卒業、真夜中のカーボーイ、わらの犬、そして今作
凄いなぁ、永遠の名作です
今見ても凄い緊張感です
ホフマンとアルパチーノは映画界の小さな巨人ですなw
マラソン マン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
DVD
"もう一度試してください。" | コレクターズ・エディション | ¥900 | ¥626 |
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"もう一度試してください。" | コレクターズ・エディション | ¥1,980 | ¥792 |
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| — | ¥394 |
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ローレンス・オリヴィエ, ダスティン・ホフマン, ロイ・シャイダー, ジョン・シュレシンジャー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 2 時間 5 分 |
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商品の説明
名作・傑作・話題作をいつまでもお求めやすい価格で!!
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988113757942
- 監督 : ジョン・シュレシンジャー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 5 分
- 発売日 : 2006/11/2
- 出演 : ダスティン・ホフマン, ローレンス・オリヴィエ, ロイ・シャイダー
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- ASIN : B000HKDEWO
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2024年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんでマラソンランナーの話っぽいのに、
若かりしダスティン・ホフマンが銃を構えているのか?
粗筋を観れば一目瞭然ではあるんですが、
色んな作品にも描かれたモチーフです。
諜報部門だった兄を持つ主人公が、ナチス残党から追われます。
死んだ兄から重要情報を託されたのではないか?ということで、
何も知らないのに、勝手に怪しまれて延々と追われるという怖いお話。
撮影当時のアメリカ、ハリウッド界隈では、
ナチスドイツの戦後処理の両面が知られていたのか
そうでなかったのか。そこらへん微妙ですね。
後世の鑑賞者である僕としては、天秤にかけて、
今後も色々調べていくしかないのかなあと。
善い面として、検事フリッツ・バウアーのような人たちが、
世界の果てまで、亡命したナチスの残党を逮捕しに駆け巡っていたという話。
とはいえ、検察や警察には日々の国内業務もあろうし、マンパワーをどこまで割けたのか。
リソース不足のところは、逃亡犯を取り逃がしていたのかも。
と、同時に、悪い面として(ドイツ人自身が内省的に後年撮影した告発的映画・書籍群によると)、
日本でも起こった現象があったそうですが、戦犯に同情的なドイツ人が一定数居て、
事なかれで、彼らの逮捕を阻害するような流れが政府内外にあった、と。
そういう告発があるのです。
この映画では、この両面のうち、ナチスを巡る戦後処理の
特に悪い面だけがフィーチャーされていますね(滝汗)。
もちろん陰謀論として楽しむからこその面白さなんですが。
でも、近年の日本でも、ナチスは関係ないが、『ゴールデンカムイ』のように、
とある軍資金関係でバトルロワイアルってのはありますよね。
ちと古いけど徳川埋蔵金みたいなお題も。
誰かがナチス再起のために何かを残してい…以下略。
スマホもインターネットもないこの時代、
連絡は固定電話か、路上の公衆電話だけ。
困惑した頭に色んな雑念や恐怖が巡っても、
リアルタイム検索なんかできないわけですよね…。
あとはひたすら、題名と設定のとおり、
主人公がアベベのファンであって、
日々自己鍛錬を欠かさないマラソンランナー兼
歴史学専攻の学生であるので、
体力勝負で、要所要所で駆けて逃げるのです。
歴史学専攻って要素はあんまり活かされていない気はしましたが(苦笑)。
レビュータイトルにも、
ふと思ったことをそのまま題名にしていますが(汗)、
絶望的な拷問をされたとしても逃げおおせるだけの脚力。
鍛えておいて良かったな、と主人公は思ったに違いない。
あと特筆すべきは主人公の高潔さかな。
このへんは、悠久の歴史を学んでいるから、
抱き込まれずに済んだのかもしれませんが。
あれだけの財を見せられたら凡人は以下略。
古い映画ですけども、そこそこスリリングで楽しめます。
走る装備のぼろさとか、競技用の腕時計持ってないとか、
ランナーの人には気づきも多そうで特にオススメです。
若かりしダスティン・ホフマンが銃を構えているのか?
粗筋を観れば一目瞭然ではあるんですが、
色んな作品にも描かれたモチーフです。
諜報部門だった兄を持つ主人公が、ナチス残党から追われます。
死んだ兄から重要情報を託されたのではないか?ということで、
何も知らないのに、勝手に怪しまれて延々と追われるという怖いお話。
撮影当時のアメリカ、ハリウッド界隈では、
ナチスドイツの戦後処理の両面が知られていたのか
そうでなかったのか。そこらへん微妙ですね。
後世の鑑賞者である僕としては、天秤にかけて、
今後も色々調べていくしかないのかなあと。
善い面として、検事フリッツ・バウアーのような人たちが、
世界の果てまで、亡命したナチスの残党を逮捕しに駆け巡っていたという話。
とはいえ、検察や警察には日々の国内業務もあろうし、マンパワーをどこまで割けたのか。
リソース不足のところは、逃亡犯を取り逃がしていたのかも。
と、同時に、悪い面として(ドイツ人自身が内省的に後年撮影した告発的映画・書籍群によると)、
日本でも起こった現象があったそうですが、戦犯に同情的なドイツ人が一定数居て、
事なかれで、彼らの逮捕を阻害するような流れが政府内外にあった、と。
そういう告発があるのです。
この映画では、この両面のうち、ナチスを巡る戦後処理の
特に悪い面だけがフィーチャーされていますね(滝汗)。
もちろん陰謀論として楽しむからこその面白さなんですが。
でも、近年の日本でも、ナチスは関係ないが、『ゴールデンカムイ』のように、
とある軍資金関係でバトルロワイアルってのはありますよね。
ちと古いけど徳川埋蔵金みたいなお題も。
誰かがナチス再起のために何かを残してい…以下略。
スマホもインターネットもないこの時代、
連絡は固定電話か、路上の公衆電話だけ。
困惑した頭に色んな雑念や恐怖が巡っても、
リアルタイム検索なんかできないわけですよね…。
あとはひたすら、題名と設定のとおり、
主人公がアベベのファンであって、
日々自己鍛錬を欠かさないマラソンランナー兼
歴史学専攻の学生であるので、
体力勝負で、要所要所で駆けて逃げるのです。
歴史学専攻って要素はあんまり活かされていない気はしましたが(苦笑)。
レビュータイトルにも、
ふと思ったことをそのまま題名にしていますが(汗)、
絶望的な拷問をされたとしても逃げおおせるだけの脚力。
鍛えておいて良かったな、と主人公は思ったに違いない。
あと特筆すべきは主人公の高潔さかな。
このへんは、悠久の歴史を学んでいるから、
抱き込まれずに済んだのかもしれませんが。
あれだけの財を見せられたら凡人は以下略。
