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華氏451度 (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) -
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫本で例えると、活字が小さく紙質も少しざらっとしていた頃のようなクラシックな訳です。Kindleのトップに出てくる、黒い表紙に赤い模様の新訳版とはだいぶリズムが違います(表紙のデザインは炎のこちらの方が新しそうだから紛らわしい)。好みですが、私はこちらの旧訳がテンポよく読みやすく、雰囲気も独特で好きです。
2015年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔から知っていた。
フランスの作品だとばかり思っていた。
ビデオでみてみたい。
書物のない世界を風刺している。考えることをやめた世界はこわい。いまのネット社会も、便利な情報に踊らされて自分で考える習慣がなくなったら、怖い。
フランスの作品だとばかり思っていた。
ビデオでみてみたい。
書物のない世界を風刺している。考えることをやめた世界はこわい。いまのネット社会も、便利な情報に踊らされて自分で考える習慣がなくなったら、怖い。
2023年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひらがなを多用していて読み難い。
初めは心理的な不安や狂気の演出の為なのかと思ってたのだが、違うようだ。稚拙に感じられる。
初めは心理的な不安や狂気の演出の為なのかと思ってたのだが、違うようだ。稚拙に感じられる。
2021年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生です。小説に詳しい訳でもないため、本書の批評は他の方に譲りますが、感想を少しだけ記載しておきます。少しでも参考になれば幸いです。
私たちの身の回りには手軽に享受できる娯楽が溢れています。ともすれば、思考を放棄して、刺激を、快楽を求める方向に傾きがちだと思います。少なくとも、私にはその傾向がありました。しかし、本書を読んでみて、時にはゆっくり読書をして、物思いに耽ることの有用性を思い出すことができました。
個人的には、とても興味深く読めました。もしお時間があればご一読してみてはいかがでしょうか。
私たちの身の回りには手軽に享受できる娯楽が溢れています。ともすれば、思考を放棄して、刺激を、快楽を求める方向に傾きがちだと思います。少なくとも、私にはその傾向がありました。しかし、本書を読んでみて、時にはゆっくり読書をして、物思いに耽ることの有用性を思い出すことができました。
個人的には、とても興味深く読めました。もしお時間があればご一読してみてはいかがでしょうか。
2013年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ディストピアを描いた往年の名作。
近年の同様な作品に比べ設定などの風呂敷を広げすぎない点は、このジャンルのファンには物足りないかもしれませんが
その分登場人物の内省に目が行きコンパクトな作品に感じさせます。
近年の同様な作品に比べ設定などの風呂敷を広げすぎない点は、このジャンルのファンには物足りないかもしれませんが
その分登場人物の内省に目が行きコンパクトな作品に感じさせます。
2012年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
60年近くも前の作品ですが、本文を読み進めるたびに
背筋の凍りつく思いをしました。
この小説で描かれているのは想像上の世界ではなく
いま、私達が暮らしている世界そのものなのです。
作中では書物の所持が禁止され
テレビ、ラジオなど映像や音声の洪水によって
考える習慣を捨てさせられ、人々が
権力者の言うがままの行動しか取れなくなった
ディストピアが描かれています。
主人公のモンターギュは知識人の生き残り達と出会い
滅亡寸前の書物の知識を保存する運動に参加しますが
現実世界においても、書物を通じて培われてきた精神が滅亡し
保存活動をしないといけないような状況になってしまうかもしれません。
中国では「金盾」というネット検閲システムが稼動していますし
日本においても東京都の青少年育成条例、人権保護法案、
また国際協定の「ACTA」など
SF小説さながらに
個人の思想信条の自由を制限、ひいては破壊しようとする法案の
成立が現実のものとなりつつあります。
そして本を読まない人の割合もどんどん増えつつあります。
書店にならんでいる本は、読みやすさだけを
追求した安易なハウツー本ばかりになり
「本を読みながら、思索でもって作者と対決する」という
思考力を磨くのに最適な習慣が失われつつあります。
書物の衰退は精神の衰退をも意味するのです。
巻末の解説にも記されていましたが
「権力の手によるものではなく、民衆がみずから書物や思想を放棄する現象」
というのは非常に恐ろしいものがあります。
「華氏451度」はそのような知的衰亡を防ぐために発せられた
ブラッドベリの時空を超えた告発の書なのです。
背筋の凍りつく思いをしました。
この小説で描かれているのは想像上の世界ではなく
いま、私達が暮らしている世界そのものなのです。
作中では書物の所持が禁止され
テレビ、ラジオなど映像や音声の洪水によって
考える習慣を捨てさせられ、人々が
権力者の言うがままの行動しか取れなくなった
ディストピアが描かれています。
主人公のモンターギュは知識人の生き残り達と出会い
滅亡寸前の書物の知識を保存する運動に参加しますが
現実世界においても、書物を通じて培われてきた精神が滅亡し
保存活動をしないといけないような状況になってしまうかもしれません。
中国では「金盾」というネット検閲システムが稼動していますし
日本においても東京都の青少年育成条例、人権保護法案、
また国際協定の「ACTA」など
SF小説さながらに
個人の思想信条の自由を制限、ひいては破壊しようとする法案の
成立が現実のものとなりつつあります。
そして本を読まない人の割合もどんどん増えつつあります。
書店にならんでいる本は、読みやすさだけを
追求した安易なハウツー本ばかりになり
「本を読みながら、思索でもって作者と対決する」という
思考力を磨くのに最適な習慣が失われつつあります。
書物の衰退は精神の衰退をも意味するのです。
巻末の解説にも記されていましたが
「権力の手によるものではなく、民衆がみずから書物や思想を放棄する現象」
というのは非常に恐ろしいものがあります。
「華氏451度」はそのような知的衰亡を防ぐために発せられた
ブラッドベリの時空を超えた告発の書なのです。
2009年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語がはじまった当初はなにかを期待させる要素がたくさんあるのですが、それがうまく活かされず、尻すぼみ的で中途半端な展開で終わってしまっているのは残念。ただし、それでも物語に引き込んでゆく魅力はあり、一気に読み終えました。
2017年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話自体は心躍るようなワクワク感はなく、手に汗握る緊迫感は多少ありましたが、どんどん先を読みたくなるような面白さにはちょっと欠けると思いました。ただ警鐘として人って楽な方、心地いい方に浸ってしまうと無意識に思考自体が止まってしまうような怖さがあるのかなと思いました。また、ナチス政権下での焚書のことと重なるような気がしました。自分たちの価値観に合わない物事は抹殺される。そして体制に扇動され結局破滅してしまった。本書の内容と同じですね。