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ゆれる [DVD]

3.7 5つ星のうち3.7 467個の評価

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仕様
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フォーマット 色, ワイドスクリーン, ドルビー
コントリビュータ 伊武雅刀, ピエール瀧, 香川照之, 田山涼成, 真木よう子, 西川美和, 新井浩文, オダギリジョー, 木村祐一
稼働時間 1 時間 59 分

【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
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ゆれる [DVD] ゆれる [Blu-ray]
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
467
5つ星のうち3.7
467
価格 ¥2,880 ¥3,138
製品仕様 DVD DVD
発売日 2007/2/23 2021/1/27

商品の説明

商品紹介

「2006年邦画ベスト1」の呼び声高い、女性監督・西川美和×主演・オダギリジョーによる最新作。
本年度必見の1本! 毎回映像特典:「ゆれる」メイキング,特報・予告編・TVスポット スタッフ:企画:安田匡裕、是枝裕和/プロデューサー:熊谷喜一/撮影:高瀬比呂志(J.S.C.)/照明:小野 晃/録音:白取 貢/美術:三ツ松けいこ/音楽:カリフラワーズ/編集・宮島竜治/原案・脚本・監督:西川美和
キャスト:オダギリジョー/香川照之/伊武雅刀/新井浩文/真木よう子/木村祐一/ピエール瀧/田山涼成/河原さぶ/田口トモロヲ/蟹江敬三

Amazonより

オダギリジョーが演じる弟の猛は、故郷を離れ、東京でカメラマンとして成功。一方、香川照之の兄・稔は実家のガソリンスタンドを継いでいる。母の一周忌に帰った猛だが、稔、幼なじみの智恵子と出かけた渓谷で、智恵子が吊り橋から転落死してしまう。殺人容疑をかけられた兄と、彼の無実を信じる弟の関係が、ときにスリリングに、ときに不可解に、さらに衝撃と感動を行き来し、タイトルが示すように“ゆれながら”展開する骨太なドラマだ。
都会に出た者と、田舎に残る者。性格も違う兄と弟。映画は対照的な立場を鮮やかに描きだす。西川美和監督は、微妙なセリフで男ふたりの複雑な内面を表現し、観る者のイマジネーションをかき立てまくる。背中の演技で心情を伝える香川照之もすばらしいが、兄に対する負い目と苛立ちの両方をみせるオダギリジョーは、彼のキャリアのなかで最高の演技と言っていいだろう。あのとき吊り橋で、何が起こったのか? その真実も含め、さまざまな余韻を残すラストシーンは目に焼き付いて離れない。兄弟を持つ人ならば多かれ少なかれ、ここに描かれる確執に共感してしまうはず。家族の関係も、そして人生も、一筋縄ではいかないのだと教えてくれる名編だ。(斉藤博昭)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 19.4 x 13.8 x 1.6 cm; 101 g
  • EAN ‏ : ‎ 4934569625373
  • 監督 ‏ : ‎ 西川美和
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 59 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/2/23
  • 出演 ‏ : ‎ オダギリジョー, 香川照之, 伊武雅刀, 新井浩文, 真木よう子
  • 字幕: ‏ : ‎ 英語
  • 販売元 ‏ : ‎ バンダイビジュアル
  • ASIN ‏ : ‎ B000KIX658
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 467個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
467グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内面を読み取るのが苦手な人には分かりにくいかもしれないですがすっごく良かった。シナリオも演技もすばらしい
2024年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなり以前の映画ですが今回プライムで初めて見ました ありがとう
結末がはっきりせず見る人の想像に任せる、みたいな話らしいので
そういうの以前は嫌いだったけど最近は好きになったというか
気にならなくなりました
この映画にしても、微妙な軋轢や齟齬はあるものの、
互いに良い面を認め合う仲の良い兄弟だなあと思ってみていったので
そのまま素直に考えたら
ラストシーンは兄弟の和解。その次のシーンがあるとしたら
兄弟で家に帰っていく、それしか考え付かなかった
良い映画というものは自分が感じ取ったものがそのまま先に続いていき
結末が省かれていてももやもや感は抱かないものなんですね
2024年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後の最後で「ん?」となるあたりは良いし、ラストを見せないところも良い。さてさてその後はいかに??
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
☆4.5くらい面白いです。
香川照之演じる兄の稔が、智恵子(真木よう子)をつり橋で突き飛ばした結果、落下させて死に追いやってしまう。事故ではあるが、死なせたという自責の念から、警察に殺してしまったと自白してしまい、裁判が開かれることになる。
事件を遠目で見ていたオダギリジョー演じる弟の猛は、兄と正反対の見た目であり、男前で仕事に成功し、綺麗な女を好きに抱き、東京で優雅に暮らす、羨ましい人物。弟は最初は兄を裁判で無罪にしようと奔走するが、兄がこれまで自分に抱いていた胸の内(嫉妬心)を知るうちに、次第に兄に嫌悪感を抱き、その結果、あろうことか裁判で兄が智恵子を殺したと嘘の証言をしてしまう。
兄が刑務所に投獄され、しばらくした頃、弟は母親が昔に撮影していた兄弟が子供のころのビデオを目にする。ビデオに映るのは、兄弟仲良く、手を取り合って岩を上り、つり橋を渡る姿。そうして助け合った思い出に触れることで、改めて自分が大きな過ちを犯したことに気が付く。失った兄との関係を修復しようと走り出して、出所後の兄を迎えに行く。兄はバスで旅立とうとしているところだが、弟を目にし、純粋にほほ笑む。そしてエンドロールを迎える。
兄弟がいないと分からないかもしれないが、理屈ではなく、兄弟愛とはこういうものだと思う。
兄弟愛の素晴らしさが、最後のほほ笑みである。
兄にとって、小さな町ではその世界がすべてであり、生まれもっての見た目や自由という選択、好意を寄せる女性などをすべて弟に奪われたと感じ、情緒不安定な行動がいくつか描写されている。兄は基本的にはバイトの子などに慕われる人格者であるが、そうした人物であっても心に闇を抱え生きており、そうした危うさは、本作のように、ささいな出来事から大きな事件に発展してしまう怖さでもある。
ネタバレだが、兄の腕の傷は、智恵子を助けようとしたことが真実であることを裏付けるものである。
「弟はどれが真実が分からず、証言がゆれる」といったレビューが散見するが、そうではない。
真実はひとつだが、弟の心理が揺れて、意志を持って虚偽の発言をして兄を刑務所におくっている。