古い映画ですけども、そこそこスリリングで楽しめます。
走る装備のぼろさとか、競技用の腕時計持ってないとか、
ランナーの人には気づきも多そうで特にオススメです。
2023年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わたしはダスティン・ホフマンのファンではありませんのでこの作品のホフマンがどうであるかはわかりません。ただ、悪役の元ナチ、ローレンス・オリヴィエの演技が最高なのです。戦後の世代の人は『元ナチ』にこだわりがあるでしょう。わたしも以前は、なぜオリヴィエが元ナチをするのかと疑問でしたが、何度も見るうちに納得しました。ニューヨークの街中を、こそこそ逃げ回る彼の姿は、目に焼き付きます。
2022年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最高のサスペンス映画でした。
2024年5月21日に日本でレビュー済み
冒頭の方のドイツ人の老人とユダヤ人の老人の対立は、この映画が制作された当時と現在では感じられる感触が違ってくると思われます。例えば「エクソシスト」でドイツ人の使用人が「ナチ」と蔑まれる様に、アメリカにおける差別の一側面が有り、またユダヤ側も自動車修理の過程で差別を感じていた為に、立ち往生した古いベンツに腹を立てる。これはアメリカの都市部、ニュー・ヨークの様な場所で表面化しやすい問題なのかも知れません。二人は、ベンツとシヴォレーは石油運搬車に衝突して炎上する。これは今の眼からすると滑稽な様にも思われます。そして製作当時時点でも古い対立は燃え尽きたかの様に見え、しかしそれは別の場所に火を付ける。
映画はアベベ・ビキラ選手の映像から始まります。これはランニングをしているダスティン・ホフマンの内面のイメージだと判断できます。アベベはゴールしますが、ホフマンはゴールを持たない、タイムを高める事を目的とはしますがまだマラソンに参加は出来ていないのです。
ホフマンは歴史、現代史を専攻する学生であり、父親が自殺していることが判ります。そしてそれは赤狩りが関係していると考えています。彼は父親の死を克服できていない。解決できるがなしえていないと感じているのです。彼はナチの残党に狙われ、兄を殺される。旧ナチに対する対応は赤狩りとは同じではないが、過去と決別する行動が見られます。
ここでマラソンと言うスポーツの性質が共鳴するのです。マラソンはトラックを何周も繰り返すわけではない。ゴールは見えないのです。しかしゴールは存在する。解決を信じることが出来なければ、冒頭の老人たちの様に、先んずることだけに気を取られると途中で棄権する破目になる。ロイ・シャイダーの前に転がるサッカーボール、サッカーは戦争の隠喩とも取れ、ボールは争いや死を生み出すとも感じられるのです。
父親の銃を捨てるとは、復讐心の否定と言えるのですが、それはローレンス・オリヴィエの顔を覚えていた老いたユダヤ人が結果死んでしまう様に、連続性に区切りを付けると言う事なのです。これは近年の韓国映画などと共通する感触が無いかなと感じるのです。ボロボロの服装で街に飛び出し、走り続ける。アベベの様に、マラソンの起源の兵士の様に。ゴールは見出すものなのです。
映画はアベベ・ビキラ選手の映像から始まります。これはランニングをしているダスティン・ホフマンの内面のイメージだと判断できます。アベベはゴールしますが、ホフマンはゴールを持たない、タイムを高める事を目的とはしますがまだマラソンに参加は出来ていないのです。
ホフマンは歴史、現代史を専攻する学生であり、父親が自殺していることが判ります。そしてそれは赤狩りが関係していると考えています。彼は父親の死を克服できていない。解決できるがなしえていないと感じているのです。彼はナチの残党に狙われ、兄を殺される。旧ナチに対する対応は赤狩りとは同じではないが、過去と決別する行動が見られます。
ここでマラソンと言うスポーツの性質が共鳴するのです。マラソンはトラックを何周も繰り返すわけではない。ゴールは見えないのです。しかしゴールは存在する。解決を信じることが出来なければ、冒頭の老人たちの様に、先んずることだけに気を取られると途中で棄権する破目になる。ロイ・シャイダーの前に転がるサッカーボール、サッカーは戦争の隠喩とも取れ、ボールは争いや死を生み出すとも感じられるのです。
父親の銃を捨てるとは、復讐心の否定と言えるのですが、それはローレンス・オリヴィエの顔を覚えていた老いたユダヤ人が結果死んでしまう様に、連続性に区切りを付けると言う事なのです。これは近年の韓国映画などと共通する感触が無いかなと感じるのです。ボロボロの服装で街に飛び出し、走り続ける。アベベの様に、マラソンの起源の兵士の様に。ゴールは見出すものなのです。
2013年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冒頭、戦時難民と思しきユダヤ人と元ナチ、二人の老人がマンハッタンはユダヤ人街の路上ドイツ語混じりで(!)醜く罵り合うくだりから、憎悪に満ちた人種闘争のおぞましい展開が想像され、実際、以後の様々な局面においてアハスヴェール=さまよえるユダヤ人のトラウマが陰に陽に描かれる。血統に背を向け(ヨム・キプル=贖罪の日、主人公は戒律で禁じられている風呂に平気で入る―
Levy
という家名にもかかわらず)、学究に政府エージェントにとエリート・コースを歩みつつあるように見える主人公兄弟も、生まれ育った自由の国において未だパージによる父の汚名というくびきを背負う呪われた人々。「父は無罪では?」と問う主人公に
ヴィーゼンタール
(!)教授なる人物が答えて「高慢・聡明・無防備の故に有罪」というのも、一人父にだけ向けられた言葉ではないだろう。アベベを崇拝しマラソンに熱中する主人公は、見えないゴール=約束の地を目指して走り続けるユダヤ人の暗喩なのかも。有名な拷問シーンもキリストの磔刑に重なり、主人公の前歯に大きく開いた穴は彼にとっての聖痕ということになろうか。
そのユダヤ人兄弟の知性や健脚、優雅な海外生活や肉体美に比べ、優等民族のはずのドイツ人たちは侏儒に失読症、跛足と不具者の群れなのも強烈な皮肉。ローレンス・オリヴィエ演じるナチ収容所長クリスティアン(!)・ゼル(Christian Szell)…で思い出すのが同姓の指揮者 ジョージ・セル (George Szell)なのだが、ハンガリー系のこの名前、ヨーロッパでは何と発音するのか、シュツェル?ツェル?シェル?と思っていたら、劇中これも難民であろうユダヤ女性が叫ぶセリフからすると「ヅェル」が近いのかと。その仇役は禿頭に白髪、銀縁眼鏡にシルバー・グレイのスーツ、極めつけはあのナイフ、そしてダイヤの輝きに溶け沈んだようなオリヴィエの顔!と、ナチの邪悪を逆説的にメタリック&クリスタルな光輝で象徴するのも、逆光や反射を活かした撮影が際立って映画ならでは(逆に主人公は、アパートといい郊外の家といい光の薄い場所に常にあり、光を当てられると落ち着かない表情を見せる。ゼミで答えが分かっていながら黙っているというのも同断。自ら進んでゲットーに籠るユダヤ人の、これも暗喩だろう)。
とは言うものの、本作に限らない反ユダヤ主義プロテストのハリウッド映画、『 十戒 』のエジプト王国、『 ベン・ハー 』のローマ帝国もそうだが、抑圧者側を徹底的に悪として(大抵はナチを下敷きに)描くことで、却って現代ユダヤ人の犠牲者・被害者意識が露骨、自己憐憫・自己正当化の下地が透けて見えることもままあり(本作は原作・製作・脚本・監督と揃ってユダヤ系)、同じ人種差別を扱ってもアフリカ系についてのものは比較的・相対的に娯楽色が薄く(=社会派っぽく)、差別側=白人種の善意や苦悩も併せ描いてその良心に訴える態を執るのと対照的、つまりはアクが強い。やはりユダヤ・マネー、それに ホロコースト という絶対的事実のご威勢・ご威光なのか…と、そんな風に斜に構えてもしかし、その手の映画に限ってよく出来ていて面白く、始まるとつい観入ってしまうんだから仕方がない、と外つ国の無責任な映画ファン=評者は思ったりする。
