ナイロビの蜂 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo |
コントリビュータ | ダニー・ヒューストン, ジョン・ル・カレ, ジェフリー・ケイン, フェルナンド・メイレレス, ピート・ポスルスウェイト, レイフ・ファインズ, レイチェル・ワイズ |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 8 分 |
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商品の説明
商品紹介
<解説>妻の突然の死…。その裏には多国籍企業による、巨大な陰謀が隠されていた! レイチェル・ワイズがアカデミー最優秀助演女優賞を受賞した他、世界各国で絶賛されたサスペンス・アクションの傑作! 情熱的な妻テッサと外交官の夫ジャスティンは、夫の駐在先のナイロビで暮らしていた。しかしある日突然、ジャスティンの元にテッサの死の知らせが届く。警察は単なる殺人事件と処理するが、疑念に駆られたジャスティンは妻の死の真相を調べ始める。そしてアフリカで横行する薬物の人体実験、官僚と大手製薬会社の癒着を知る。テッサの思いを引継ぐジャスティン。やがて彼がたどり着いたのは多国籍企業による世界的陰謀だった! 妻への愛と自らの信念を守るため、ジャスティンの命を賭けた孤独な戦いが始まった! <仕様>片面2層/カラー/本編128分/16:9LBビスタ・サイズ/音声1:オリジナル<英語>5.1ch 音声2:オリジナル<英語>DTS 音声3:日本語吹替2.0ch/字幕1:日本語字幕 字幕2:吹替用字幕 レイフ・ファインズ『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、レイチェル・ワイズ『ハムナプトラ』 監督:フェルナンド・メイレレス『シティ・オブ・ゴッド』、原作:ジョン・ル・カレ「ナイロビの蜂」(集英社刊)
Amazonより
外交官のジャスティン(レイフ・ファインズ)は、妻テッサ(レイチェル・ワイズ/本作でアカデミー賞助演女優賞を受賞)と駐在先のナイロビで暮らしていたが、ある日突然テッサが殺人事件で死亡したとの知らせが届く。疑念に駆られて真相を究明しようとするジャスティンは、やがて世界的な陰謀と対峙(たいじ)することになってしまう…。
『シティ・オブ・ゴッド』で注目されたフェルナンド・メイレレス監督が、現実にアフリカで起きた事件を題材にしたジョン・ル・カレの同名小説を原作に、壮大なスケールで描く力作サスペンス映画。劇場公開時はまるでラブ・ストーリーのような宣伝がなされていたが、実際はアフリカを食い物にする者たちの傲慢さや、それゆえの重々しい衝撃的悲劇を前面に打ち出した社会派映画で、その中から夫の妻に対する愛情をじわじわと醸し出していくといった構造である。結末がアメリカ映画らしからぬところも妙味。ただし、妻のキャラクターには賛否あることだろう。(増當竜也)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 19.4 x 13.8 x 1.8 cm; 159 g
- EAN : 4988103631238
- 監督 : フェルナンド・メイレレス
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, DTS Stereo
- 時間 : 2 時間 8 分
- 発売日 : 2006/11/10
- 出演 : レイフ・ファインズ, レイチェル・ワイズ, ダニー・ヒューストン, ピート・ポスルスウェイト
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 日活
- ASIN : B000HEZ4BY
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 23,342位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 736位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 1,832位外国のアクション映画
- - 2,078位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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現実ではあまりに無謀だが映画でもまさにその通りの結末。
戦争を止められないのと同じでどうすることもできない。無駄死に。
しかしそれでも世界のどこかで戦っている人がいる。
そんなことを教えてくれる映画。
原作はイギリス人作家で監督はブラジル人。
そして製作は世界の覇権を握る米英独中の4カ国。
大国の自己満か?自己批判か?皮肉に満ちている。
