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論文の書き方 (1977年) (講談社学術文庫) 文庫
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登録情報
- ASIN : B000J8V65G
- 言語 : 英語
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,953,287位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 317,322位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章の書き方が上手いと世界が広がります。友達も増えます。本書でしっかりと勉強しましょう📚
2019年8月10日に日本でレビュー済み
まずはじめに、私は本書を読んだことに非常に価値を感じています。今後論文を執筆なさる方は是非参照するべき一冊です。
本書の良い点は、
(1)アウトラインの強調
(2)研究に必要な資料についての記述
(3)レトリックについての記述
にあると私は考えます。
筆者は殊更にアウトラインの重要性を強調しています。なぜなら筆者によれば、書くこととは「構成を作ることと内容を伝えること」だからです。特に論文は、アウトラインに肉付けしていく作業であると言います。仮アウトライン作成にはじまり、資料収集によって次第に決定版アウトラインへ移って行く。この過程が実例とともに例示されており、非常に参考になります。
研究に必要な資料については、文献カード及び研究カード作成についての記述が参考になりました。論文執筆においては、論文に必要な資料とその典拠をいつでも引き出せるよう整理しておくことが大切です。今では研究カード作成などは周知のことかもしれませんが、私はとても参考になりました。
レトリックについては、筆者が西洋史の専門であることから、わざわざ一章というページ数をさいて事細かに記述しています。筆者によればレトリックとは、「思想一般の表現方法」であるといいます。決して美辞麗句を並べ立てる特殊技法ではありません。他者とのコミュニケーションのための基盤となる言語技術です。であれば、これから特に文章を書く人にとっては必要となる力でしょう。
一方で本書の欠点は
(1)目次が乏しい
(2)索引がない
(3)例示がやや長い部分がある
にあると私は考えます。
マニュアルであるならば、いつでも気になった箇所をすぐに参照できる必要があります。それが良い実用書であるはずです。論文執筆のマニュアルを想定したと明言する以上、詳細な目次や索引があるべきだと思います。(ただ本書の執筆が1970年代であるため、当時の書籍執筆のスタイルに影響されている可能性も考えられますが。)
また説明のための例示が専門的かつ冗長な箇所が散見します。専門性に関しては、私の教養のなさのためかもしれません。しかしながら、より広く使用されるためには、要点がわかりやすいように書かれるべきでしょう。
以上色々述べましたが、結論を言うと、本書は、論文執筆に対する考え方を詳しく知りたい方には非常に学ぶところの多い本だと言えます。
最後に、他の否定的レビューの論駁をします。多くの方が自身の目と頭で、本書の価値を判断してもらえるきっかけになればと思います。
(1)レトリックの定義がなされていない
→あります(p19)。この部分は一般向けの説明で、より学問的な説明もあります(p213)。どこを見て、定義がないとおっしゃっているのか、私にはわかりませんでした。
(2)時間の無駄だった
→どうして無駄だったのでしょうか?根拠のない批判は、文句と同じです。おそらく本書は、読者の目的によって価値が変わってくると思います。なぜなら『論文の書き方』という広い話題である以上、さまざまな人が多種多様な論文執筆の姿を思い描くからです。そのギャップが大きければ、価値がないと判断するのもやむを得ないと思います。それゆえ、「何が、どうして無駄だったのか?」という記述を通して、「どういう目的の方には本書は向いてないのか?」を間接的に伝えることの方がずっと建設的でしょう。
本書の良い点は、
(1)アウトラインの強調
(2)研究に必要な資料についての記述
(3)レトリックについての記述
にあると私は考えます。
筆者は殊更にアウトラインの重要性を強調しています。なぜなら筆者によれば、書くこととは「構成を作ることと内容を伝えること」だからです。特に論文は、アウトラインに肉付けしていく作業であると言います。仮アウトライン作成にはじまり、資料収集によって次第に決定版アウトラインへ移って行く。この過程が実例とともに例示されており、非常に参考になります。
研究に必要な資料については、文献カード及び研究カード作成についての記述が参考になりました。論文執筆においては、論文に必要な資料とその典拠をいつでも引き出せるよう整理しておくことが大切です。今では研究カード作成などは周知のことかもしれませんが、私はとても参考になりました。
レトリックについては、筆者が西洋史の専門であることから、わざわざ一章というページ数をさいて事細かに記述しています。筆者によればレトリックとは、「思想一般の表現方法」であるといいます。決して美辞麗句を並べ立てる特殊技法ではありません。他者とのコミュニケーションのための基盤となる言語技術です。であれば、これから特に文章を書く人にとっては必要となる力でしょう。
一方で本書の欠点は
(1)目次が乏しい
(2)索引がない
(3)例示がやや長い部分がある
にあると私は考えます。
マニュアルであるならば、いつでも気になった箇所をすぐに参照できる必要があります。それが良い実用書であるはずです。論文執筆のマニュアルを想定したと明言する以上、詳細な目次や索引があるべきだと思います。(ただ本書の執筆が1970年代であるため、当時の書籍執筆のスタイルに影響されている可能性も考えられますが。)
