ゲームとしての期待を抱くと失望するかも知れません。
同じ箱庭系シミュレーションと呼ばれるものでもシムシティなら
人口を増やすという目標があります。
しかしピニャータは目標がないのでゲーム足りえないのです。
例えるならお絵かきです。
紙と鉛筆を渡されて、「好きに絵を描きな」と言われたとします。
人それぞれですがまぁ絵を描きたい気分なら自由なお絵かきを楽しむ
でしょうね。しかし書きたくない人にとってはまったく魅力はない。
ただ白紙と鉛筆ではなく綺麗なグラフィックの草木や水、動物などを
眺めながらの土いじりは適当にでもいいからやってみようかという
気分にさせてくれます。
つまるところガーデニングが好きだったり、自分なりの感性で、「こういう庭を
造ってあんな動物を増やしたい」とか何かしら目標を持てるかどうか?
これがこのゲームを楽しむための核でしょう。
だからお庭自慢コンテストや、どっかの画像掲示板で庭を見せ合ったり
とか、人同士のコミュニティーが大切な気がします。