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海軍めしたき物語 (1979年) -
1979年12刷発行です。若干のスレ、クスミ、黄ばみ、汚れはあります。折込、書込みは見あたりません。天、小口、地に汚れ、巻頭から数箇所小さな茶ジミがあります。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても古い本ですがびっくりする程きれいでした。
2019年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かっこよくも勇ましくもない。一兵士はこんなもんだろう。
2019年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脚光をあびることの少ない、軍艦の飯炊き兵、一般の下級兵士の日々の実態をうかがえる貴重な一冊。筆者は戦艦霧島に配属されるも、数百人の乗組員をまかなう飯炊きのイロハや規律などを鉄拳で教えられ、真珠湾もミッドウェイも艦内で飯を炊いている間に終わる日々。下っ端はつらいことの方が多くて泣ける。寄港して上陸の日が待ち遠しい。
特筆すべきは筆者自身による大量のわかりやすい緻密なイラスト。これが本書を他の戦史と一線を画すものにしている。絶版?なのが悔やまれる。超おすすめ
特筆すべきは筆者自身による大量のわかりやすい緻密なイラスト。これが本書を他の戦史と一線を画すものにしている。絶版?なのが悔やまれる。超おすすめ
2019年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
父が嬉しそうにこの本を読んでいて、当時小学生の自分に「読め」とすすめられた記憶があり、懐かしく思って購入。東京裁判やら戦後責任やら国同士では色々重い問題が持ち上がったけれども、日本人の庶民にとって、太平洋戦争とは、こういう感覚の出来事だったんだよ、という「実感」を父は伝えたかったのかな、とも思う。教科書には出てこない、でも、確実に存在した歴史の1コマ。
2018年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すでに廃盤になって久しいですが、歴史の表舞台には決して出てこない一般兵の、しかも主計兵の日常(?)がユーモアも交えて著されています。
因みにミッドウェーでの描写もありますが、そこだけ妙に生々しいのはやはり、筆者の記憶が強烈だからでしょうか?
因みにミッドウェーでの描写もありますが、そこだけ妙に生々しいのはやはり、筆者の記憶が強烈だからでしょうか?
2015年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太平洋戦争の日本軍で実際に戦闘員としての戦記は数多あれど飯について書かれているのはこの本くらいではないだろうか。再読の価値あり。
2023年5月30日に日本でレビュー済み
太平洋戦争は,「アメリカの物量に負けた」とする俗説があるが,本書を読む限り,物量以前に,組織としても日本海軍は歪みきっていたのだなあ,と分かる.
おそらく同等の物量を与えられていたとしても惨敗したことだろう.
▼
とにかくインチキやズル,盗みなどの横行ぶりに,まず唖然;
他人より少しでも多くを飯を食おうとして,虚虚実実の駆け引き(p.10)
食糧搬入中にはギンバイ(p.42-43)
炊事の水を機関科から分けてもらうには,食糧をギンバイさせるという「賄賂」が必要(p.44-49)
いったん甘い汁を吸ったら,どこまでも食い下がってくる機関科(p.54-55)
自分の失敗は部下に黙らせるか,泣き寝入りさせていたのが軍隊(p.61-68)
洗面器の盗みあい(p.80-82)
会計監査に先立ち,帳尻を合わせるため,捨てられる麦(p.82,84-86)
経理学校の試験で,カンニングをさせてくれた分隊士(p.115)
▼
教育システムも,崩壊していたといわざるを得ず;
隠語が分からないと,教えてもらう代わりに殴られ(p.36),
短艇のオールの争奪戦にあぶれると,しゃもじでケツバット(p.40-41),
しるこの味付けもビンタ(p.94-95)
海兵団のしごきは,花の応援団ふうといおうか,なんとなく明るかったが,戦艦のそれは,冷たく暗く陰険で凄みあり(p.27)
あっちでどやされ,こっちでどやされ,軽い脳震盪(p.31)
新米でも作業の主導権を握る気構えが必要(同)
自分より下の新兵が入ってきても,積極的に制裁を加える気にならなかったことから,新兵の分まで制裁を受けるという始末(p.96-97)
敵の爆弾より,旧兵のビンタのほうが怖いというのが,下級兵の艦隊勤務(p.144)
こんなことばかりやっていたから,各科で自殺がよくあったらしい(p.73)が,他国なら水兵反乱が起こってもおかしくないレベル.
▼
支援兵科を軽視する体質も,依然として;
他科にバカにされるな!ということで,厳しかったらしい訓練(p.9)
▼
そんなわけで,本書は非常に面白いのだが,笑うに笑えず.