音楽について。ゼルがウルグアイの隠宅で聴くのはシューベルト『水車小屋の娘』から『知りたがり屋さん』(小さな川よ、教えておくれ、イエスかノーかを〜)、パリのオペラ座で聴こえてくるのは(エンド・クレジットによれば)マスネ『エロディアード』(ヘロデ王の妻=サロメの母)から「眠れ、汚れた都よ〜」と選曲も暗示的だが、過去のVHS(CIC・ビクター「オリジナル全長版」)ではそれぞれ『鱒』(五重奏の方)の第1楽章と『マイスタージンガー』前奏曲だった(そう言えば、パリの故買屋が「演目は退屈なフランス・オペラ」というのがVHSでは不可解だったもの)。デジタル・リマスターに伴いようやく版権をクリアしての差し替え、一種のディレクターズ・カットということになろうが(確かに表現は重層的に深みが出た、好き嫌いは別として)、修復その他はともかく、この種の処理は明記なしには混乱を招くし、作り手側の意識や責任という点でいささか問題ありなのではと、かねてからディレクターズ・カットというものに批判的な評者は思う(いみじくも ウィリアム・フリードキン は、美術館で展示中の自作を手直ししようとしたボナールの逸話を語っていたが)。
なお、 原作 には 続編 があり(いずれも未読)、何と本作でロイ・シャイダーの演じた兄が実は生きていて…という筋だそう。絶句。
そのユダヤ人兄弟の知性や健脚、優雅な海外生活や肉体美に比べ、優等民族のはずのドイツ人たちは侏儒に失読症、跛足と不具者の群れなのも強烈な皮肉。ローレンス・オリヴィエ演じるナチ収容所長クリスティアン(!)・ゼル(Christian Szell)…で思い出すのが同姓の指揮者 ジョージ・セル (George Szell)なのだが、ハンガリー系のこの名前、ヨーロッパでは何と発音するのか、シュツェル?ツェル?シェル?と思っていたら、劇中これも難民であろうユダヤ女性が叫ぶセリフからすると「ヅェル」が近いのかと。その仇役は禿頭に白髪、銀縁眼鏡にシルバー・グレイのスーツ、極めつけはあのナイフ、そしてダイヤの輝きに溶け沈んだようなオリヴィエの顔!と、ナチの邪悪を逆説的にメタリック&クリスタルな光輝で象徴するのも、逆光や反射を活かした撮影が際立って映画ならでは(逆に主人公は、アパートといい郊外の家といい光の薄い場所に常にあり、光を当てられると落ち着かない表情を見せる。ゼミで答えが分かっていながら黙っているというのも同断。自ら進んでゲットーに籠るユダヤ人の、これも暗喩だろう)。
とは言うものの、本作に限らない反ユダヤ主義プロテストのハリウッド映画、『 十戒 』のエジプト王国、『 ベン・ハー 』のローマ帝国もそうだが、抑圧者側を徹底的に悪として(大抵はナチを下敷きに)描くことで、却って現代ユダヤ人の犠牲者・被害者意識が露骨、自己憐憫・自己正当化の下地が透けて見えることもままあり(本作は原作・製作・脚本・監督と揃ってユダヤ系)、同じ人種差別を扱ってもアフリカ系についてのものは比較的・相対的に娯楽色が薄く(=社会派っぽく)、差別側=白人種の善意や苦悩も併せ描いてその良心に訴える態を執るのと対照的、つまりはアクが強い。やはりユダヤ・マネー、それに ホロコースト という絶対的事実のご威勢・ご威光なのか…と、そんな風に斜に構えてもしかし、その手の映画に限ってよく出来ていて面白く、始まるとつい観入ってしまうんだから仕方がない、と外つ国の無責任な映画ファン=評者は思ったりする。
音楽について。ゼルがウルグアイの隠宅で聴くのはシューベルト『水車小屋の娘』から『知りたがり屋さん』(小さな川よ、教えておくれ、イエスかノーかを〜)、パリのオペラ座で聴こえてくるのは(エンド・クレジットによれば)マスネ『エロディアード』(ヘロデ王の妻=サロメの母)から「眠れ、汚れた都よ〜」と選曲も暗示的だが、過去のVHS(CIC・ビクター「オリジナル全長版」)ではそれぞれ『鱒』(五重奏の方)の第1楽章と『マイスタージンガー』前奏曲だった(そう言えば、パリの故買屋が「演目は退屈なフランス・オペラ」というのがVHSでは不可解だったもの)。デジタル・リマスターに伴いようやく版権をクリアしての差し替え、一種のディレクターズ・カットということになろうが(確かに表現は重層的に深みが出た、好き嫌いは別として)、修復その他はともかく、この種の処理は明記なしには混乱を招くし、作り手側の意識や責任という点でいささか問題ありなのではと、かねてからディレクターズ・カットというものに批判的な評者は思う(いみじくも ウィリアム・フリードキン は、美術館で展示中の自作を手直ししようとしたボナールの逸話を語っていたが)。
なお、 原作 には 続編 があり(いずれも未読)、何と本作でロイ・シャイダーの演じた兄が実は生きていて…という筋だそう。絶句。
2015年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本編の素晴らしさもさることながら世界中で吹き替えられた音声への切り替えが行えるため、国ごとの表現の違いや語学学習にも使えます。
収録されている吹き替え音声と字幕は以下の通り。
■収録音声
・ドイツ語
・英語(原語 5.1DTS-HD Master Audio)
・スペイン語
・スペイン語(ラテンアメリカ)
・フランス語
・イタリア語
・ポルトガル語
■収録字幕
・デンマーク語
・ドイツ語
・英語
・スペイン語
・スペイン語(ラテンアメリカ)
・フランス語
・イタリア語
・日本語
・オランダ語
・ノルウェー語
・ポルトガル語
・フィンランド語
・スウェーデン語
・英語(聴覚障害者向け)
・字幕OFF可能
個人的にはドイツ語吹き替え版がクリスティアン・ゼルのキャラクター設定もあり趣深いと感じました。
惜しむらくは日本語吹き替え音声が収録されていないことなので、そちらはまたいつか別の商品として販売して欲しいと思っています。
収録されている吹き替え音声と字幕は以下の通り。
■収録音声
・ドイツ語
・英語(原語 5.1DTS-HD Master Audio)
・スペイン語
・スペイン語(ラテンアメリカ)
・フランス語
・イタリア語
・ポルトガル語
■収録字幕
・デンマーク語
・ドイツ語
・英語
・スペイン語
・スペイン語(ラテンアメリカ)
・フランス語
・イタリア語
・日本語
・オランダ語
・ノルウェー語
・ポルトガル語
・フィンランド語
・スウェーデン語
・英語(聴覚障害者向け)
・字幕OFF可能
個人的にはドイツ語吹き替え版がクリスティアン・ゼルのキャラクター設定もあり趣深いと感じました。
惜しむらくは日本語吹き替え音声が収録されていないことなので、そちらはまたいつか別の商品として販売して欲しいと思っています。
2019年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脚本が素晴らしい。映画史に残るサスペンス物の傑作。
他の国からのトップレビュー
Fernando Gomez Belmont
5つ星のうち5.0
Llegó a tiempo
2021年2月1日にメキシコでレビュー済みAmazonで購入
Es un buen producto, una película interesante protagonizada por Dustin Hoffman.
Tiene una buena imágen
Audio original en inglés
Doblaje al Español
Subtitulada en español
