やわらかい生活 スペシャル・エディション [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 大森南朋, 荒井晴彦, 田口トモロヲ, 豊川悦司, 柄本明, 絲山秋子, 松岡俊介, 寺島しのぶ, 廣木隆一, 妻夫木聡 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 6 分 |
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商品の説明
商品紹介
【内容紹介】
橘優子、35歳。独身。一流大卒。バリバリのキャリアウーマン……だった。しかし、仕事も、男も、全てを失い、人生はどん底
のまま、東京の端っこ、蒲田に引っ越した。そんな中、福岡から従兄がアパートに転がり込んできた。さらに、EDでマザコンの
都議会議員、趣味のいい痴漢、気弱なヤクザらが、集まってきた。4人の男たちとのあわあわした日々が、優子の心をやさしく包
み込む…。
【商品詳細】カラー/ 約127分/ 片面2層/ 1枚組 日本語ドルビーデジタル2.0chステレオ
STAFF
監督:廣木隆一『ヴァイブレータ』(03)『M』(06)
脚本:荒井晴彦『ヴァイブレータ』(03)『KT』(02)
原作:絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」(文春文庫刊)
製作:川島晴男/石川富康/渡辺純一
プロデューサー:森重晃
アソシエイトプロデューサー:永田芳弘
音楽:nido
「I LOVE YOU」作詞・作曲・歌:尾崎豊(ソニー・ミュージッ
クレコーズ)
「ダンスホール」作詞・作曲:尾崎豊
提供:ハピネット・ピクチャーズ、衛星劇場、住友商事、スカ
パー・ウェルシンク
制作:ステューディオスリ
キャストスタッフ
寺島しのぶ『東京タワー』(04)『大停電の夜に』(05)
豊川悦司『フラガール』(06)『日本沈没』(06)
松岡俊介『亡国のイージス』(05)『この世の外へクラブ進駐
軍』(03)
田口トモロヲ『ゆれる』(06)『ラマンL'amant』(05)
妻夫木聡『涙そうそう』(06)『どろろ』(07)
大森南朋「Dr.コトー診療所2006」(CX)『ヴァイブレータ』
(03)
柄本明『嫌われ松子の一生』(06)『日本沈没』(06)
Amazonより
両親と親友の死をきっかけに躁鬱病になった優子は、それまでに輝かしいキャリアを捨てて、東京・蒲田に引っ越してきた。お気に入りの街での気ままな独り暮らしは、彼女の心を解きほぐしたが、大学時代の友人との再会、従兄弟の上京、繊細なチンピラ、痴漢されて知り合った男との逢瀬などが、彼女の心をときどきざわめかせる…。
寺島しのぶが、『ヴァイブレータ』の廣木隆一監督と再び組んだ人間ドラマ。大切な人の死によって、人生をドロップアウトした女性が、マイペースかつ手さぐりで生きる姿を、リアルに映し出した作品。まさにヒロイン優子の人生を生きた寺島しのぶが素晴らしく、ヒロインの心の傷が痛いほどひしひしと伝わってくる。またやさしいダメ男を演じた豊川悦司ほか、松岡俊介、田口トモロヲ、妻夫木聡など魅力的な男優たちと、舞台となった蒲田の街の素朴な味わいにひきつけられる女性映画の傑作だ。原作は芥川賞作家・絲山秋子の『イッツ・オンリー・トーク』。(斎藤 香)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4907953019461
- 監督 : 廣木隆一
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 6 分
- 発売日 : 2007/1/26
- 出演 : 寺島しのぶ, 豊川悦司, 松岡俊介, 田口トモロヲ, 妻夫木聡
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : ハピネット・ピクチャーズ
- ASIN : B000JMJU82
