こちらの方がゲームとして優れているかな。
特に左右スピンの存在、キャラごとのサーブ難易度の違い、アウトの起こりやすさなどのリスクとリターン。
退屈な時間が生まれないテンポの良さ、直感的な操作。
表情、仕草を含む3Dキャラモデリング、ステージのライティングがまた非常に上手く、まさしく本物さながらといった臨場感。
リプレイカメラが60FPSでハッキリ見える。
今後、これを超えるほどの卓球ゲームは出ないだろうと感じられる、完成度の高さ。
個人的に、スポーツの卓球よりも面白い。
もはやこれは、独立した一つのスポーツと考えるべき。
以下、ゲームについて。
基本的にシングルスのみで、ダブルスはできない。
同時プレイ2人まで。
操作について。
移動&照準は左スティック。
(十字キーは移動には使えないし、変更もできない)
ショット方式はボタンと右スティックの2種があるけど、ボタン操作だと同時押しX+Y(□+△)が難しいので、
最初から右スティック操作でのプレーを推奨する。
右スティックなら単純に、倒した方向に回転がかかる。
ショット長押しで溜め打ち。
早い段階で溜めるほど強く打て、打つ度に「フォーカスゲージ」が溜まり、最大になるか、任意でゲージ消費。
効果音が鳴り、
(ゲージが最大になった効果音は1pと2pでそれぞれ違う)
名前が点滅している間だけキャラが強化される。
(これは永久ラリーを防止する為の仕様と思われる)
また、フォーカスには3つの段階があり、任意で消費せずに最大まで溜められれば、
ゲージの色が赤→黄→緑と変わっていく。
色によってフォーカス時に強化される度合いが違う。(と感じる)
開始時は必ずゲージは赤色で、どれだけ溜めてもネクストゲームではリセットされる。
フォーカスショットは鋭く、テーブルに密着していると打ち返しにくい。
両プレイヤーがフォーカス状態になったら、演出でテーブル以外が見えなくなり、歓声が消える。
スピン方向により、打球に色が着く。
同じ方向のスピンで打ち返せば、より強いカウンタースピン。
LB押しながらでソフトにショット。必ずネット際に飛ぶ。
LTに変更もできる。
キャラにはそれぞれ性能差がある。
サーブ、ショット精度、ショットパワー、スピンのかかりやすさなど。
それから項目「その他」のキャラクタービューアで見られるのが、
移動速度、リーチの長さ、得意スピン、得意面(フォア/バック)。
全員が、専用の勝ちポーズやボイスを持つ。
(キャラエディット機能は無いが、エディットが使えるゲームは大抵、
エディットキャラが完全無欠の存在になりがちだから、無くても良いかなと思う)
BGMは、試合中いつでも十字キー左右で変更できる。
視点カメラは遠近の2種があり、backボタンでいつでも変更できる。
遠距離カメラは、1人プレイにおいてはプレイヤーが必ず手前側になる仕様なので使うに問題は無いけど、
オフライン2人でやる場合、カメラ自体の横方向への動きが荒っぽく、カメラの高度がバウンドをも隠すことになり、
奥側のプレイヤーがかなり不利になってしまうので、できればオフライン対戦では近カメラの方を推奨する。
(対人対戦してみたら、両プレイヤー共に、近カメラの方が断然やりやすいと感じた)
オフライン対戦時、サーブ側は必ず画面手前になる。
頻繁に入れ替わり、その度にトップスピンの入力方向が上下逆になってしまう。これはちょっと気になる所。
入力方向固定オプションも無い。
一人で長く楽しむようなモードは無い。
vs comのいわゆるアーケードモード、エキシビジョン対戦、オンライン対戦のみ。
各種トレーニングモードもある。
ゲーム内に攻略ヒント集もあり。
(ヒント集はどういうわけか、メニュー画面からは入れない。対戦中にスタートを押すと出る)
選べる対戦ステージは全部で19。
この内8つが試合会場で、観客が居る。
キャラの数は11。それぞれにシャツカラーが5種づつある。
これらは初期状態では、ほとんどにロックがかかっていて使えない。
この初期キャラの少なさは、対戦ゲームとしてはかなり痛い。
(後述のチートを使えば、すぐ対戦を楽しめる。自力で出す場合、数日はかかる)
音量の調整は、それぞれを別に、細かく変えられるタイプ。
歓声、アナウンスやボイス、BGM、SEなど。
会場ステージは基本的にBGMが無く、ラリーが続くとBGMがフェードインする。
