ニンテンドーDSを用いた英語学習ソフト。耳で聴いた英語の音を文章で書き取る「ディクテーション」と呼ばれるトレーニング方法で、「英語を聴いて書く」勉強ができる。DSから聞こえてくる英文を聴いてタッチペンで書き取り、手書き文字認識機能で答え合わせをする仕組みだ。 プラトから発売されたPC版ソフトの改訂移植版だが、キーボードではなくタッチペンで入力することで、手書き感覚で学べる点がミソ。英単語テストや書き取りレースを最大8人まで同時に楽しめる「対戦えいご漬け」モードや、ディクテーションを利用したミニゲームが遊べる「マイドリル」などのモードも付け加えられている。 「キュッキュッ!」という感覚をはじめ、任天堂ならではの「触っているだけで楽しい」ノウハウがふんだんに取り入れられており、シリアスゲーム(ゲーム技術の実用領域への応用)の一例としても興味深い。 TOEFL600~700点レベルを目標としているが、中学~高校英語レベルまで幅広く対応しており、学習教材として受験生やビジネスマンにお勧めしたい。筆者も「えいご漬け」を毎日遊んだところ、リスニング能力が格段に向上し、ぶっちゃけ驚いた。問題文を自作したり、友達同士で配信できる機能があれば、もっと良かったのだが。 (小野憲史/1971年生まれ。「ゲーム批評」編集長を経て、フリーライターとして活躍中)
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