愛するフィアナを再びその腕に抱く為にキリコはATを駆って
マーティアルの総本山に突入する。
一方宿敵キリコと戦う意志を固めたテイタ二アはキリコへの借りを返す為に
フィアナを目覚めさせる。
だがそれは最大の悲劇の始まりだった・・・。
結末は直にごらんになってください、泣けます。
余談ですがマーティアルという存在について一考。
テイタニアの搭乗機がストライクドッグの流れを組んだ機体であるところを見ると
ボトムズ本編に出てきた秘密結社(そしてワイズマン)と何らかのつながりがあるのでしょう。
「神聖なる闘争の極まるところ 武なる光 照たらん」
バララントもギルガメスもこのマーティアルの教えの下、戦争を行なっているとしたら?
影で人体改造兵器まで開発していたあたりマーティアル自体
戦争の中においての人類の進化を目指していたのかもしれません。
案外百年戦争ですら彼らの計画のひとつだった可能性があります。
しかしその計画のイレギュラーが「触れ得ざるもの」だったのだとしたら・・・?
真実はどうであれキリコの旅は続きます。
しかしこの作品の続きは作ってはいけないと思ってもいます。
続編が出来ても多分私は見ないでしょう、それほど重い結末です。