(音量はナレーションの項目(操作キャラのボイス)が一番小さいので、
ナレーションを最大にした上で、他を合わせると良い。
体勢が崩れた時に声が出るから、声が聞こえやすい方が、より直感的にプレーできる。
と言うか、このゲーム、勝利時のBGM音量だけがやたらデカくて勝ちセリフがかき消えるため、
ナレーション10に対してなら、BGMは1にするのがちょうど良い。
他はお好みで)
タイトル画面か、メニュー画面で待つとデモ。
youtube > Rockstar Games Presents Table Tennis Xbox 360 Trailer [HD]
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チートについて。
*チートを使うと、そのタグでは永久に実績解除できなくなるので注意。
*また、これでアンロックしたものはセーブできないから、プレイの度に入力する必要がある。
*紙にメモを取るなりで対処しよう。
以下を、メニュー画面で「素早く」入力。タイトル画面ではない。
成功すると音が鳴る。再入力で解除。
「隠し要素全アンロック」
上、右、下、左、LB、 右、上、左、下、RB
「巨大ボール」
左、右、左、右、上、上、上、X
球がバレーボールのような物体に変わる。打球音も変わって面白い。
*これが実績に関係するかは不明。
他にもチートはありはするけど、あえて書くほど面白いものは無かった。
キャラが消えてラケットだけになる、キャラが影のような物体になる、
打球音がファミコンのような8bit音になる、球に彗星のような尾がつく、回転エフェクトが巨大になる、等。
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隠し要素を自力で解除したい人へ。
・キャラ>コート>コスチュームの順で行う。
1、
オプション設定がデフォルトの状態で、アマチュアサーキットを1度クリアする。
具体的には、jesperを使ってトップスピンを連発。
打つ際には左スティックに触れず、真正面を狙う。
相手の体に当てれば1点。
もし打ち返されても、真正面ならば相手の体勢を崩して、奥に押し込める。
また、わざと相手に打たせれば、フォーカスの溜まりも早い。
相手をいくらか奥へ押し込むか、フォーカスが最大になり次第、左右に打ち分けて得点。
弱いcomが相手なら普通にプレーするより、相手を狙って打ち続け、
フォーカスでゴリ押す方が結果的に早く終わる。
2、
サーキットをクリア後、オプション設定で1セット・7ポイント制にし、エキシビジョンをイージーで開始。
自キャラはjesper。
comキャラはスピン性能が高いキャラを選ぶ。
戦法は上記と同じ。
(イージーのcomはスピンをほとんどかけないので、強みをまったく活かせない。
ゆえに、com操作ではkumiが最弱になると思われる。
また、A連打でド真ん中にサーブ(最小よりチョイ強い力)すると、精度の低いキャラは結構な確率でリターンをミスる。
(2連続で失敗することもある)
com相手に25勝すればkumiが出現するので、com操作キャラをkumiに切り替え、さらに25勝する。
これで全キャラが解除される。
(*途中でjesperのコスチュームが全て解除された場合、自キャラを替えて続行。
パワーキャラならjesperと同じ戦法を使う。
スピンキャラなら、バックスピンを連発すればいい。
打つ際には左スティックに触れず、真正面を狙う。
相手がkumiなら高確率でリターンをミスるし、打つ方向を決めなければ、自分がアウトになる無駄も起こらない。
普通にプレーするより、わざとkumiに打たせて失敗させる方が早く終わる)
3、
全キャラが出現したら、エキシビジョン>イージーで全てのキャラを順に使い、
comのkumiに対して「フォーカスショットで勝利」「ソフトショットで勝利」を1度づつこなす。
これで全コートが解除される。
4、
全てのコートが解除されたら、コスチュームが解除されていないキャラを使い、
エキシビジョン>イージーkumiに対して22~25勝する。
*途中で使用キャラのコスチュームが全て解除された場合、キャラを変えて続行。
*どういうプレーをしようが、25勝した時点で必ず、全てのコスチュームは解除されるようになっている。
これで全ての要素が揃う。