また説明のための例示が専門的かつ冗長な箇所が散見します。専門性に関しては、私の教養のなさのためかもしれません。しかしながら、より広く使用されるためには、要点がわかりやすいように書かれるべきでしょう。
以上色々述べましたが、結論を言うと、本書は、論文執筆に対する考え方を詳しく知りたい方には非常に学ぶところの多い本だと言えます。
最後に、他の否定的レビューの論駁をします。多くの方が自身の目と頭で、本書の価値を判断してもらえるきっかけになればと思います。
(1)レトリックの定義がなされていない
→あります(p19)。この部分は一般向けの説明で、より学問的な説明もあります(p213)。どこを見て、定義がないとおっしゃっているのか、私にはわかりませんでした。
(2)時間の無駄だった
→どうして無駄だったのでしょうか?根拠のない批判は、文句と同じです。おそらく本書は、読者の目的によって価値が変わってくると思います。なぜなら『論文の書き方』という広い話題である以上、さまざまな人が多種多様な論文執筆の姿を思い描くからです。そのギャップが大きければ、価値がないと判断するのもやむを得ないと思います。それゆえ、「何が、どうして無駄だったのか?」という記述を通して、「どういう目的の方には本書は向いてないのか?」を間接的に伝えることの方がずっと建設的でしょう。
2017年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐藤優さんが、週刊現代でオススメしていたので、購入してみました。
現在の日本では、大学まで出ていても、ちゃんとした長文を書いたことが無いなんてことは当たり前で。私もそうだったので、5Pくらいのリポートをまとめるのにも苦労していたんですが、本書によって、そのコツをよく理解できました。
特に、「書きたいことを書く」ことと、「論理的な文章」との差を、本書によって埋めることができたと感じています。
また、想像以上に、資料管理に時間が必要であるということも勉強になりました。
現在の日本では、大学まで出ていても、ちゃんとした長文を書いたことが無いなんてことは当たり前で。私もそうだったので、5Pくらいのリポートをまとめるのにも苦労していたんですが、本書によって、そのコツをよく理解できました。
特に、「書きたいことを書く」ことと、「論理的な文章」との差を、本書によって埋めることができたと感じています。
また、想像以上に、資料管理に時間が必要であるということも勉強になりました。
2017年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い本ではありますが、状態は良好でした。
何よりも安いのが良かったです。
何よりも安いのが良かったです。
2011年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
論文の書き方を記した本が少ないなかいい本を
見つけました。
熟読して良い論文が書けるよう努めます。
見つけました。
熟読して良い論文が書けるよう努めます。
2022年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何か所もマーカーで線がひいてあった。ページも所々折れていた。
2011年10月3日に日本でレビュー済み
論文を書いていて、壁にぶち当たったときに読むと、
この本の素晴らしさがわかります。目からウロコです。
この本の素晴らしさがわかります。目からウロコです。
2020年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
論文に挑む学生に向けて、ネット上では様々な本が紹介されています。特に本書は<名著>として複数の方から推薦されていたので、購入し読んでみました。(奇妙にも背表紙で出版社自ら<名著>と謳っています。)
結果から申しますと、私は本書から『論文の書き方』のコツを得ることはできませんでした。よくわからないのです。
1.私の読解能力が低い。
2.<名著>だと世間から思い込まれているだけで、実は大したことは書かれていない。
考えられる原因は上記2つでしょう。
少なくとも著者のおっしゃる“ハウ・トゥー (How To)”本としては機能していないように思われます。説明が非常に解り難く、例文にも偏りがあります。各用語を説明する際に英語、ラテン語、フランス語、場合によってはギリシャ語までが併記されているのですが、規則性がなくその必要性が理解できません。著者はただ自らの博識をひけらかしたかったのでしょうか。あるいは世代的に欧米崇拝から抜け出ることができなかったのでしょうか。
ヒントになりそうなことが書かれているのはなんとなく感じます。しかし、あくまでもなんとなく、です。
1977年当時、あるいはそれ以降の学生さんたちは本当にこの本によって論文を書く能力を身につけることができたのでしょうか。甚だ疑問です。
結果から申しますと、私は本書から『論文の書き方』のコツを得ることはできませんでした。よくわからないのです。
1.私の読解能力が低い。
2.<名著>だと世間から思い込まれているだけで、実は大したことは書かれていない。
考えられる原因は上記2つでしょう。
少なくとも著者のおっしゃる“ハウ・トゥー (How To)”本としては機能していないように思われます。説明が非常に解り難く、例文にも偏りがあります。各用語を説明する際に英語、ラテン語、フランス語、場合によってはギリシャ語までが併記されているのですが、規則性がなくその必要性が理解できません。著者はただ自らの博識をひけらかしたかったのでしょうか。あるいは世代的に欧米崇拝から抜け出ることができなかったのでしょうか。
ヒントになりそうなことが書かれているのはなんとなく感じます。しかし、あくまでもなんとなく、です。
1977年当時、あるいはそれ以降の学生さんたちは本当にこの本によって論文を書く能力を身につけることができたのでしょうか。甚だ疑問です。