僕の大事なコレクション 特別版 [DVD]
フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | イライジャ・ウッド, ラリッサ・ローレッド, リーブ・シュライバー, ユージン・ハッツ, ボリス・レスキン |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 45 分 |
商品の説明
商品紹介
ジョナサンは、家族にまつわる品物をなんでもコレクションしてしまうという一風変わった趣味の持ち主。ある日、祖母からもらった写真をきっかけにウクライナに旅立つことになる。写真に写った祖父の命の恩人だという女性を捜すために。そんな彼を現地で出迎えたのは、ブロークンな英語しか話せない通訳兼ガイド、目が見えないと主張するドライバー、そして犬嫌いのジョナサンをお構いなしに吠えまくる盲導犬・・・。強烈なカルチャー・ショックを受けながらも、祖父の足跡を辿るジョナサンは、やがて思いもしなかった過去の物語を紐解いていくのだった。
Amazonより
俳優のリーブ・シュライバーによる初監督作だが、ツボを押さえた演出力を発揮し、余韻の残る佳作に仕上がっている。牛乳瓶の底のようなメガネをかけたイライジャ・ウッドが演じるジョナサンは、思い出に残る物をビニール袋に入れ、壁に貼るという奇妙な趣味を持つ青年。かつて祖父の命を救ったという女性を探しに、彼はウクライナへ向かうのだが、現地で迎える通訳の青年アレックスが、アメリカかぶれの、これまた変な男。微妙に通じない言葉やカルチャーギャップなどで苦笑させつつ、いつしか感動的なドラマへシフトする。その手さばきが鮮やかだ。
ウクライナの風景はチェコで撮影され、一面のヒマワリ畑や、独特のデザインの街並みなど、ハッとさせる映像が次々と登場。ロマの音楽とともにロードムービーとしての躍動感を高めていく。ジョナサンの人探しと、アレックスの祖父の記憶が一致し、さらにジョナサンの“コレクション”と同じような趣味がウクライナでも見つかった瞬間、映画のマジックを味わうことになるだろう。生きることの悲しさ、生きているからこそ人と出会うことのできる幸福。口には出せない、繊細で、熱い思い。そんな人生の機微が凝縮された、ジョナサンと、アレックスらウクライナの人々の出会いと別れは、ラスト5分、しみじみと心に訴えるものがある。(斉藤博昭)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988135575838
- 監督 : リーブ・シュライバー
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 45 分
- 発売日 : 2006/11/3
- 出演 : イライジャ・ウッド, ユージン・ハッツ, ボリス・レスキン, ラリッサ・ローレッド
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
- ASIN : B000HEWJEE
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,950位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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日本ではほとんど知られていない、ウクライナのことがちょっとだけわかります。
面白かったです。
いろいろ偏りのある人が多く登場するので感情移入できない人もいるでしょう。
そこが面白いなって思えるかどうかは、かなり個人差が大きい気がします。
わたしは、とても好きでした。
そしてとてもとても素晴らしい作品でした。
あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので避けたいですが、ガイドのおじいさんの真実には思いっきり騙されましたね。彼のユダヤ人嫌いは、元々そうだったのではなくて、もちろん迫害した側だったのでもなくて…
最期は、自らのルーツを否定して生きてきた過去を解き放ったが故の満足の表情だったのだと思います。
あまり知られてないことかもしれないですが、対立していたソ連(現ウクライナ地域 )とナチスが反ユダヤでは同調していた(一部勢力もいた)と言う事実。 ※オデッサは今もウクライナ領ですから!!
