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オリジナル・サウンド・トラック「ブレイキング・アンド・エンタリング」
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曲目リスト
1 | ア・シング・ハプンズ |
2 | セント・パンクラス |
3 | サッド・アミラ |
4 | モンキー・ワン |
5 | ノット・トーキング |
6 | ハンバーフォード・ブリッジ |
7 | ウィ・ラヴ・ビー |
8 | ハッピー・トースト |
9 | モンキー・トゥー |
10 | ウィル・アンド・アミラ |
11 | プリムローズ・ヒル |
12 | ソー・リー |
13 | メンディング・シングス |
14 | ブロークン・エンタード |
15 | ピアノ・モーダル |
16 | カウンターポイント・ハング・パルス |
17 | ジャル・トゥ・トウキョウ(リヴァーラン・ヴァージョン)(BONUS TRACK) |
商品の説明
内容紹介
アンダーワールド、サウンドトラック界の重鎮ガブリエル・ヤレド、ふたつの大きな才能が融合したオリジナル・サウンドトラック・アルバム。監督賞はじめアカデミー賞9部門を制覇した「イングリッシュ・ペイシェント」の巨匠アンソニー・ミンゲラ監督の最新作映画。出演はジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ等。
全米公開は12月、日本公開は2007年公開予定。
【収録曲】
1. ア・シング・ハプンズ/ A Thing Happens 3.34
2. セント・パンクラス/ St Pancras 4.24
3. サッド・アミラ/ Sad Amira 3.38
4. モンキー・ワン/ Monkey One 2.17
5. ノット・トーキング/ Not Talking 1.54
6. ハンガーフォード・ブリッジ/ Hungerford Bridge 1.53
7. ウィ・ラヴ・ビー/ We Love Bea 1.53
8. ハッピー・トースト/ Happy Toast 3.44
9. モンキー・トゥー/ Monkey Two 4.38
10. ウィル・アンド・アミラ/ Will and Amira 2.53
11. プリムローズ・ヒル/ Primrose Hill 2.23
12. ソー・リー/ So-ree 3.08
13. メンディング・シングス/ Mending Things 2.35
14. ブロークン・エンタード/ Broken Entered 3.27
15. ピアノ・モーダル/ Piano Modal 1.28
16. カウンターポイント・ハング・パルス/ Counterpoint Hang Pulse 13.26
17. ジャル・トゥ・トウキョウ(リヴァーラン・ヴァージョン/ JAL to Tokyo (Riverrun Version) * 5.43
*Bonus Track: M 17
【アーティストについて】
カール・ハイド(Vo, G)、リック・スミス(Key)、そして現在はソロ・アーティストとして旅立ったダレン・エマーソン(DJ)。この三人によって結成されたアンダーワールドは、92年に活動を開始して以来、現在まで4枚のオリジナル・アルバムをリリースし、世界のダンス・ミュージック・シーンを塗り替えてきた。また映画「トレインスポッティング」の挿入歌「ボーン・スリッピー」(95年)が映画と共に大ブレイクしたことがきっかけとなり、一躍メジャー・シーンに躍り出た。彼らの活動は自身もメンバーの一員であるアート集団TOMATOと連動によって、音楽作品のみならず、ライヴ、アート、ファッション、映画、コマーシャル、コンピュータと、表現の可能性をどこまでも広げてきた。そのマルチメディア活動の集大成をしたDVD"Everything, Everything"(2000年)をリリースし大ヒットを記録した。
2003年初のアンソロジー・アルバムを発売し、また2005年より、NET限定で新曲のダウンロード販売をスタートし、また一方では今作でのオリジナル・サウンドトラックの発売と、ダンス・ミュージック界で最も革新的で実験的な彼らの表現活動は今後とも続いていく。
メディア掲載レビューほか
アンソニー・ミンゲラ監督作品映画『ブレイキング・アンド・エンタリング』(出演:ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ他/2007年GW公開)のサウンドトラック。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 105 g
- メーカー : 日本コロムビア
- EAN : 4520227014223
- 時間 : 1 時間 3 分
- レーベル : 日本コロムビア
- ASIN : B000HXE3VW
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 221,376位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,230位エレクトロニカ
- - 10,129位サウンドトラック (ミュージック)
- - 10,320位ソウル・R&B (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
Underworldならではのダンストラックからは想像もつかない、部屋の中でゆったりと座って、落ち着いて聴きたくなる曲たちです。寝る前に聴けば、その日はとてもよく眠れそうです(笑)。
楽曲中に登場する色々なパーカッションは、PCによる無機的な配列ではなく、アコースティックな楽器を演奏しているので、ちょっとスイングしていたり、音の高低や強弱に揺れがあったり、など、「手作り」ならではの(良い)効果があちこちに散りばめられています。
日本版のボーナストラックは、iTunes Music Storeでも配信されているUnderworldの「JAL to Tokyo」。これはまさしくUnderworldらしい、4つ打ちのキックとKarl Hydeのボーカル。だからこそ他の16曲と比べるとちょっと場違いかな?とも感じます。「ボーナストラックだから」と割り切ればあまり気にすることでもないと思いますが。
うーん、どうかなぁ?と思っていたのですが駄目もとで購入。
大当たりでした!
