なんとも、芳しい臭いのするアルバムです。 強い初期衝動を感じる力作です。
私は80年代の日本のインディーズブームを思い浮かべてしまいました。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ主宰のレーベル、ナゴムレコードから出ていても違和感無いんじゃないかと思いました。
曲の幅も広く、飽きずに最後まで聴けます。
椿鬼奴さんの魅力がよく出ているアルバムなので鬼奴さんの世界観が好きな人は購入しても後悔しないと思います。
ナゴムレコードが好きな人が購入しても後悔しないかも知れません。
鬼奴さんのハスキーなボーカルが生々しい演奏に乗る快作。
次回作も期待しています。
Tom Morrisという変名を使って友森昭一さんがドラムを叩いているそうです。 (友森昭一さんは元レベッカで筋肉少女帯でギタリストとして参加しておりました)