G4Nは大阪出身の4人組。あまり表向きの知名度は高くはありませんが、'96年結成というキャリアと、多くの海外アーティストとの共演やアメリカでのライヴ活動などの豊富な経験を持つバンドです。
邦楽、洋楽の、今まさに人気絶頂中のアーティストのサポートも多く行っており、その中で彼らを知った方も多いことでしょう(自分もそうでした)。
そのキャリアと経験の中で、米西海岸直系の音楽性を多く吸収しており、聴いてみれば確かに洋楽に近いものが感じられます。
それはもはや模倣の域を超え、彼ら独特の音楽性に発展している、と言えるでしょう。
結成10年という節目を迎えた彼らの、前フルアルバムから約1年半ぶりとなる本作。
全体的にメロディも歌詞も、ポップでメロディックなアップテンポの印象が強いですが、よく聴くと実はどのナンバーにも違った特徴やパンチ力があり、聴いていて飽きません。
これまで確実に進化を遂げている彼らだけに、これからがホントに楽しみ。
「GOOD 4 NOTHING」、是非皆さんに覚えていて欲しいバンドです。