Características especiales
Corto original de cine
estupenda para la.colecccion, el envío como siempre perfecto.
Tiene una buena imágen
Audio original en inglés
Doblaje al Español
Subtitulada en español
Características especiales
Corto original de cine
estupenda para la.colecccion, el envío como siempre perfecto.
Metin Kilin
5つ星のうち5.0
Chef-d’œuvre de Dustin Hoffman
2022年6月4日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Sept ans après "Macadam Cowboy", Dustin Hoffman et John Schlesinger s'associent de nouveau pour cette fois un film d'espionnage. Voilà l'exemple même du thriller parfaitement réussi. On n'oubliera jamais le visage calme mais inquiétant du Docteur Szell (Laurence Olivier), chirurgien dentiste de profession, dans le rôle de l'ancien nazi sadique, lorsqu'il exerce avec une décontraction insoutenable, son talent de tortionnaire sur l'incisive
de son patient Thomas Levy dit "Babe" (Dustin Hoffman). On n'oubliera jamais ces trois mots prononcés à plusieurs reprises par cet ancien bourreau, sur un ton rassurant, avec une petite
voix complaisante toute chargée de cruauté: "C'est sans danger..." Une scène majeure du film qui fait partie maintenant de l'anthologie de l'horreur. Pourtant l'essentiel n'est pas là. Dans le contexte de l'époque, et à une époque marquée par les séquelles immédiates du Vietnam et du Watergate, où des films tels "Les Hommes du Président, "Klute" (deux fois Pakula), "Serpico", "Les 3 Jours du Condor", et bien d'autres envahissaient les écrans, "Marathon Man" s'inscrivait dans la droite ligne des films "parano" où se crystallisaient la méfiance, le soupçon, la peur, l'obsession du mensonge que ressentaient tout une partie des Américains. Le scénario a été confié à William Goldman déjà auteur pour "Butch Cassidy et Billy the kid" (George Roy Hill en 1970) mais aussi pour le très inquiétant et méconnu "Les femmes de Stepford" (Bryan Forbes en 1975). Ce décalage est certes peu crédible mais c'est en partie grâce à lui que le film trouve son point d'équilibre et génère ses retournements de situation. Schlesinger qui aborde le genre pour la première fois se débrouille comme un vieux routier, sachant alterner les décors, relancer au bon moment l'intrigue après chaque temps mort, mettre en parallèle la vie des deux frères, distiller les scènes d'action à haute tension et surtout créer une atmosphère très particulière qui puise son parfum dans les meilleurs films d'espionnage. L'opposition entre Dustin Hoffman et Laurence Olivier constitue certes le clou du film en raison de la nature même de leurs personnages aux antipodes, mais c'est sans aucun doute Roy Scheider alors au zénith de sa carrière, il sort à peine des "Dents de la mer" (Steven Spielberg en 1975) et s'apprête à enchainer avec "Le convoi de la peur (William Friedkin en 1977) , qui fascine le plus. D'apparence marmoréenne et indestructible il transpire la détresse de celui qui se sait sur la pente descendante toujours fatale dans ce genre de métier. L'acteur montre une fois de plus qu'il faut le compter parmi les plus grands. Marthe Keller choisie par Schlesinger après qu'il l'a vue dans "Toute une vie " de Claude Lelouch se fond parfaitement dans son rôle de trop belle conquête pour jeune homme naïf. Un film effrayant par son réalisme spectaculairement efficace, doté d'un suspense total.