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,725位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 264位日本のラブロマンス映画
- - 1,565位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ヒロインの前にいろんな問題を抱えた男たち(痴漢、ED、ヤクザ、家庭内別居)が現れ去っていく話。
ヒロインも日常的に嘘をついて自分を守って生きている。
ダメないとこにキツいことを言いつつ結局は放っておけないヒロイン。
ずるずると部屋にいつかれ一時避難所みたいになってしまう。
自分も精神不安定で薬が欠かせないのに他人の痛みも引き受けてしまうヒロイン。
だからなのか、ある種のタイプの男たちにモテる。
若いときの寺島しのぶさん癖があるけど綺麗。
ドキッとするような表情をするのでモテる役にも説得力があった。
ヒロインのいとこを豊川悦司、チンピラを妻夫木聡が演じててどっちも気の弱い感じがハマっていた。
トヨエツが演じるいとこは外面はいいのに家族には優しくできず家庭内別居の末にヒロインの部屋に転がり込みそのまま居座る。
現実にいたらヒモでしかないのにいい男だし優しくかいがいしく尽くすので絆されるヒロイン(笑)
カラオケで二人で調子外れに尾崎豊を歌うシーンは自然体で微笑ましかった。
蒲田のイキじゃない下町感も魅力的。
昭和の懐かしい雰囲気が残ってて、そこだけゆっくりとした時間が流れているようだ。
傷ついたヒロインが蒲田に惹かれ引っ越してきた気持ちがわかる。
でもどんなに優しい時間に癒やされてもラストには残酷な現実が試練のように待ち構えている。
「そんなに物事は単純じゃない」と夢から覚めるような感じだった。
死んでもう会えない男に呼ばれ(幻聴)涙するヒロイン。
こうやって書くとホラーみたいだけど実際はとても悲しいシーンでもらい泣きしそうになる。
でも泣けるってことは回復してるってことでもある。
ダイナミックレンジ広すぎ。セリフ聞こえません。
聞かせたいならもっと耳にやさしいダイナミックレンジにしてください。
日本映画はこんな感じの超ワイドなダイナミックレンジのものが多数。
感情表現の手法かもしれせんけど、聞き取れないんじゃぁ意図が通じるわけがない。
本題に戻って内容について。
心にも体にも傷を持つヒロインの処世話。
心身の不調から生活が乱れ男関係も乱れていく。
大変な思いをしながら、あがきながら生きていく。
でも。きっと癒してくれるものがあるはず。
そんな癒しを大切にした生活、やわらかい生活…
主人公が精神を病んでいるのであれば、ラストの銭湯での幻聴、叔父からの掛け声に声を出して応じるべき。皆がいなくなったかどうかさえ気にせず(叔父のことは、上京して来なければ意に介さなかったかもしれない)、顔を上げて一人生きていくで締めるべき。ステレオタイプの泣きではどうしようもない。
「やわらかい生活」までのセオリーを
きれいな映像と
独特の感性で表現されていて
緊張感なく
作品の中へ入っていけました。
寺島しのぶさんと豊川悦司さんの
親戚同士という関係の中、
複雑なつながりを
絶妙な演技で素晴らしく
心に残る映画になりました。
最初からだれもいるようで実はいない。
このヒロインの女優さんは違う人のがよかった。
江口のりこあたりでもOK
蒲田は辺境空港の出入り口でもある
亜早出芸能界はバカ屋でお花の旧大和人は。
心の病を持つ主人公にいとこのトヨエツがやさしくて。
競馬場とか焼き肉、お祭り、金魚を飼ったり、ほのぼのしすぎて泣けてくる。
個人的にこれらの思い出が全部あるので、刺さるのかも。
・・・誰にでもありそうな身近なシチュエーションばかり。
コロナ禍ステイホーム生活が長くなって、地球規模のうつ状態かもしれない今、見るべき映画かも。
最後にトヨエツが事故か自殺か?わからないけど、すごく寂しい結末でした。
今が大事に気づき最終の飛行機にのれたら未来は変わったかも・・
切ない話でした。