[特集1]
リリース直前、46ページ総力解説!
■Java SE 6
新仕様の詳細から、既存ライブラリの拡張点、有識者9人の注目ポイントまで 登場以来、継続的に進化を遂げ、エンタープライズ開発の主要言語にまで成長し
たJava。そのJavaの基盤仕様に当たるJava SEが、間もなく2年ぶりにメジャー・
バージョンアップを果たそうとしている。では、今回リリースされるJava SE 6
では、どのような拡張が施されたのか。また、利用時には何に注意すべきなの
か。本特集では、そうした点に重点を置きながら、有識者9人の注目ポイントと
ともに、Java SE 6について徹底的に解説していく。
Introduction:時代のニーズを取り入れ、オープン開発を志向するJava
New Specification:Java SEに追加された新仕様を学ぶ
Feature Expansion:既存機能における改善点を知る
Opinion:9人の視点から見た"Java SE 6像"
[特集2]
容易なSOAアプリケーション構築を実現する期待の新仕様
■SCAの可能性を探る
皆さんは、「SCA(Service Component Architecture)」という言葉をご存じだ
ろうか。SCAとは、SOAベースのアプリケーションの実装方式をまとめた、オープ
ンな技術仕様である。これに準拠したアプリケーションは、特定の実装技術やプ
ログラミング言語に依存せず、あらゆるサービス・コンポーネントを柔軟に接続
することが可能だ。本特集では、このSCAの基本概念について説明したうえで、
具体例として、オープンソースのSCA実装である「Apache Tuscany」を利用した
サンプル・アプリケーションを紹介する。
Part 1:SCA利用の第一歩
Part
2:SCA仕様を、より深く知る
Part 3:TuscanyによるSCAの実践
[特別企画]
"新種"のオープンソース・フレームワーク
■J-SOFAを試す
SOA時代を見据えたWebアプリケーション開発の新たなアプローチ
Spring Frameworkなどが開発者の間に浸透するにつれ、業務ロジックの独立性を
高めたWebアプリケーションを多く見かけるようになってきた。しかし、メソッ
ド呼び出しや条件分岐といった一連の処理の流れ(以下、処理フロー)を分離し
て定義することに関しては、さほど注意が払われていないというのが現状であ
る。そこで本企画では、「J-SOFA」というフレームワークを用いた、Webアプリ
ケーションの処理フローを分離する方法を紹介する。
[2号連続企画]
JSFとEJBをつなぐフレームワーク
■JBoss Seamファースト実践ガイド(後編)
JSF(JavaServer Faces)1.2とEJB 3.0とをシームレスに連携させる仕組みな
ど、最新のJava EEテクノロジーにフォーカスしたフレームワーク機能を備えて
いることがJBoss Seamの最大の特徴だ。今回の後編では、そうしたJBoss Seamの
主要機能のうち、「PageFlow」と呼ばれるページ遷移制御機能と、Ajaxを用いた
リモート・アクセス機能の2つを、サンプル・コードを交えながら解説する。