それにしても香川照之の演技力は流石で、この「ゆれる」の主題であろう感情の二面性が、本人にもあったのかと残念に思いつつ、感慨深く観た。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
香川さんの演技はやはり素晴らしい!「怪演」というのだろうか。
負けず劣らずオダギリさんも素晴らしい。脇を固める名優たちも然り。
映像としてほとんど大きな変化はないのだが、息を凝らして画面に
見入ってしまうのはやはりこういった役者の力が大きいのだろう。
そういった意味では単純に★5つの作品なのかもしれない。

が、この作品「ゆれる」で揺れ動いていたのは弟の心なんだろうというのは
想像がつくが、この先どうなるかは皆さんにお任せします、というところや
ではこの作品で何を言いたかったのかも明示(暗示も)していないところに
不満を感じ、それで★1つ。ただ、観て損をするという作品ではないと思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不安定なつり橋の上から落下して亡くなった女性。
その女性と一緒につり橋の上にいた主人公の兄。
その女性は落ちたのか(事故)、それとも主人公の兄に落とされた(事件)のか、を争点に裁判が行われるという内容のサスペンス映画。

主人公は故郷の田舎を出て、東京で写真家として成功しており、女性にもモテる。
主人公の兄は故郷に残り、父親の経営するガソリンスタンドで働き、家事など家のことも全てやっており、そして女性には全くモテない。

この兄の、主人公に対するコンプレックスや羨望がこの映画のテーマの一つとなっており、兄のその気持ちを知ったときの主人公の心の揺らぎが、うまく表現されていると思います。

自由奔放な主人公の写真家を演じたオダギリジョーはまさにハマリ役。
鬱屈した毎日を送る主人公の兄を演じた香川照之も、やはり抜群に上手いです。

他に真木よう子、新井浩文、ピエール瀧など、スキャンダラスな人達が多数出演してますが、いずれの方も演技はとても上手。

視聴者に判断を委ねるラストシーンには賛否がありますが、私は個人的には大好きな終わり方です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
残念ながら自分には全く合わず、不快感しか残らない作品でした。

兄の無実を証明しようと奔走する弟ではあったが、
兄のちょっとした一言にキレて逆に有罪に陥れて刑務所送りにする。
そして、兄の刑期が終える頃に過去の兄弟仲良く過ごしている8mmを見て
我に返り兄を迎えに行く。

作者はこの作品で何を伝えたかったのか?
人の感情は理屈では割り切れない事は理解できる。
しかし、2時間近く掛けてわざわざ語る程の内容なのか?
てっきり「兄を助けたい」と「兄を陥れたい」の二つの感情の間をゆれるのかと思ったが
兄の一言で一気に「兄を助けたい」から「兄を陥れたい」に感情が振り切り、
そして8mmを見た事によって一気に「兄へ詫びたい」へと感情が振り切れていた。
死んだ女性共々、情緒が不安定すぎる・・・。

ぬるくて無駄に長い法廷シーンと相まって、自分にはとても苦痛な作品でした。
折角良い俳優さんを揃えたのに残念!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんの前知識もなく鑑賞したところ、終始、是枝監督っぽい作品だなぁと
思ってしまった。Wikipediaを見るとなるほど、西村美和監督は是枝監督に
見出された人だったんだ、ものすごく納得、という感想でした。

オダギリジョーさんの、都会に出て成功しチャラついた弟っぷりも完璧、
香川照之さんの、田舎の長男の家を継ぎ鬱屈した日々をこなす兄貴っぷりも完璧でした。
小説では絶対に味わえない「ゆれる」感覚があちらこちらに散りばめてあります。
ゆれることの不気味さがなんとも言えない。引きのカメラワークの使い方が上手い。

父親が洗濯を取り込むシーンが何度も何度も出てきます。
そこまで必要か?と思えるほどに。
それが定点カメラで撮ったかのごとく毎回同じアングルなのも面白い。

香川照之さんが激高するシーンから時間はあっという間に過ぎます。
コンプレックスが人を狂わせる、狂って狂って現実を捻じ曲げてしまったのは
兄と見せかけて実は弟だった。世の中の弟妹と呼ばれて育って来た人たちにすれば
タケルにどこか共感できるかも知れないという残酷さ。ゾクっとする余韻が
エンドロールとともに残り、なんとも言えない満足感がありました。

あとはお客さんのご想像におまかせしますよ、という展開が私は大嫌いなのですが、
不思議とこの映画に関しては不快感がありませんでした。

香川照之さんの口の角度が絶妙な最後の表情が圧巻だったからかも知れません。
息を飲み、見入ってしまいました。

あと余談ではありますが
少し過激なシーンもあるので、お子様達と見ないほうがいいです。
1人で鑑賞することをおすすめ致します。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート