁の父"はツライ。でもやめられない!?
エリザベス・テーラーを娘に持った父親の気持ち、わかりますか?
一面に広がる披露宴の残骸の中に、ぐったりを肩を落とした男がポツンと一人。彼の名はスタンリー・バンクス。たった今、手塩にかけて育てた一人娘のケイを、新婚旅行へと送り出したばかり。彼の頭の中は、この数ヶ月のドタバタでグッチャグチャ。愛娘が結婚したいと告白した瞬間から、披露宴の準備、破談寸前のアクシデント…。
"花嫁の父"に安息のときは訪れるのか!?1991年にスティーブ・マーティン主演でリメイクされた傑作コメディ。エリザベス・テーラーの10代とは思えない完璧な美貌と、オスカー俳優スペンサー・トレイシーの抑えた演技が、完璧なバランスを見せる。いつの時代も変わらない、一人娘を嫁に出す父親の複雑な心理をペーソスたっぷりに描き出した、ハリウッド黄金期を象徴する快作!
Amazonより
結婚披露宴を終えた父スタンリー(スペンサー・トレイシー)は、ぐったりしながら愛娘ケイ(エリザベス・テイラー)が結婚へ至るまでの道程を思い返していく。彼女が結婚したいと言い出した食卓、相手の男バクレー(ドン・テイラー)の家は裕福で、妻エリー(ジョーン・ベネット)は嫁入り仕度で大はしゃぎ。そして、そして…。
娘を嫁がせる父親の複雑な心情をユーモラスにつづったヒューマン・コメディー映画の名作。アットホームな笑いと哀歓を巧みに同居させえた名匠ヴィンセント・ミネリ監督の手練の演出。名優S・トレイシーの名演、リズの美しさなどなど、どこから斬ってもゴージャスかつ親近感の沸く作品である。好評につき、続編『可愛い配当』や同題のTVシリーズも製作。また、後にスティーヴ・マーティン主演のリメイク『花嫁のパパ』も製作された。(的田也寸志)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : フランス語, 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988135580924
- 監督 : ビンセント・ミネリ
- メディア形式 : ドルビー, 限定版, ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 33 分
- 発売日 : 2006/10/6
- 出演 : エリザベス・テーラー, スペンサー・トレイシー
- 字幕: : 日本語, フランス語, スペイン語, 中国語, ポルトガル語, 韓国語, 英語, タイ語
- 言語 : 英語 (Mono), フランス語 (Mono)
- 販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
- ASIN : B000HCPV6E
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 202,285位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 20,423位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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美人で同性から見てもキラキラしていて女性らしくて憧れる存在。
イングリット・バーグマンもグレース・ケリーもマリリン・モンローも好きだけど、
リズさんのどの角度から見ても美しいお顔は目の保養になります♪
是非、ご覧になってください。お勧めです♪!(^^)!。
心温まる上質のホーム・ドラマ・・・‥なのだが、エリザベス・テイラーがあまりにも美しすぎて「ファミ
リー・ドラマ」らしくない・・・というところがまたよさである。下世話に落ちないでいい。
名優スペンサー・トレーシーのうまさ。父と娘の言い分は幾度もすれちがい、そのたび父はおろおろ、
ウロウロ。
ぜひ見ていただきたいのは結婚式当日のこと。盛装した妻(ジョーン・ベネット)の美しさに、彼(S・
トレーシー)はこうきれいだと花嫁がカスんでしまうな、と言う。本当にそんなふうにこのシーンのジョー
ン・ベネットは美しいのだ。そして次のシーンで父親が、つまり我々が目にするエリザベス・テイラーのこ
の世のものとも思えぬ美しさ!こういう丁寧な盛り上げ方が好ましい。
描いた作品であります。
S・トレーシー&E・テイラーの持ち味を生かした父娘のキャラクターが
作品の魅力を高める調味料となっている点も見逃せません。
人生において、かわいがって育ててきた我が家の娘がある日突然よその男と結婚する!!!というのは、頭では分かっていたことでも、実感として親にとって、特に父親にとっては本能としてなかなか受け入れがたい経験でありましょう!それを、あのゆるぎないスペンサー・トレイシーが、まるでお尻に火が付いた、みたいなあわてまくりの演技で、表現してくれます。相手の男についての悪い妄想を数限りなく並べ立てたり(その時の奥さん、ジョーン・ベネットのあきれた顔!)、相手の男に、結婚する男の覚悟、心構えなどを長々と話したり(1950年当時において、子供の歯の矯正にも金がかかる!というところに、アメリカ中産階級のリッチぶりがうかがえますよ、私は今自分で歯を矯正しようかなー、なんて思っているわけですから・・・)、教会での入場で足が前に進まないでもがいている夢にうなされたり・・・もう、この落ち着いた役者さんが、パパのあわてぶりを好演して、いっぱい笑わせてくれます。年取ってくると、どんな人でも、結局人間とは生きてる限りどこかに完璧になれない部分を抱えているものだなー、というか、立派な人、とか、人格者、とか、変な人のほうが少数派のように一般に人は勘違いしていますが、全人類は、変な部分をいろいろ抱えている人がほとんどなんだ、と私は最近思うようになりました(笑)。
この物語は当時のアメリカの中産階級ということで、自宅で結婚式の披露宴をします。自宅でできれば思い出深いですが、その分準備も大変です。ピーター・フォークとアラン・アーキンのあきれたあきれた大作戦、という映画でも、娘が結婚するので、その準備で大変お金がかかる話が出てきますが・・・アメリカは中産階級ならおうちが広いので、そんなことできるんだろうなー、だけど、上流階級!というわけではないから、お金の心配がつきまとうんだなー、とわかります。日本は住宅が狭く、結婚式は式場でやることになっていて、まあよかったですね。
当時、もっと大変だった黒人社会や下層階級社会がアメリカにあるわけですが、その一方で、テイラー、ジョーン・ベネットという二人の美女たち、また、美しい家庭の調度品の数々・・・と、夢のような暮らしを見せてくれます。
描かれる風景、心象描写は違和感ゼロ、笑い転げます。
世界最強の軍事大国アメリカでも、男は無力。
エリザベス・テイラーの美貌に声無し。
以後の公私の活躍も当然か。
描かれるアメリカの豊かさに感服。
あらゆる面で、必見です。
パーティの後、散らかった邸宅で、弁護士のスタンリー・バンクスが娘の結婚式に至るまでの嵐のような顛末を振り返るところから映画は始まるのだが、彼は文字通り娘の結婚式に“振り回された”のであった。3か月前、20歳(リズの実年齢は18歳)のひとり娘から予期せぬ宣告を受ける。バックリーという青年と結婚するというのだ!ここから父親の悲劇が始まるのだが、もちろんハタから見ればこれ全篇喜劇でしかない。バックリー・ダンスタンという名からして、ダンスなのかタンスなのかハッキリしない。しかし、彼は「招かれざる客」の相手のようにシドニー・ポワチエではないし、素性の怪しい男でもない。何の障害もないのだ。それでも、スタンリーは慌てふためく。つまり、ここでは純粋に?父親が娘を手放すときの心情をこっけいにデフォルメして見せているだけなのだ。
それでも、これだけおもしろく観れるのは、父親というものが娘の結婚、および結婚式というものをどうとらえているか?また、関わろうとしても関われないものであることをクールに描いているからだろう。それと、もうひとつは、アメリカの1950年という地域性と時代性。封建的なガンコおやじは民主主義によって滅びたかに見えたが、実際はそうそう簡単に絶滅するものではない。それに、スタンリーも言うように、見かけは立派だが、実際にはそれほど金回りもよくなかったのだろう。この心情的且つ経済的心配が縒り合わさって父の気持ちは散り散りなのだ。
<父親の勧めには従わないが、恋人の勧めに従ってコートを替える娘>を見て、父親の役目は終わったとくちびるを噛みしめたのも束の間、彼の与り知らないところで結婚式の準備は目まぐるしく進行してゆく。スタンリーも努力を惜しまなかったわけではない。しかし、ダンスタンと膝を交えて話し合おうとしても、つい自分のことばかり語ってしまうし、すっかり乗り気のダンスタン家を訪ねても酒がまわって相手が語りだすと眠ってしまう始末。
それでも、ウエディング・ドレスを着せてやれなかった妻が<娘にだけは>と漏らすのを聞いたスタンリーはついに結婚式を容認してしまう。ところが突然、娘はもう結婚なんかしない!と叫びだす。しかもスカタンな理由でだ。それでもすっかり娘の味方に立ったスタンリーが迎えに来たダンスタンを追い返そうとするのを尻目に父の目前で仲直りし抱擁し合う2人。あ~あ。
他にも腹を抱えなきゃ見ていられないシークエンスは色々とあるが、本編はモノクロだ。それでも、最期に娘からやさしい言葉かけをされたスタンリーは客の帰った散々っパラ散らかり放題のわが家でレコードを伴奏に妻としずかに踊るのだった。まさに、ハリウッド・ハッピーエンドの粋な幕切れだ。