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社会史入門 (1972年)

5つ星のうち3.5 2

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古いが面白い。
5 星
古いが面白い。
 現実にある社会の歴史を追った本です。なので、社会学の学説紹介的なものはほとんどないといってよいと思います。 この手の本は基本的に、コントあるいはヴェーバーあたりの学説から入るか、ヨーロッパ史に学説を絡めて解説というのが一般的だと思いますが、この本ではそれらは期待できません。そもそもの入り方が面白い。序盤から相似器官や適応放散の話から入るという、いわゆる動物社会学から入るのです。なるほど、人間も動物である以上は、分化の発達の度合いがいくら上がっても、やはり動物としての原理からは完全に自由とはならないという事は確かであろうと思うので、動物の社会をある意味基礎とするというのは納得しました。 さて、上記のように面白い視点を授けてくれますが、異様なほど射程が広く、文化人類学や経済史などにも絡めてきます。社会の歴史とは、まさに人類の歴史そのものであることがわかります。また、ソヴィエト、あるいはマルクス主義に対しては、歯切れが悪いところもあるのですが、書かれた時代的に考えて、まあ仕方のない部分もあるのでしょう。 著者は経済学が専門なので、経済学を通した記述が後半は増えますが、特別に難解な部分もないので初心者にもお勧め。ただし、若干翻訳の文体が一本調子なところがあって、少し読みにくいかもしれません。
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年8月20日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち5.0 古いが面白い。
2012年8月20日に日本でレビュー済み
 現実にある社会の歴史を追った本です。なので、社会学の学説紹介的なものはほとんどないといってよいと思います。
 この手の本は基本的に、コントあるいはヴェーバーあたりの学説から入るか、ヨーロッパ史に学説を絡めて解説というのが一般的だと思いますが、この本ではそれらは期待できません。そもそもの入り方が面白い。序盤から相似器官や適応放散の話から入るという、いわゆる動物社会学から入るのです。なるほど、人間も動物である以上は、分化の発達の度合いがいくら上がっても、やはり動物としての原理からは完全に自由とはならないという事は確かであろうと思うので、動物の社会をある意味基礎とするというのは納得しました。
 さて、上記のように面白い視点を授けてくれますが、異様なほど射程が広く、文化人類学や経済史などにも絡めてきます。社会の歴史とは、まさに人類の歴史そのものであることがわかります。また、ソヴィエト、あるいはマルクス主義に対しては、歯切れが悪いところもあるのですが、書かれた時代的に考えて、まあ仕方のない部分もあるのでしょう。
 著者は経済学が専門なので、経済学を通した記述が後半は増えますが、特別に難解な部分もないので初心者にもお勧め。ただし、若干翻訳の文体が一本調子なところがあって、少し読みにくいかもしれません。
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