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登録情報
- ASIN : B000J7E16I
- 出版社 : 角川書店 (1983/5/1)
- 発売日 : 1983/5/1
- - : 250ページ
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ソビエト時代の鉄道旅行で、21世紀には時代錯誤の感があるが、作品には時代の古さを越えた読者を惹き付ける面白さがあった。旅の情景を思い起こさせる一冊!
2016年7月24日に日本でレビュー済み
本の内容については皆さん言及されているので私の旧ソ連時代の乗車体験を述べます。まあ自己宣伝になりますが許してください。
ロシアも資本主義になったので、今はサービス改善されたでしょう。私は8月に行きました。当時は外国人はハバロフスクから乗車でしたので、ウラジオストクから乗れなかったのが心残りです。
ところであの暑さには並行しました。シベリアは冬向きのものばかりですので、意外にも夏対策は皆無です。紫外線が強いのでその対策も必要ですよ。例えばサングラス。目、やられます。それと蚊です。いや、本当にでかい。これに刺されると痒いです。それと蠅。これもでかいです。実はシベリア鉄道のトイレは汚物は線路上に捨てることになっておりますので、それで蠅がたかるのです。
鉄道の旅そのものは単調です。景色も同じようなものばかりですので、じきに飽きます。私は食事が合わなかったのか、2日目、3日目はひどい下痢になやまされました。食事といっても乾パンみたいなかたいものばかり食べ放題ですからうんざりしました。食彩も小さく貧弱でした。
私の場合は、イルクーツクで途中下車してバイカル湖めぐりをしました。バイカル湖は海と間違えるほどの広さです。
下痢はここでも続きトイレに行ったらドアがないの唖然としました。でも我慢できないので、必死でした。
また列車の旅、再開です。でも不安になったのはロシアには人家が少なく、駅周辺にあるだけです。駅近くまで人家なしです。
それが、モスクワ近辺になると超デラックス都市の出現です。
あとは、ホテルまでですが道路の広いこと。酔っ払いもたくさんいました。
でもモスクワはクレムリンとその周辺ぐらいです。意外にクレムリン周辺で行われていた大道芸がおもしろかったです。
さて、別の路線に乗り換えてサンクトペテルブルグにも行きました。ここは芸術の都です。
ここは感動しました。本当に西欧化された絵本みたいにきれいな町でした。
エルミタージュとピョートル宮殿に行き、その荘重さに感激しました。
帰りは飛行機でひとっとびです。
拙い私の旅行記で恐縮ですがここまでおつきあいくださりありがとうございます。
宮脇さんも尊敬しております。同氏の本作を読んでシベリア鉄道にいく決心をしました。本文は宮脇さんにささげます。
ではさようなら。みなさんも楽しくシベリアを旅行してください。
ロシアも資本主義になったので、今はサービス改善されたでしょう。私は8月に行きました。当時は外国人はハバロフスクから乗車でしたので、ウラジオストクから乗れなかったのが心残りです。
ところであの暑さには並行しました。シベリアは冬向きのものばかりですので、意外にも夏対策は皆無です。紫外線が強いのでその対策も必要ですよ。例えばサングラス。目、やられます。それと蚊です。いや、本当にでかい。これに刺されると痒いです。それと蠅。これもでかいです。実はシベリア鉄道のトイレは汚物は線路上に捨てることになっておりますので、それで蠅がたかるのです。
鉄道の旅そのものは単調です。景色も同じようなものばかりですので、じきに飽きます。私は食事が合わなかったのか、2日目、3日目はひどい下痢になやまされました。食事といっても乾パンみたいなかたいものばかり食べ放題ですからうんざりしました。食彩も小さく貧弱でした。
私の場合は、イルクーツクで途中下車してバイカル湖めぐりをしました。バイカル湖は海と間違えるほどの広さです。
下痢はここでも続きトイレに行ったらドアがないの唖然としました。でも我慢できないので、必死でした。
また列車の旅、再開です。でも不安になったのはロシアには人家が少なく、駅周辺にあるだけです。駅近くまで人家なしです。
それが、モスクワ近辺になると超デラックス都市の出現です。
あとは、ホテルまでですが道路の広いこと。酔っ払いもたくさんいました。
でもモスクワはクレムリンとその周辺ぐらいです。意外にクレムリン周辺で行われていた大道芸がおもしろかったです。
さて、別の路線に乗り換えてサンクトペテルブルグにも行きました。ここは芸術の都です。
ここは感動しました。本当に西欧化された絵本みたいにきれいな町でした。
エルミタージュとピョートル宮殿に行き、その荘重さに感激しました。
帰りは飛行機でひとっとびです。
拙い私の旅行記で恐縮ですがここまでおつきあいくださりありがとうございます。
宮脇さんも尊敬しております。同氏の本作を読んでシベリア鉄道にいく決心をしました。本文は宮脇さんにささげます。
ではさようなら。みなさんも楽しくシベリアを旅行してください。
2012年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮脇作品は、国内鉄道路線図を見ながら読むと面白い
それは彼が時刻表や地図を持ちながら旅しているからである
シベリア鉄道もそうだ
地図を見ながら読むと臨場感があり面白い
ただマップルやグーグルではロシア版まで詳しく乗っていないので興ざめである
ここがopen streetMAPのなかのハバロフスク[...]
