足立さんの脱退を経て、1年以上間を空けてリリースされたこの曲は、何とも異質な曲でした。
最初にイントロを聴いた時は「暗っ!」と思いました。
楽曲全体から受けるイメージも何となく暗いものですが、サビの開けたような感じとか、2分間のアウトロを聴き終わった後に残る、少し明るさを見出した様な不思議な感じは他の曲には無いものだと思います。
全体のボーカルのハモりも聴き心地が良くて、フジファブリックの曲の中ではかなり好きな方に入ります。
カップリングの「東京炎上」は放火犯視点の歌詞にも見えますが、何なんでしょう?
とにかくサビのフレーズが頭から離れない、フジファブリックらしい中毒性のある曲だと思います。
金沢さんのキーボードが格好良いです。
1万枚限定なので今となっては手に入りにくいでしょうが、見つけたら買う価値はあると思います。