de son patient Thomas Levy dit "Babe" (Dustin Hoffman). On n'oubliera jamais ces trois mots prononcés à plusieurs reprises par cet ancien bourreau, sur un ton rassurant, avec une petite
voix complaisante toute chargée de cruauté: "C'est sans danger..." Une scène majeure du film qui fait partie maintenant de l'anthologie de l'horreur. Pourtant l'essentiel n'est pas là. Dans le contexte de l'époque, et à une époque marquée par les séquelles immédiates du Vietnam et du Watergate, où des films tels "Les Hommes du Président, "Klute" (deux fois Pakula), "Serpico", "Les 3 Jours du Condor", et bien d'autres envahissaient les écrans, "Marathon Man" s'inscrivait dans la droite ligne des films "parano" où se crystallisaient la méfiance, le soupçon, la peur, l'obsession du mensonge que ressentaient tout une partie des Américains. Le scénario a été confié à William Goldman déjà auteur pour "Butch Cassidy et Billy the kid" (George Roy Hill en 1970) mais aussi pour le très inquiétant et méconnu "Les femmes de Stepford" (Bryan Forbes en 1975). Ce décalage est certes peu crédible mais c'est en partie grâce à lui que le film trouve son point d'équilibre et génère ses retournements de situation. Schlesinger qui aborde le genre pour la première fois se débrouille comme un vieux routier, sachant alterner les décors, relancer au bon moment l'intrigue après chaque temps mort, mettre en parallèle la vie des deux frères, distiller les scènes d'action à haute tension et surtout créer une atmosphère très particulière qui puise son parfum dans les meilleurs films d'espionnage. L'opposition entre Dustin Hoffman et Laurence Olivier constitue certes le clou du film en raison de la nature même de leurs personnages aux antipodes, mais c'est sans aucun doute Roy Scheider alors au zénith de sa carrière, il sort à peine des "Dents de la mer" (Steven Spielberg en 1975) et s'apprête à enchainer avec "Le convoi de la peur (William Friedkin en 1977) , qui fascine le plus. D'apparence marmoréenne et indestructible il transpire la détresse de celui qui se sait sur la pente descendante toujours fatale dans ce genre de métier. L'acteur montre une fois de plus qu'il faut le compter parmi les plus grands. Marthe Keller choisie par Schlesinger après qu'il l'a vue dans "Toute une vie " de Claude Lelouch se fond parfaitement dans son rôle de trop belle conquête pour jeune homme naïf. Un film effrayant par son réalisme spectaculairement efficace, doté d'un suspense total.
Metin Kilin
2022年6月4日にフランスでレビュー済み
de son patient Thomas Levy dit "Babe" (Dustin Hoffman). On n'oubliera jamais ces trois mots prononcés à plusieurs reprises par cet ancien bourreau, sur un ton rassurant, avec une petite
voix complaisante toute chargée de cruauté: "C'est sans danger..." Une scène majeure du film qui fait partie maintenant de l'anthologie de l'horreur. Pourtant l'essentiel n'est pas là. Dans le contexte de l'époque, et à une époque marquée par les séquelles immédiates du Vietnam et du Watergate, où des films tels "Les Hommes du Président, "Klute" (deux fois Pakula), "Serpico", "Les 3 Jours du Condor", et bien d'autres envahissaient les écrans, "Marathon Man" s'inscrivait dans la droite ligne des films "parano" où se crystallisaient la méfiance, le soupçon, la peur, l'obsession du mensonge que ressentaient tout une partie des Américains. Le scénario a été confié à William Goldman déjà auteur pour "Butch Cassidy et Billy the kid" (George Roy Hill en 1970) mais aussi pour le très inquiétant et méconnu "Les femmes de Stepford" (Bryan Forbes en 1975). Ce décalage est certes peu crédible mais c'est en partie grâce à lui que le film trouve son point d'équilibre et génère ses retournements de situation. Schlesinger qui aborde le genre pour la première fois se débrouille comme un vieux routier, sachant alterner les décors, relancer au bon moment l'intrigue après chaque temps mort, mettre en parallèle la vie des deux frères, distiller les scènes d'action à haute tension et surtout créer une atmosphère très particulière qui puise son parfum dans les meilleurs films d'espionnage. L'opposition entre Dustin Hoffman et Laurence Olivier constitue certes le clou du film en raison de la nature même de leurs personnages aux antipodes, mais c'est sans aucun doute Roy Scheider alors au zénith de sa carrière, il sort à peine des "Dents de la mer" (Steven Spielberg en 1975) et s'apprête à enchainer avec "Le convoi de la peur (William Friedkin en 1977) , qui fascine le plus. D'apparence marmoréenne et indestructible il transpire la détresse de celui qui se sait sur la pente descendante toujours fatale dans ce genre de métier. L'acteur montre une fois de plus qu'il faut le compter parmi les plus grands. Marthe Keller choisie par Schlesinger après qu'il l'a vue dans "Toute une vie " de Claude Lelouch se fond parfaitement dans son rôle de trop belle conquête pour jeune homme naïf. Un film effrayant par son réalisme spectaculairement efficace, doté d'un suspense total.
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Spectator
5つ星のうち5.0
Super-Thriller von John Schlesinger
2018年3月29日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Meisterregisseur John Schlesinger (Der Tag der Heuschrecke) produzierte diesen Film 1976 nach dem Roman von William Goldmann. Babe Levy (Dustin Hoffman), ein New Yorker Geschichtsstudent, bereitet seine Doktorarbeit vor. Darin will er sich u.a. mit der McCarthy-Ära auseinandersetzen, in der sein Vater Selbstmord begangen hat. Außerdem trainert Babe für einen Marathonlauf am Ufer des Hudson River. Gerade als Babe unterwegs ist, geschieht in der Nähe ein Autounfall als 2 Fahrzeuge in einen Tanklastzug rasen. Babe sieht die brennenden Fahrzeuge aus der Ferne und ahnt nicht, wie sehr ihn dieser Unfall treffen wird. Eines der Opfer, ein deutscher Jude, ist der Bruder eines berüchtigten KZ-Arztes, Christian Szell, ein Zahnarzt, der bei den Häftlingen den Spitznamen "Der weiße Engel" trug. Er folterte jüdische Gefangene und presste ihnen Diamanten ab. Nach seiner Flucht nach Uruguay lagert er die Beute in einem New Yorker Bankschließfach aus dem ihn sein Bruder regelmäßig mit Beute versorgt. Doch der Bruder ist mittlerweile verstorben.
