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たべるトンちゃん (1937年) -
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
五味太郎先生が大切にされてる絵本とのこと。素敵です。デザインを勉強されてる方は是非♪
2017年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さな子どもも大人もにも強烈なインパクトを与える不朽の名作です。
ほっこりするだけじゃない。
昔の仮名遣いなので読みにくいですがちょっと考えれば全部読めますし、それが味となってまたこの作品に深みを持たせています。
ほっこりするだけじゃない。
昔の仮名遣いなので読みにくいですがちょっと考えれば全部読めますし、それが味となってまたこの作品に深みを持たせています。
2019年3月30日に日本でレビュー済み
仮名遣いや文字のレイアウトなど、現代の感覚からすると
違和感がありますが、グラフィカルな絵柄による
4コマ漫画的な構成は、今みてもモダンさが感じられるので、
当時はかなり斬新だったのではないでしょうか。
タイトルのごとく、ブタのトンちゃんの食欲が軽やか暴走し、
コミカルな中にもシュールな要素がちりばめられた絵本です。
果物やお菓子(おくゎし)だけにとどまらず、庭のゴミや石炭や
ガソリンまでも口にするトンちゃんの食べっぷりは、さりげなく痛快。
しかしながら、出版されたのは昭和12年(1937年)で、これから
日本が大戦へ突入していくと思うと、ラストシーンが切なかった。
冒頭のカラーイラストは、目隠しされたトンちゃんが、
スカート姿のお菓子たちと戯れるというメルヘンちっくぶりで、
童画家としての初山さんの本領が伺いしれます。
当時を知る手がかりにならないかと、同じ年に生まれた有名な
絵本を調べてみたら、バージニア・リー・バートンの
「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」がありました。
こちらも暴走系ですね。
違和感がありますが、グラフィカルな絵柄による
4コマ漫画的な構成は、今みてもモダンさが感じられるので、
当時はかなり斬新だったのではないでしょうか。
タイトルのごとく、ブタのトンちゃんの食欲が軽やか暴走し、
コミカルな中にもシュールな要素がちりばめられた絵本です。
果物やお菓子(おくゎし)だけにとどまらず、庭のゴミや石炭や
ガソリンまでも口にするトンちゃんの食べっぷりは、さりげなく痛快。
しかしながら、出版されたのは昭和12年(1937年)で、これから
日本が大戦へ突入していくと思うと、ラストシーンが切なかった。
冒頭のカラーイラストは、目隠しされたトンちゃんが、
スカート姿のお菓子たちと戯れるというメルヘンちっくぶりで、
童画家としての初山さんの本領が伺いしれます。
当時を知る手がかりにならないかと、同じ年に生まれた有名な
絵本を調べてみたら、バージニア・リー・バートンの
「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」がありました。
こちらも暴走系ですね。
2006年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほんと、おもしろい。かわいいし、シュールさもぴりり、
甘すぎない、大人が十分楽しめるお話です。
のびのびした絵、おもしろい言葉。
装丁も凝っていて、宝物です。
甘すぎない、大人が十分楽しめるお話です。
のびのびした絵、おもしろい言葉。
装丁も凝っていて、宝物です。
2012年7月7日に日本でレビュー済み
最初は、出てくるブタや女の子の可愛さ、色使いのキレ
イさ惹かれて手に取った。
しかし読んでいくうちに、絵本らしくない軽妙な語り口、
自由な文字の配置、1ページごとに4コマ漫画風に展開
する形式の新奇さに惹かれた。
そして最後まで読んでから、このぶっ飛んだ絵本が、昭
和12(1937)年に作られたという事実に驚いた。
内容は、食いしん坊な可愛いブタの話である。食べ物は
もちろん、石炭もガソリンも、人のものまで何でも欲し
がってしまうブタの話。挙句の果てには、食べ物たちが、
自分のおなかに喜んで入ってくれたら…などと、至極都合
の良い夢までみてしまう。そんな豚に待っている結末とは…。
食べ物のみならず、石炭やガソリン、人のものまで食らい
つこうとするブタが、この時代に、どんな意味を持ってい
たのだろうか…。ついつい、深読みしたくなる。
あくまで可愛いくて、漫画のようにユーモラスなんだけど、
欲望が欲望を生み、そのうちあらゆるの思考や行動を支配
してしまう怖さが描かれている気がしてならない。
まさに大人向けの絵本。
イさ惹かれて手に取った。
しかし読んでいくうちに、絵本らしくない軽妙な語り口、
自由な文字の配置、1ページごとに4コマ漫画風に展開
する形式の新奇さに惹かれた。
そして最後まで読んでから、このぶっ飛んだ絵本が、昭
和12(1937)年に作られたという事実に驚いた。
内容は、食いしん坊な可愛いブタの話である。食べ物は
もちろん、石炭もガソリンも、人のものまで何でも欲し
がってしまうブタの話。挙句の果てには、食べ物たちが、
自分のおなかに喜んで入ってくれたら…などと、至極都合
の良い夢までみてしまう。そんな豚に待っている結末とは…。
食べ物のみならず、石炭やガソリン、人のものまで食らい
つこうとするブタが、この時代に、どんな意味を持ってい
たのだろうか…。ついつい、深読みしたくなる。
あくまで可愛いくて、漫画のようにユーモラスなんだけど、
欲望が欲望を生み、そのうちあらゆるの思考や行動を支配
してしまう怖さが描かれている気がしてならない。
まさに大人向けの絵本。
2005年12月5日に日本でレビュー済み
復刊されて 作りが悪くてがっかりの本も多いが 本書はかなり良くできています。質感といい、色といい、価格もここまで手をかけてこの値段なら 本当にお買い得です。復刊してくれた出版者に感謝。ずっと大事にしたい1冊です。