▼
その他の艦内生活事情も,上述したような点とは別の意味で興味深し;
戦艦の入浴風景イラスト(p.53)
一般に聞こえが良い,「駆逐艦に乗り組んでいる」というより「戦艦に乗り組んでいる」との言葉(p.59)
家族が軍艦を訪れたときは,特別扱い(p.69-71)
危険極まりない,艦底醤油庫からの醤油樽搬出(p.102-103)
昼食準備をする頃には,艦内は通常の状態に返ってしまっていた,真珠湾攻撃の日(p.109)
野菜庫にたまねぎをとりに行くさなかに垣間見た,ミッドウェイで燃え上がる航空母艦(p.135-139)
安全だろうと思われている烹水所に集まってきていた,関係ない部署の将校(p.140-141)
他の艦船に便乗した場合でも,客人扱いはしてくれず,その日から乗組員に準じて,航海時の何らかの任務を分担させられるシステム(p.182)
フェンスの向こうの米兵捕虜たち(p.189)
孟宗竹で組んだ,武昌丸の救命筏(p.206-207)
鮫に噛まれた場所の止血(p.214-215)
▼
イラストは多いので,読破時間は予想よりは少なし.
読め.
【関心率26.94%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】
おそらく同等の物量を与えられていたとしても惨敗したことだろう.
▼
とにかくインチキやズル,盗みなどの横行ぶりに,まず唖然;
他人より少しでも多くを飯を食おうとして,虚虚実実の駆け引き(p.10)
食糧搬入中にはギンバイ(p.42-43)
炊事の水を機関科から分けてもらうには,食糧をギンバイさせるという「賄賂」が必要(p.44-49)
いったん甘い汁を吸ったら,どこまでも食い下がってくる機関科(p.54-55)
自分の失敗は部下に黙らせるか,泣き寝入りさせていたのが軍隊(p.61-68)
洗面器の盗みあい(p.80-82)
会計監査に先立ち,帳尻を合わせるため,捨てられる麦(p.82,84-86)
経理学校の試験で,カンニングをさせてくれた分隊士(p.115)
▼
教育システムも,崩壊していたといわざるを得ず;
隠語が分からないと,教えてもらう代わりに殴られ(p.36),
短艇のオールの争奪戦にあぶれると,しゃもじでケツバット(p.40-41),
しるこの味付けもビンタ(p.94-95)
海兵団のしごきは,花の応援団ふうといおうか,なんとなく明るかったが,戦艦のそれは,冷たく暗く陰険で凄みあり(p.27)
あっちでどやされ,こっちでどやされ,軽い脳震盪(p.31)
新米でも作業の主導権を握る気構えが必要(同)
自分より下の新兵が入ってきても,積極的に制裁を加える気にならなかったことから,新兵の分まで制裁を受けるという始末(p.96-97)
敵の爆弾より,旧兵のビンタのほうが怖いというのが,下級兵の艦隊勤務(p.144)
こんなことばかりやっていたから,各科で自殺がよくあったらしい(p.73)が,他国なら水兵反乱が起こってもおかしくないレベル.
▼
支援兵科を軽視する体質も,依然として;
他科にバカにされるな!ということで,厳しかったらしい訓練(p.9)
▼
そんなわけで,本書は非常に面白いのだが,笑うに笑えず.
▼
その他の艦内生活事情も,上述したような点とは別の意味で興味深し;
戦艦の入浴風景イラスト(p.53)
一般に聞こえが良い,「駆逐艦に乗り組んでいる」というより「戦艦に乗り組んでいる」との言葉(p.59)
家族が軍艦を訪れたときは,特別扱い(p.69-71)
危険極まりない,艦底醤油庫からの醤油樽搬出(p.102-103)
昼食準備をする頃には,艦内は通常の状態に返ってしまっていた,真珠湾攻撃の日(p.109)
野菜庫にたまねぎをとりに行くさなかに垣間見た,ミッドウェイで燃え上がる航空母艦(p.135-139)
安全だろうと思われている烹水所に集まってきていた,関係ない部署の将校(p.140-141)
他の艦船に便乗した場合でも,客人扱いはしてくれず,その日から乗組員に準じて,航海時の何らかの任務を分担させられるシステム(p.182)
フェンスの向こうの米兵捕虜たち(p.189)
孟宗竹で組んだ,武昌丸の救命筏(p.206-207)
鮫に噛まれた場所の止血(p.214-215)
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イラストは多いので,読破時間は予想よりは少なし.
読め.
【関心率26.94%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】