Doc (Roy Scheider) der Bruder des Marathonläufers Babe, entkommt in Paris nur ganz knapp einem Sprengstoffattentat und dem Anschlag des Killers Chen (James Wing Woo) in seinem Hotel. Babe lernt in der Bibliothek die Studentin Elsa Opel (Marthe Keller) kennen und verliebt sich in sie. Sie werden im Central Park überfallen. Die Täter sind Helfer von Szell. Babe informiert Doc von diesem Überfall und Doc will daraufhin Szell (Laurence Olivier) zur Rede stellen. Bei einem Essen in New York fragt Doc Elsa aus und stellt fest, dass sie keine Schweizerin, sondern Deutsche ist. Es kommt zum Eklat. Als Doc, der für eine Regierungsagentur tätig ist, später Szell zur Rede stellt kommt es zum Streit und Szell versucht, Doc mit einem Springmesser die Kehle durchzuschneiden. Doc kann sich noch in die Wohnung seines Bruders retten und stirbt dort.
Peter Janeway (William Devane), ein Kollege Docs, übernimmt die Ermittlungen und teilt Babe mit, dass er für die Regierung arbeitet. Er fragt Babe, ob er sich als Köder für die Mörder seines Bruders zur Verfügung stellen würde, denn diese würden annehmen, dass Doc ihm noch Details berichtet hätte. Als Janeway gegangen ist, steigt Babe ermattet in die Badewanne, wird jedoch sogleich von Szells Helfern entführt. Man schnallt ihn auf einem Zahnarztstuhl fest, Szell betritt den Raum und versucht, Babe mit Zahnarztinstrumenten zu foltern und zu ermorden. Nach der Folterung sperrt man ihn in eine Zelle, von wo er von Janeway befreit wird.
Er enthüllt Babe, dass Doc für die Agentur die Kurierdienste übernommen habe, durch die Szell die Diamanten zu Geld machen konnte. Im Gegenzug verriet Szell die Aufenthaltsorte anderer Nazigrößen in Südamerika. Aber jetzt suche man Szell, der offensichtlich bereits in New York sei!. Janeway fragt wieder nach Docs letzten Worten und als Babe ihm nichts sagen kann übergibt er den Entgeisterten wieder an Szell, der erneut mit seinen medizinischen Quälereien beginnt. Janeway teilt Szell mit, dass die Agentur die Zusammmenarbeit mit ihm einstellen möchte und er das Land zu verlassen habe., nachdem er seine Diamanten bei der Bank abgeholt habe.
Babe gelingt die Flucht. Er besorgt sich mit Hilfe von Nachbarn seine Pistole und kontaktiert Elsa, die ihn zu einem alten, verlassenen Haus bringt. Babe wird auf einmal klar, dass auch sie für Szell arbeitet. Als Janeway, Karl (Richard Bright) und Erhard (Marc Lawrence) an dem Haus eintreffen, kommt es zu einem kurzen Wortwechsel, Babe schießt Karl an, Janeway erschießt Karl und Erhard mit dem Hinweis, man könne Ihnen nicht trauen. Babe bedroht nun Janeway seinerseits mit der Waffe, bis er ihm den Aufenthaltsort von Szell nennt. Dann erschießt Janeway Elsa, worauf Babe Janeway exekutiert.
Szell holt inzwischen die Diamanten bei der Bank ab und begibt sich in das jüdische Diamantenviertel, um seinen Schatz schätzen zu lassen. Er wird von ehemaligen KZ-Insassen erkannt und beginnt einen Paniklauf. Szell ermordet einen Mann, der ihn erkannt hat. und springt in ein Taxi, doch er wird von Babe abgefangen. In einer Pumpanlage beim Central Park kommt es zum Showdown.
Es war sicherlich nicht gerade leicht für Regisseur John Schlesinger, diesen wirren Stoff in eine verständliche Form zu gießen. Aber es ist gelungen!
Lawrence Olivier wurde für den Oscar als bester Nebendarsteller nominiert. Der Film war einer der größten Kassenthriller der 70er Jahre und spielte bereits kurz nach dem Start 16 Mio. Dollar ein, wobei er nur 6,5 Mio. Dollar gekostet hatte.
Das Bildformat ist 16:9 (Technicolor), der Ton Dolby Mono Surround Deutsch, Französisch, Italienisch, Spanisch, Portugiesisch, Englisch Dolby 5.1 DTS-HD Master Audio. Keine Extras.
Doc (Roy Scheider) der Bruder des Marathonläufers Babe, entkommt in Paris nur ganz knapp einem Sprengstoffattentat und dem Anschlag des Killers Chen (James Wing Woo) in seinem Hotel. Babe lernt in der Bibliothek die Studentin Elsa Opel (Marthe Keller) kennen und verliebt sich in sie. Sie werden im Central Park überfallen. Die Täter sind Helfer von Szell. Babe informiert Doc von diesem Überfall und Doc will daraufhin Szell (Laurence Olivier) zur Rede stellen. Bei einem Essen in New York fragt Doc Elsa aus und stellt fest, dass sie keine Schweizerin, sondern Deutsche ist. Es kommt zum Eklat. Als Doc, der für eine Regierungsagentur tätig ist, später Szell zur Rede stellt kommt es zum Streit und Szell versucht, Doc mit einem Springmesser die Kehle durchzuschneiden. Doc kann sich noch in die Wohnung seines Bruders retten und stirbt dort.
Peter Janeway (William Devane), ein Kollege Docs, übernimmt die Ermittlungen und teilt Babe mit, dass er für die Regierung arbeitet. Er fragt Babe, ob er sich als Köder für die Mörder seines Bruders zur Verfügung stellen würde, denn diese würden annehmen, dass Doc ihm noch Details berichtet hätte. Als Janeway gegangen ist, steigt Babe ermattet in die Badewanne, wird jedoch sogleich von Szells Helfern entführt. Man schnallt ihn auf einem Zahnarztstuhl fest, Szell betritt den Raum und versucht, Babe mit Zahnarztinstrumenten zu foltern und zu ermorden. Nach der Folterung sperrt man ihn in eine Zelle, von wo er von Janeway befreit wird.