でありシベリア鉄道を追いながら読み進めると通過駅も記載されているし面白い
ロシア語の読みは同じ場所をほかの地図で見比べると読めるようになる
もとはワールドマップファインダーから検索[...]
あっという間のシベリア鉄道一週間も、もう少し深く読むことができるだろう
それは彼が時刻表や地図を持ちながら旅しているからである
シベリア鉄道もそうだ
地図を見ながら読むと臨場感があり面白い
ただマップルやグーグルではロシア版まで詳しく乗っていないので興ざめである
ここがopen streetMAPのなかのハバロフスク[...]
でありシベリア鉄道を追いながら読み進めると通過駅も記載されているし面白い
ロシア語の読みは同じ場所をほかの地図で見比べると読めるようになる
もとはワールドマップファインダーから検索[...]
あっという間のシベリア鉄道一週間も、もう少し深く読むことができるだろう
2005年4月30日に日本でレビュー済み
鉄道作家の故宮脇氏は海外ものが素晴らしいと思う。中でもこれは面白い。旧ソ連時代なのでちょっと話が古いか。氏が健在なら、現在のロシアの様子をレポートしてもらえるのだが・・・。
2005年5月3日に日本でレビュー済み
1983年に出た単行本の文庫化。
1982年4月にシベリア鉄道を体験してきた紀行文。当時はウラジオストックが外国人立入禁止地域だったため、ナホトカからモスクワまでの記録になる。さらに横浜からナホトカまでの船旅、モスクワの地下鉄、モスクワからレニングラードへの往復についても触れられている。
シベリア鉄道は約9400キロ、車中6泊の旅である。これを編集者と二人で過ごすことになる。ただ乗っているだけ。やることがない。さすがの宮脇氏も書くことがなかったのか、やたらと食事と酒の話が出てくる。車窓から見えるもの、ソ連の人々については意外なほど記述が少ない。人々については、車掌と食堂車の職員としか交流がないのだから仕方ないのかも知れないが、シベリアの景色を書かないのはどうしてだろう。やはり真冬の旅ではなかったからだろうか。宮脇氏は当初、シベリア鉄道に乗るには冬しかないと考えていた。ところが冬季はナホトカへの船便がないため、やむなく4月になったのである。その後、ソ連も崩壊したので、ぜひ、シベリア鉄道の冬の旅に挑戦して欲しかったが、残念であった。
1982年4月にシベリア鉄道を体験してきた紀行文。当時はウラジオストックが外国人立入禁止地域だったため、ナホトカからモスクワまでの記録になる。さらに横浜からナホトカまでの船旅、モスクワの地下鉄、モスクワからレニングラードへの往復についても触れられている。
シベリア鉄道は約9400キロ、車中6泊の旅である。これを編集者と二人で過ごすことになる。ただ乗っているだけ。やることがない。さすがの宮脇氏も書くことがなかったのか、やたらと食事と酒の話が出てくる。車窓から見えるもの、ソ連の人々については意外なほど記述が少ない。人々については、車掌と食堂車の職員としか交流がないのだから仕方ないのかも知れないが、シベリアの景色を書かないのはどうしてだろう。やはり真冬の旅ではなかったからだろうか。宮脇氏は当初、シベリア鉄道に乗るには冬しかないと考えていた。ところが冬季はナホトカへの船便がないため、やむなく4月になったのである。その後、ソ連も崩壊したので、ぜひ、シベリア鉄道の冬の旅に挑戦して欲しかったが、残念であった。
2022年2月11日に日本でレビュー済み
2005年前後の話ですが、私も個人的に富山~(船)~ウラジオストクからシベリア鉄道でモスクワ、サンクトペテルブルクまで一人で旅行したことがあります。
シベリア鉄道でのロシア旅行は、ウラジオストク~モスクワ、サンクトペテルブルクの間に無数に素晴らしい都市・旅行ポイント・見どころなどがあるので、それらについての記述を期待したのですが、本書では一度も途中で下車せずに、ウラジオストク~モスクワ間を移動した、非常に狭い世界での描写のみでした。
そうすると、当然内容も、どうでもいい著者と相棒の会話や内省的記述のみで得るものはほとんどなかったです。
1980年代はソビエト連邦で自由旅行などできなかった事情は分かりますが、一度も下車せず超ミクロな車中の描写では本にならないのではないか、と思いました。
それから、いまだにシベリア鉄道の旅行に憧れているだけで、行ったことのない日本人は無数にいるようですが、今では30日間の自由旅行が可能なビザの取得ができる時代です。