原作はイギリスの作家、ジョン・ル・カレが2001年に発表した同名ベストセラー小説
ストーリーは1980年前後に原作者が実際に体験した内容を下敷きに、出版社から製薬会社という悪という提案を受け取材したフィクション
この取材は、ファイザー製薬がナイジェリアで治験を行った細菌性髄膜炎治療のことだ
因みに、法的に臨床試験が義務づけられたのは1997年米国・カナダ、欧州でも2000年以後とごく最近のことだ
それ以前は、サリドマイドなど数々の事件をきっかけに1964年のヘルシンキ宣言で医学研究における倫理原則を定めただけで、その後途上国での治験が頻繁に行われるようになり、1981年のマニラ宣言で途上国での倫理原則を定めたとうい流れがあり、その後更に規制が緩く賄賂が横行するアフリカへとシフトしていく
そして現在もアフリカ、南米、中国などで非合法に行われていますがこれは、一企業体が単体でやっていることではなく、悪意に満ちた闇の組織がこの世には存在するということです
コロナ禍でも世界中にワクチンをバラ撒こうとしていますし、無意味なPCR検査キットで既に大儲けしている
現在のグローバル社会では安い労働価格を使いコストを抑える経営で大きな利益を生むことは当たり前となっているがが、そもそもこの様な植民地経営的な方針は間違いであるし、そもそもそれぞれの国や地域の労働価格とそれぞれの国や地域の人権や命はの価格は同等などでは決してない!
人の命や人権の値段は誰でも同じなどと戯言を言う積もりは毛頭ないが、だからと言ってこれが現状!と事なかれ主義で見過ごしていていいのだろうか?と観客の我々を批判し訴える作品です
先進国の経済は発展途上国の犠牲の上に成り立っているので、偽善だと言えば偽善なのです
それでも、私達はこの映画のスラムに住む人々のリアルな姿を見て何か感じ、その内の極々少数の何人かが何か行動を起こすでしょう
無知では何も出来ません
先ず知る事から始めよう
医療や病気についての既知を疑ってみて下さい
私達は色々と洗脳されてきてしまっています
しかし、真相を知るや、彼は自らを深く恥じるしかないのです。
彼は自分がよく知る安全で平和な世界に閉じこもり、妻のように醜悪な現実に立ち向かってこなかったからです。
ちなみに、ナイロビの蜂と似たような事件は現実にもあり、ファイザー製薬がナイジェリアでやらかしてます。しかも、巨額の賠償金を払わずに済むように、ナイジェリアの法務大臣にプレッシャーをかけるため、その汚職を探っていたというオマケつき。
もう、金、カネの世界でうんざりしますが、しかし結局、われわれ先進国で暮らす人間も、妻が死ぬ以前の主人公のように、安楽な世界に閉じこもり、外で起こっている醜悪な現実に目を向けることはほとんどありません。
そもそも、どうして多国籍企業が法のゆるい場所で無茶をするのかと言えば、利益のため。利益を上げることで社員は高給をもらい、高い商品をジャンジャン買って、経済を回せる。先進国の豊かさは発展途上国の搾取によって成り立っているのはよく知られていることですが、だからといって、現在の豊かな暮らしを捨てられるかと言われると・・・
が、世界全体は徐々に整備されつつあり、教育も充実して、みんなが利口になっています。未来の世界では、きっと弱者からの搾取はなくなり、その結果、現在のような豊かな生活は捨てなければならないでしょう。
ラスト、主人公が妻のあとを追うように死ぬのは、愛だけでなく、醜悪な現実と向き合い、貧しさに身を落として生きることが自分にはできないと思っていたからかもしれません。
そして美しい映像が幾つもあります。
男と女が愛し合う場面も、ケニヤの空を飛ぶフラミンゴの群れも、貧しい村に生きる人々でごった返した道も、ひとりぼっちで難民キャンプまで歩く孤児までも、悲しいくらい美しく撮られています。
大手製薬会社の陰謀については、ただただ怖いことだと思いました。
こういうことが実際に起きたのでなければいいなと思いながら観ていましたが、
あとで実話に基づいていると知り、ますます怖くなりました。
主演のレイフ・ファインズはさすがの演技。『イングリッシュ・ペイシェント』の頃からほとんど歳をとっていない感じで、純でさわやかな、若き外交官の役を好演しています。
その妻テッサを演じた、レイチェル・ワイズという女優さんも、とても存在感あります。こんなに可愛くて素敵な妊婦さんを見たことありません。
この二人の名演で、ラストまで徹底的に美しい映画になっています。
全体的に綺麗な映像でまとめてあるが
その裏で行われている大企業や先進国の汚い部分と対比させているように感じた
アフリカでの命の価値はゴミ同然の価格なんですよって強調しているようだったが
ひねくれ者の自分はboketeの「お前らの募金待ってるぜ!」の画像が頭に浮かんでしまった
レイチェル・ワイズは体当たりの演技でキュートだとは思ったが
言うほど演技が上手という風には感じなかった
むしろ旦那の方が弱弱しくも信念をもって最後を迎える男を力強く表現していた