Er enthüllt Babe, dass Doc für die Agentur die Kurierdienste übernommen habe, durch die Szell die Diamanten zu Geld machen konnte. Im Gegenzug verriet Szell die Aufenthaltsorte anderer Nazigrößen in Südamerika. Aber jetzt suche man Szell, der offensichtlich bereits in New York sei!. Janeway fragt wieder nach Docs letzten Worten und als Babe ihm nichts sagen kann übergibt er den Entgeisterten wieder an Szell, der erneut mit seinen medizinischen Quälereien beginnt. Janeway teilt Szell mit, dass die Agentur die Zusammmenarbeit mit ihm einstellen möchte und er das Land zu verlassen habe., nachdem er seine Diamanten bei der Bank abgeholt habe.
Babe gelingt die Flucht. Er besorgt sich mit Hilfe von Nachbarn seine Pistole und kontaktiert Elsa, die ihn zu einem alten, verlassenen Haus bringt. Babe wird auf einmal klar, dass auch sie für Szell arbeitet. Als Janeway, Karl (Richard Bright) und Erhard (Marc Lawrence) an dem Haus eintreffen, kommt es zu einem kurzen Wortwechsel, Babe schießt Karl an, Janeway erschießt Karl und Erhard mit dem Hinweis, man könne Ihnen nicht trauen. Babe bedroht nun Janeway seinerseits mit der Waffe, bis er ihm den Aufenthaltsort von Szell nennt. Dann erschießt Janeway Elsa, worauf Babe Janeway exekutiert.
Szell holt inzwischen die Diamanten bei der Bank ab und begibt sich in das jüdische Diamantenviertel, um seinen Schatz schätzen zu lassen. Er wird von ehemaligen KZ-Insassen erkannt und beginnt einen Paniklauf. Szell ermordet einen Mann, der ihn erkannt hat. und springt in ein Taxi, doch er wird von Babe abgefangen. In einer Pumpanlage beim Central Park kommt es zum Showdown.
Es war sicherlich nicht gerade leicht für Regisseur John Schlesinger, diesen wirren Stoff in eine verständliche Form zu gießen. Aber es ist gelungen!
Lawrence Olivier wurde für den Oscar als bester Nebendarsteller nominiert. Der Film war einer der größten Kassenthriller der 70er Jahre und spielte bereits kurz nach dem Start 16 Mio. Dollar ein, wobei er nur 6,5 Mio. Dollar gekostet hatte.
Das Bildformat ist 16:9 (Technicolor), der Ton Dolby Mono Surround Deutsch, Französisch, Italienisch, Spanisch, Portugiesisch, Englisch Dolby 5.1 DTS-HD Master Audio. Keine Extras.
Antho Alvizar
5つ星のうち5.0
Marathon man blu ray
2020年11月28日にメキシコでレビュー済みAmazonで購入
El blu-ray cuenta con subtítulos y con audio en español.
\m/arcolino
5つ星のうち5.0
Spannender Thriller mit zwei überragenden Hauptdarstellern!
2020年5月25日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Die Siebziger haben eine Reihe exzellenter Thriller hervorgebracht, einer davon ist „Der Marathon Mann“ von Regisseur JOHN SCHLESINGER, aus dem Jahr 1976.
DUSTIN HOFFMAN spielt den „Marathon Mann“ THOMAS LEVY, der in die Hände des KZ-Arztes CHRISTIAN SZELL (Laurence Olivier) fällt.
Alles fängt damit an, dass „BABE“, wie LEVY genannt wird, eine Doktorarbeit über die McCarthy-Ära schreibt, in der sich sein Vater umgebracht hat. In seiner Freizeit ist er ein begeisterter Marathonläufer, dessen Vorbild der zweifache äthiopische Olympiasieger ABEBE BIKILA ist.
Zur selben löst eine Autopanne in New York Ereignisse aus, in die auch BABE und sein Bruder HENRY (Roy Scheider) verwickelt werden. Der Mercedes eines Rentners bleibt liegen was einen anderen Rentner im Wagen dahinter veranlasst ungeduldig zu hupen. Als der mit dem stotternden Motor auf Deutsch um Geduld bittet (langsam), beschimpft ihn der Choleriker auf „Jiddisch“, worauf ihn der andere ihn sehr zornig „Jude“ nennt. Als der Wagen wieder anspringt liefern sich die beiden eine wilde Verfolgungsjagd, in deren Verlauf beide in einen Tankzug rasen und sterben.
Bei dem toten Deutschen handelte es sich um den Bruder des untergetauchten KZ-Arztes CHRISTIAN SZELL (Laurence Olivier), der von den KZ-Häftlingen den Spitznamen „Der weiße Engel“ erhalten hat. Er folterte jüdische Häftlinge auf grausame Art und erpresste von ihnen Diamanten, die er im Schließfach einer New Yorker Bank deponierte. Da er sich in Uruguay versteckt hatte, war sein Bruder der Kurier, der immer dann, wenn SZELL Geld brauchte, Diamanten aus dem Schließfach holte. Da Kuriere für ihn zum Sicherheitsrisiko geworden sind und sein Bruder tot war, beschließt er die Diamanten persönlich abzuholen.
Einer dieser Kuriere war HENRY LEVY, der Bruder von „BABE, der in Paris nur ganz knapp einem Anschlag entkommen ist. Als dieser sich mit Szell trifft, wird er mit einem Messer schwer verletzt, schleppt sich aber mit letzter Kraft in BABES Wohnung, wo er ohne etwas sagen zu können stirbt. Nun denken natürlich alle, dass HENRY seinem Bruder etwas Vertrauliches anvertraut hat und so gerät auch er ins Visier von SZELL ….
Der Film ist richtig klasse, super spannend und mit erstklassigen Schauspielern besetzt. DUSTIN HOFFMAN, LAURENE OLIVIER, ROY SCHEIDER und WILLIAM DEVANE sind richtig gut, aber auch die Nebendarsteller passen perfekt.
Vor allem LAURENCE OLIVIER verkörpert den sadistischen KZ-Arzt SZELL sehr, sehr gut, er wurde völlig zurecht für den Oscar nominiert und gewann den Golden Globe.
Mein Fazit: „Der Marathon Mann“ ist spannende Thriller-Unterhaltung aus den Siebzigern, der auch wegen der schauspielerischen Leistungen von DUSTIN HOFFMAN und LAURENCE OLIVIER zur Extraklasse gehört.
Die Story ist ebenfalls klug durchdacht, das Thema interessant - klasse Film!
DUSTIN HOFFMAN spielt den „Marathon Mann“ THOMAS LEVY, der in die Hände des KZ-Arztes CHRISTIAN SZELL (Laurence Olivier) fällt.