インツーリストなど仲介させて個人旅行の数倍もの無駄な金を払う必要のない時代です。
「永遠の憧れ」の様な困難な体験で全くないので、定年退職や白髪まみれになる前に、気軽に行ってみることをお勧めします。
ロシアの面白さに深く魅了されるはずです。
シベリア鉄道でのロシア旅行は、ウラジオストク~モスクワ、サンクトペテルブルクの間に無数に素晴らしい都市・旅行ポイント・見どころなどがあるので、それらについての記述を期待したのですが、本書では一度も途中で下車せずに、ウラジオストク~モスクワ間を移動した、非常に狭い世界での描写のみでした。
そうすると、当然内容も、どうでもいい著者と相棒の会話や内省的記述のみで得るものはほとんどなかったです。
1980年代はソビエト連邦で自由旅行などできなかった事情は分かりますが、一度も下車せず超ミクロな車中の描写では本にならないのではないか、と思いました。
それから、いまだにシベリア鉄道の旅行に憧れているだけで、行ったことのない日本人は無数にいるようですが、今では30日間の自由旅行が可能なビザの取得ができる時代です。
インツーリストなど仲介させて個人旅行の数倍もの無駄な金を払う必要のない時代です。
「永遠の憧れ」の様な困難な体験で全くないので、定年退職や白髪まみれになる前に、気軽に行ってみることをお勧めします。
ロシアの面白さに深く魅了されるはずです。
2009年3月22日に日本でレビュー済み
シベリア鉄道に乗ってヨーロッパへ、というのは戦前から「欧亜連絡」として当時の時刻表に載っているというところからスタートしています。国際連盟脱退の松岡洋右がこれで帰ってきたことや、ベルリン・オリンピックに出場した選手も利用したはず、という文章を読むことで、歴史的にも空間的にも夢の広がる旅が始まろうとしています。
とはいえ、1982年当時、まだソ連時代ですので、サービスなんて期待できない「シベリア鉄道」のロシア号に乗り続けて6泊7日の列車移動というのは想像しただけで大変です。そんな鉄道紀行をユーモア溢れる文章で宮脇俊三さんが綴った名著『シベリア鉄道9400キロ』を再読しています。
ロシア号に乗るまでの旅の道中も興味深いです。横浜から出港したバイカル号は低気圧に見舞われ大変な航海となり、船中の様子は悲惨なのですが、どことなく笑いが感じられるのは筆者の人柄でしょう。同乗のSKDへの関心もまたクスクスとした笑いを誘います。
ナホトカ港につき、ハバロフスク行きのボストーク号までで、本書のほぼ半分ぐらい記載されているわけで、それだけ面白いエピソードが多かったと言えるでしょう。それと比較しますと、それ以降のロシア号の道中は比較的単調なせいか、面白い記述は少なくなっています。最もそれだけこのルートを乗りとおすことの困難さが現れているように感じましたが。
ソ連時代における四半世紀前のシベリア鉄道の実情と現在のロシアの鉄道の旅とはかなり様変わりしていることでしょうが、シベリア鉄道の紀行文を他に知らないこともあり、やはり本書がこれからこの旅程をたどる人に有用な書籍であるのは間違いないでしょう。
とはいえ、1982年当時、まだソ連時代ですので、サービスなんて期待できない「シベリア鉄道」のロシア号に乗り続けて6泊7日の列車移動というのは想像しただけで大変です。そんな鉄道紀行をユーモア溢れる文章で宮脇俊三さんが綴った名著『シベリア鉄道9400キロ』を再読しています。
ロシア号に乗るまでの旅の道中も興味深いです。横浜から出港したバイカル号は低気圧に見舞われ大変な航海となり、船中の様子は悲惨なのですが、どことなく笑いが感じられるのは筆者の人柄でしょう。同乗のSKDへの関心もまたクスクスとした笑いを誘います。
ナホトカ港につき、ハバロフスク行きのボストーク号までで、本書のほぼ半分ぐらい記載されているわけで、それだけ面白いエピソードが多かったと言えるでしょう。それと比較しますと、それ以降のロシア号の道中は比較的単調なせいか、面白い記述は少なくなっています。最もそれだけこのルートを乗りとおすことの困難さが現れているように感じましたが。
ソ連時代における四半世紀前のシベリア鉄道の実情と現在のロシアの鉄道の旅とはかなり様変わりしていることでしょうが、シベリア鉄道の紀行文を他に知らないこともあり、やはり本書がこれからこの旅程をたどる人に有用な書籍であるのは間違いないでしょう。