今度は現ロシアから迫害される側に立たされたウクライナは、かつて反ユダヤ勢力が強かった地域だったかも知れませんが、だからといって理不尽な侵略を甘受しなければならない理由には全くなりませんよね。
過去の過ちを書き換えることはできませんが、現在進行中の過ちは正せるし、未来の過ちは防がなければなりません。
作品は胸を打つストーリーでしたが、同じような悲劇は繰り返されるべきでは無いのです。
ロシアは即座にウクライナから立ち去るべきなのに... ガザ地区の停戦はとにかく今すぐにもなされるべきなのに、戦争主導者たちはいつになったら学ぶのでしょうか…
丁度ウクライナを旅する計画を立てているところでしたが、ロシアの、プーチンの凶行のせいで実現に至りませんでした。
排他的でかなり偏屈で… しかし牧歌的で素朴な人々のいる国、S.ローレン & M.マストロヤンニの作品でも描かれた向日葵の輝く豊穣で美しい大地に平和が訪れる日を待ち侘びてなりません。
そうそう、ロマの音楽も... 特にエンディング近くの音楽はマヌーシュスイングっぽくてとても良かったですね。
紫色の服を着ろっ!…て叫ぶエンディング曲。紫色の服を着るというのは懺悔の意味合いを持つことがあるらしいです。メッセージのリンクを感じさせますね🤔
イライジャ・ウッドが癖のある役をうまくこなしていたので印象に残りました。
オススメの映画です。
現地で知り合ったご機嫌なやつと一緒に旅を進めていく。
ウクライナのすばらしい景色や、現地の人たちの匂いがいい。
自分の祖母の死をきっかけに祖父の形見の写真を入手。
それをもとにアメリカから生まれ故郷のウクライナへ。
自分のルーツ。日本人的にはあまりない発想。
戦争などのリアルな話を、主人公のようなちょっと固い人間がストレートに語るのではなく、
良いキャラのウクライナ人のアレックスがソフトに語るからこそ逆にリアルだ。
初めはよくある感じの「右から入って左から抜けていく」類の映画かなぁと思っていた。
だけど見終わった後はほんとに見てよかったと思った。
演技、音楽、脚本、センス、全てにおいてわざと臭さが無い。
ウクライナに限らず、自分もいろんな場所に行きたいと思った映画。
オタクでロシア語の分からない主人公と、アメリカかぶれの若者、英語の分からないエキセントリックな老人と、この3人のやりとり。そして、盲導犬(?)サミー・デイヴィスJr.Jr.も加わって、可笑しいことこの上なし。
英語がほとんどわからない私でも、BitchやJew、Negroといったあぶない言葉の掛け合いやinside outの言葉遊びなんかは、なんとか面白がれました。たとえば、この変な名前の犬は英語で"Bitch"(メスだからね)と呼ばれており、「メス犬とユダ公は後ろに乗ってろ」ぐらいの恐ろしい英語が成立してしまう...。(笑) 他にも色々あったのだろうけど、彼らの会話のズレの妙の何分の一かしか味わえなかったのではと少々残念でした。英語の堪能な方がうらやましい限りです。
それにしても、後半の展開は予期せぬものでした。まぁ、シリアスになるのは予想通りだったけれど、ジョナサンの祖父のエピソードが掘り下げられるのかと思いきや、いつのまにかメインが別のところにシフトします。
つまり、ジョナサンは、このウクライナへの旅で自分の体に流れているユダヤ人の血のルーツと、その悲しい歴史を知ることになります。そのあたりは、もちろん感動はしましたが、つらかったです。アレックスの祖父の件も...。
ジョナサンとアレックスの変な友情は、お約束どおりですが、ほんわかさせられました。(笑)
他の国からのトップレビュー
Die Tragikomödie bezieht seine humorvollen Zutaten aus dem ungleichen Team was wirklich für einige Lacher sorgt. Gerade die Übersetzungen des „Dolmetschers“ sind einfach nur köstlich und auch in der deutschen Synchronfassung mehr als überzeugend. Wer aber denkt das dies ein Gagfestival ist, wird schnell wieder auf den roten Faden der eigentlichen Handlung zurückgeführt: Die Suche nach einer Person die maßgeblichen Anteil daran hatte das die Familie Foer lebendig nach Amerika fand. Regisseur Liev Schreiber der den meisten eher als Darsteller (Scream) bekannt sein dürfte, hat bei seinem Erstlingswerk ein sehr hohes Feingefühl bewiesen. Schließlich geht es auch um die Aufarbeitung der Judenverfolgung im 2.ten Weltkrieg was nicht unbedingt viel Anlass gibt eine Komödie zu fabrizieren. Trotzdem schafft Schreiber einen wundervollen Seiltanz zwischen den Genres. Nichts wirkt aufgesetzt, der Zeigefinger wird nie erhoben und die Pietät immer bewahrt. Deshalb rutscht der Film ein ums andere mal von einem Gag in die nächste traurige Szene weshalb man nie sicher sein kann aus welchem Grund die aktuelle Träne die Wangen hinunterläuft.
Die Darsteller vermitteln in jeder Szene einen hohen Realitätsfaktor, so dass man niemals daran zweifelt ob die Geschichte sich auch wirklich so abgespielt hat, was dem gesamten Film einen hohen Grad an Authentizität mit auf den Weg gibt, obwohl die gesamte Story reine Fiktion ist. Oder etwa doch nicht? Romanautor Jonathan Safran Foer schrieb sein Buch aufgrund seiner eigenen Vergangenheitsbewältigung bei einer Reise durch die Ukraine. Inwiefern Details daraus in seinem Buch und somit auch im Film Verwendung fanden vermag ich nicht zu beurteilen. Dies aber nur am Rande.
Ich vergebe 9 von 10 Punkten beim erstmaligem Anschauen. Durchaus möglich das sich die Wertung beim nächsten mal noch erhöht.
Be aware that this DVD is set to Europe Zone, not a big deal but it could be problematic for some people.
Worth the “trouble” though, and the delivery was swift, the DVD arrived from the UK much faster than I expected.