2006年 日本
COLOR 90分 日本語ステレオ 字幕なし 16:9ビスタサイズ リニアPCM 片面1層 c紀伊國屋書店
封入:自筆楽譜ポストカード、本編使用曲目一覧
作曲家大中恩氏は、数々の合唱曲、歌曲、子どもの歌を世に送り出しているだけでなく、自作の曲を発表する合唱団を結成し、30年にわたり全国で演奏会を開催。各地の合唱団に良きレパートリーを提供し続けるとともに、アマチュア合唱団の裾野を広げることにも尽力してきた。82歳の今も、月3回ほどの演奏会の舞台に立つ。会の最後はいつも会場全体で「サッちゃん」の大合唱。
本作では、合唱団での活動を中心に、大中氏を支える人々の証言を交え、「サッちゃん」の作詞者で従兄弟の阪田寛夫(芥川賞作家)、「椰子の実」(島崎藤村作詞)の作曲者でオルガニストの父寅二(故人)らとの心温まる関係にも触れ、永く愛されてきた歌の誕生秘話だけでなく、音楽を巡る様々な人々の交流も描いていく。
演出:渋谷昶子 ナレーター:岡村喬生 製作:大中恩映像制作委員会 製作:紀伊國屋書店
06東京国際女性映画祭出品