ストーリーは1980年前後に原作者が実際に取材した内容を下敷きにしたフィクションだが、そう遠くない過去に類似例が有ったことを匂わせている。
両国政府と製薬企業の利権の闇をサスペンスタッチで暴きながら、亡き妻との触れ合いを想い出しながら真実の愛と自己の責務に目覚めていく夫の旅路を静かに追った展開に心が動かされる。
それ以上に眼を奪われるのは、たとえ内容はフィクションでも、カメラに写ったアフリカは現実だと言うこと。ケニアの首都ナイロビの70万人スラム街は、同じくリオのスラム街を「シティ・オブ・ゴッド」で撮った事で本作に起用されたブラジル人監督フェルナンド・メイレレス監督をして「見たことない劣悪さ」と言わしめた程。
その場所での撮影交渉やエキストラ確保は至難だったらしいが、映画の主旨説明や街中に橋を建設する事で協力的に進んだ。この辺りはBlu-ray特典のメイキングに詳しくあるが、苦労の甲斐あって現代アフリカ貧民層の映像では恐らく映画史ナンバーワンだろう。
貧困の中でも笑う子供達、逞しく生きる民族の息づかいが画面から聞こえ、手持ちカメラによる躍動的なカットが作品のドキュメント感を上手く高めている。
配役では主人公の英外交官役へのレイフ・ファインズ起用は納得だ。映画原題の「the Constant Gardener(誠実な庭師=我関せず)」が示す様に、ガーデニング愛好家の生真面目な高等弁務官が情熱的な恋人との出逢いから愛と正義に目覚めていく抑制された演技は本当に素晴らしい。また本作でアカデミー助演女優賞を獲ったレイチェル・ワイズは、夫への素直な愛に惹かれつつもジャーナリズムと平等主義に殉じる誇り高い女性を熱演していて、飾らない一つ一つの所作に惹き込まれる。
この二人の愛情表現が何とも柔らかで慎ましく描かれている為、対する利権集団と二人に協力を求められながらも裏切る同僚達とのコントラストが際立って物悲しい。
亡きテッサへの信愛と彼女から引き継いだ責務を為し遂げた夫のラストシーンには自然に心が震えてしまった。
グローバル経済では世界各国の労働価格が重要な経営判断指標なのは当たり前だが、命や環境の価格に及ぶのは間違いだと確信させてくれる稀少な秀作。
また、残虐なシーンは抑えてあるので是非女性にも観て頂きたい作品です。
巨大な富が目の前にぶら下がったのですね。
そして、都合よくアフリカや南米では患者が爆増。ここで治験をすれば安上がりでリスクも低い。(下手しても握りつぶせるから)
なるほど。しかし、ワクチンは欲しいものねぇとなってしまう自分が悲しい。
こういう問題を、主人公が愛する妻を失った悲しみを梃子にして暴いていく流れなのですが、
ちょっとラブストーリーのウェイト高すぎて展開のテンポが悪くなってしまったように感じました。そこは残念。
最後に、自分が妻を愛していても、亡くした妻にここまで献身できるかと言われると困ってしまう自分も残念。
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In "Der ewige Gärtner" bekommt der Zuschauer Einblick in die Arbeit der mutigen Aktivistin Tessa Abbot Quayle (Rachel Weisz), doch wenn die Geschichte anfängt ist diese engagierte Frau bereits tot. Ermordet worden am Turkanasee in Norden Kenias. Das Ereignis versetzt das britischen Hochkommissariat in Nairobi in helle Aufregung. Tessa war die Frau des Diplomaten Justin Quayle (Ralph Fiennes), die dort gemeinsam mit ihrem einheimischen Fahrer auf brutale Art und Weise ums Leben kam. Gemeinsam mit einem weiteren Aktiviisten, dem belgischen, dunkelhäutigen Arzt Arnold Bluhm (Hubert Kounde) waren sie auf dem Weg zum Sibiloi Nationalpark, wo sie nie ankamen. Von Bluhm fehlt jede Spur. Als der introvertierte Quayle die Nachricht vom gewaltsamen Tod seiner Frau erfährt, bekommt er gleichzeitig das Gerücht unterbreitet, dass Tessa eine