もの凄く精密に仕上げられたアルバムで、アンダーワールドから連想する
アゲアゲのダンスビートはないのですが
その音質自体に魅了されるアンビエントとミニマルでシックなビートは
図らずも音世界にトリップし、その音の波にゆったりと浸れるような心地よさに包まれます。
仕事が終わったあとの帰路でこのアルバムを聴くと日常の喧噪を忘れ気持ちをリセットしてくれる、
そんなアルバム。
シャッフル再生させずに通して聴くことをオススメします!
映画自体は見ていないのですが曲自体から自分が勝手に想起するイメージを壊してしまいたくないので
あえて見ないようにもしています…(苦笑)
で、そのサントラの方はとても静謐なアンビエント・ミュージック。アンダー・ワールドのアッパーなダンスビートチューンを期待すると肩透かしを喰らう(ボーナス・トラックの“JAL TO TOKYO”は最も彼ららしいが、作品全体のバランスを考えると蛇足のような気が・・。どうせならボーナス・ディスクとか、アルバムとは別個にしてほしかった)。
実際の作業工程では、ヤレドとアンダーワールドの立場は対等だったらしいが、総体としてはヤレドの音楽にアンダーワールドがエレクトロのエッセンスを注入したような印象を受ける。
そんな全体的に静かめなスコアを聴いていると、何だか映画「ブレードランナー」を思い出した。あの、情報量は異常に多いのに、絶対零度のごとき冷めた映像美(「マトリックス」が現れるまで、あの映像が最先端だった、と個人的に思っている)を。
両作品を比較してみると、映画「ブレイキング〜」は「ブレードランナー」からさらに贅肉(情報量)を削ぎ落とした感じの、2000年代バージョンのもっとも進化した落ち着いた絵作りの映像、無駄を省いたコンパクトなストーリーとなっているのではないか。この素晴らしいコラボレーションを聴いていてそんな気がしたのだった。
映画が公開されるまで、この優美なスコアを聴いて待っていようと思う。
ガブリエル・ヤレドの弦とアンダーワールドの電子音楽の
からみつくようなコラボレーションが堪らなく切なく美しい。
UW、もっとこっち寄りに行けば深みがより出ていいのにな。
瞑想するときに最高な1枚。
だけれども、いろいろな音の層の重なり、ここでこの音色のこれが来るか
というのは、共通の楽しみ。
どちらかというと地味で、静かで激的でもないけれども、
聞き込むと、音を楽しめる。楽しい。
しかして、聴いてみれば何と・・・ブライアン・イーノのアンビエントの如き「空間での静謐な響きを求める」サウンド。。。うーん、こんなのは想像していなかった。UWにとっては初めてのチルだし、ヤレドにとっては初めての環境音楽。映画を一つの環境として考えれば、これほど見事な環境音楽は稀有だ。しかもこの環境音楽には物語があり、高揚感もある。特筆すべきは音の良さ。日本盤のみUWのダウンロード(とアナログ)用の新曲が収録されていて、物理的には日本でダミーマスタリングをしたはずだが、それでもいい音質をキープしている。マスターの音がよほど良かったのか?よほど神経を使ってダミーマスタリングをしたのか?
惜しむらくはアートワークがUWを内包するTomatoではないこと。とは言え、ブックレットの写真はUWを600万枚のメガヒットへと導いたダニー”トレインスポッティング”ボイルが撮影していて、「もしや再び?」を期待させる。
ダンス、ではなく、ゆったりと高揚させる1枚。これは単にサウンドトラックだから、というわけじゃなくて、緩やかなアゲを求める時代の音だと思う(し、思いたい)