ヒップホップは聴かない私が、たまたま視聴して、迷わず手にした作品です。
エレクトロニカ・アンビエント・ダウンテンポ…ジャンルでひとくくりにするのはもったいない、形容しがたいオリジナリティ。素敵です☆
ちょっと音質が悪いかなぁという印象ですが、くぐもった雰囲気が逆に、このアルバムの世界に合ってるのかなとも思います。ラップが入る饒舌なトラックは苦手なので、流れが変わると違和感を覚えるものの、アルバム全体をメロウな静謐さが支配していて、ここちよく浸れます。
霧雨のなかをドライブした山道の情景とか、ネオンが溶けて流れてくかんじとか。
なぜだか個人的な記憶とビジュアルを想起させる、そういうたぐいの音楽です。