Liebesaffäre mit Bluhm hatte. Wer war die Partnerin an seiner Seite ? Der Mann, der schon nach so kurzer Zeit Witwer wurde, hatte seine Frau bei einem Vortrag in London kennengelernt. Daraus resultierte eine sehr schnelle Heirat, weil Tessa unbedingt mit nach Afrika kommen wollte, wo Justin Quayle seinen diplomantischen Wirkungskreis an der Botschaft in Nairobi hatte. Im Gegensatz zu Tessa kümmerte sich Justin aber nie um das allgegenwärtige Elend der Bevölkerung, sondern kümmerte sich lieber um seinen äusserst gepflegten Garten. Der Mord an seiner Frau führt allerdings zu einer mentalen Veränderung, denn er begibt sich durch eigene Ermittlungen auf die Reise seine verstorbene Frau richtig kennenzulernen. Er sucht nach Wahrheiten und Anhaltspunkte sind der befreundete stellvertretende Hochkommissar Alexander Woodrow, genannt "Sandy", der selbst in Tessa verliebt war und mit seiner Frau Gloria eine unglückliche Ehe führt. Mit verwickelt scheint auch Sir Bernard Pellgrin (Christian Nyby), der Afrikabeauftragte des Foreign and Commonwealth Office, der durch einen Brief der Toten Kenntniss bekam von diesen dubiosen Machenschaften des britischen Pharmakonzerns "Bell, Barker & Benjamin, in ganz Afrika asl "Three Bees" bekannt. Immer mehr macht sich im Lauf seiner Recherchen Justin den Vorwurf, dass er sie in ihrem Kampf nie unterstützt hat und nun versucht er den Tod seiner Frau und dessen Hintergründe auf eigene Faust aufzuklären. Letzte Antworten findet der verzweifelte Mann in einem humanitären Versorgungslager im Südsudan, dass ihn am Ende zum Ursprung der Gewalttat, an den Turkana-See, führt...
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Der brisante Politfilm spricht Verfehlungen der Globalisierungspolitik zu Lasten der Dritten Welt an. In seiner Machart ist er ebenso engagiert wie anspruchsvoll und vermeidet mögliche Klischees. Als Lohn gabs dann auch 4 Oscarnominierungen, darunter Rachel Weisz als beste Nebendarstellerin, die den Preis am Ende auch gewinnen konnte. Sehr gelungen auch die meditative Filmmusik von Alberto Iglesias und die Stimme des afrikanischen Sängers Ayub Ogada.