Alles fängt damit an, dass „BABE“, wie LEVY genannt wird, eine Doktorarbeit über die McCarthy-Ära schreibt, in der sich sein Vater umgebracht hat. In seiner Freizeit ist er ein begeisterter Marathonläufer, dessen Vorbild der zweifache äthiopische Olympiasieger ABEBE BIKILA ist.
Zur selben löst eine Autopanne in New York Ereignisse aus, in die auch BABE und sein Bruder HENRY (Roy Scheider) verwickelt werden. Der Mercedes eines Rentners bleibt liegen was einen anderen Rentner im Wagen dahinter veranlasst ungeduldig zu hupen. Als der mit dem stotternden Motor auf Deutsch um Geduld bittet (langsam), beschimpft ihn der Choleriker auf „Jiddisch“, worauf ihn der andere ihn sehr zornig „Jude“ nennt. Als der Wagen wieder anspringt liefern sich die beiden eine wilde Verfolgungsjagd, in deren Verlauf beide in einen Tankzug rasen und sterben.
Bei dem toten Deutschen handelte es sich um den Bruder des untergetauchten KZ-Arztes CHRISTIAN SZELL (Laurence Olivier), der von den KZ-Häftlingen den Spitznamen „Der weiße Engel“ erhalten hat. Er folterte jüdische Häftlinge auf grausame Art und erpresste von ihnen Diamanten, die er im Schließfach einer New Yorker Bank deponierte. Da er sich in Uruguay versteckt hatte, war sein Bruder der Kurier, der immer dann, wenn SZELL Geld brauchte, Diamanten aus dem Schließfach holte. Da Kuriere für ihn zum Sicherheitsrisiko geworden sind und sein Bruder tot war, beschließt er die Diamanten persönlich abzuholen.
Einer dieser Kuriere war HENRY LEVY, der Bruder von „BABE, der in Paris nur ganz knapp einem Anschlag entkommen ist. Als dieser sich mit Szell trifft, wird er mit einem Messer schwer verletzt, schleppt sich aber mit letzter Kraft in BABES Wohnung, wo er ohne etwas sagen zu können stirbt. Nun denken natürlich alle, dass HENRY seinem Bruder etwas Vertrauliches anvertraut hat und so gerät auch er ins Visier von SZELL ….
Der Film ist richtig klasse, super spannend und mit erstklassigen Schauspielern besetzt. DUSTIN HOFFMAN, LAURENE OLIVIER, ROY SCHEIDER und WILLIAM DEVANE sind richtig gut, aber auch die Nebendarsteller passen perfekt.
Vor allem LAURENCE OLIVIER verkörpert den sadistischen KZ-Arzt SZELL sehr, sehr gut, er wurde völlig zurecht für den Oscar nominiert und gewann den Golden Globe.
Mein Fazit: „Der Marathon Mann“ ist spannende Thriller-Unterhaltung aus den Siebzigern, der auch wegen der schauspielerischen Leistungen von DUSTIN HOFFMAN und LAURENCE OLIVIER zur Extraklasse gehört.
Die Story ist ebenfalls klug durchdacht, das Thema interessant - klasse Film!
\m/arcolino
2020年5月25日にドイツでレビュー済み
DUSTIN HOFFMAN spielt den „Marathon Mann“ THOMAS LEVY, der in die Hände des KZ-Arztes CHRISTIAN SZELL (Laurence Olivier) fällt.
Alles fängt damit an, dass „BABE“, wie LEVY genannt wird, eine Doktorarbeit über die McCarthy-Ära schreibt, in der sich sein Vater umgebracht hat. In seiner Freizeit ist er ein begeisterter Marathonläufer, dessen Vorbild der zweifache äthiopische Olympiasieger ABEBE BIKILA ist.
Zur selben löst eine Autopanne in New York Ereignisse aus, in die auch BABE und sein Bruder HENRY (Roy Scheider) verwickelt werden. Der Mercedes eines Rentners bleibt liegen was einen anderen Rentner im Wagen dahinter veranlasst ungeduldig zu hupen. Als der mit dem stotternden Motor auf Deutsch um Geduld bittet (langsam), beschimpft ihn der Choleriker auf „Jiddisch“, worauf ihn der andere ihn sehr zornig „Jude“ nennt. Als der Wagen wieder anspringt liefern sich die beiden eine wilde Verfolgungsjagd, in deren Verlauf beide in einen Tankzug rasen und sterben.
Bei dem toten Deutschen handelte es sich um den Bruder des untergetauchten KZ-Arztes CHRISTIAN SZELL (Laurence Olivier), der von den KZ-Häftlingen den Spitznamen „Der weiße Engel“ erhalten hat. Er folterte jüdische Häftlinge auf grausame Art und erpresste von ihnen Diamanten, die er im Schließfach einer New Yorker Bank deponierte. Da er sich in Uruguay versteckt hatte, war sein Bruder der Kurier, der immer dann, wenn SZELL Geld brauchte, Diamanten aus dem Schließfach holte. Da Kuriere für ihn zum Sicherheitsrisiko geworden sind und sein Bruder tot war, beschließt er die Diamanten persönlich abzuholen.
Einer dieser Kuriere war HENRY LEVY, der Bruder von „BABE, der in Paris nur ganz knapp einem Anschlag entkommen ist. Als dieser sich mit Szell trifft, wird er mit einem Messer schwer verletzt, schleppt sich aber mit letzter Kraft in BABES Wohnung, wo er ohne etwas sagen zu können stirbt. Nun denken natürlich alle, dass HENRY seinem Bruder etwas Vertrauliches anvertraut hat und so gerät auch er ins Visier von SZELL ….
Der Film ist richtig klasse, super spannend und mit erstklassigen Schauspielern besetzt. DUSTIN HOFFMAN, LAURENE OLIVIER, ROY SCHEIDER und WILLIAM DEVANE sind richtig gut, aber auch die Nebendarsteller passen perfekt.
Vor allem LAURENCE OLIVIER verkörpert den sadistischen KZ-Arzt SZELL sehr, sehr gut, er wurde völlig zurecht für den Oscar nominiert und gewann den Golden Globe.
Mein Fazit: „Der Marathon Mann“ ist spannende Thriller-Unterhaltung aus den Siebzigern, der auch wegen der schauspielerischen Leistungen von DUSTIN HOFFMAN und LAURENCE OLIVIER zur Extraklasse gehört.
Die Story ist ebenfalls klug durchdacht, das Thema interessant - klasse Film!
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