■ はじめに
登場人物(キャスト)
トーマス・ダンソン(ジョン・ウェイン)
フェン(コリーン・グレイ) トーマスの恋人
ナディン・グルート(ウォルター・ブレナン)
マット・ガース(モンゴメリー・クリフト)
テス・ミレー(ジョーン・ドゥルー)
チェリー・ヴァレンス(ジョン・アイアランド)
題名の「Red River」はテキサス州を流れるミシシッピの支流。
カンザス州の東がミズーリ州。アビリーンはほぼ長方形のカンザス州の東から三分の一、北から三分の一くらいのところ。蛇足だがテキサス州にもアビリーンがある。注、「カンサス」と書いているものが多いが「カンザス」が正しい。
私の大好きなコリーン・グレイの出番が少なくて残念。後にジョン・アイアランドとジョーン・ドゥルーは結婚している。
■ あらすじ
◆ 幌馬車隊を離脱し牧場を作る
場所はテキサス州。トーマス・ダンソン(ジョン)とナディン・グルート(ウォルター)は、牧場を建設することを決意して幌馬車隊を離れた。
恋人のフェン(コリーン)は「一緒に」と言ったが、大きな困難を伴うので、幌馬車隊と一緒に行かせた。その後フェンは殺されたことが判明する。
次の日「家族を殺された」という少年が現れた。マット・ガース(大人になった時モンゴメリー)。マットも加えて、当地に牧場を建設することにした。
◆ ミズーリ州へ行く
14年後、南北戦争も終わった、広大な牧場ができて、多数の牛を飼っている。しかしテキサスではこれだけの牛を売るだけの市場はない。
トーマスは、約9000頭の牛をミズーリ州まで移動させることを決意した。途方もない大事業である。
多数のメンバーとともに旅に出る。当然多くの困難が降りかかる。
トーマスは横暴強権のリーダーである。もちろん困難を振り払うためには、必要なことではあるが、メンバーの不満が蓄積していく。
目的地はミズーリだが「カンザスのアビリーンにも鉄道が通じているはず」と言う者がいる。しかしトーマスはミズーリを目指すという。
◆ ついに主導権を取られる
しかしメンバーの不満が爆発した。今までは、自分の意見はあってもトーマスに従ってきたマットが敢然と叛旗を翻した。
メンバーはマットについた。トーマスは荒野の真ん中に取り残された。「俺が行くのを待ってろ」と捨て台詞。
◆ 幌馬車隊を助ける
アビリーン向かって出発した。しかし先住民が出没している気配。
幌馬車隊が先住民に襲撃されていた。マットはメンバーを三方向から進ませて先住民を撃退した。
幌馬車隊との間でパーティが開かれた。女性もわりといる。マットはテス・ミレーという女性と話した。テスはマットと一緒に行きたいと言ったが断った。
◆ トーマスが追いかけて来た
その後、マットたちを追いかけていたトーマスが10人ほどの部下を連れてきた。
トーマスは幌馬車隊と出会い、テスはトーマスに同行した。
マットたちはついにアビリーンについた。鉄道が走っている。
買い取り業者と会って契約をした。うち五万ドルはトーマスの契約とした。
ここでトーマスが到着した。テスもいた。
マットとトーマスは殴り合いをして、その後に仲直りした。
■ ブレスレット
もともとトーマスが持っていたブレスレットがストーリーをつないでいく。
トーマスはフェンと別れる時に、親から貰ったブレスレットをフェンに渡す。
その夜、トーマスは賊に襲われるが、倒した賊はブレスレットを持っていた。
その後ブレスレットはマットに渡される。
マットはブレスレットをテスにプレゼントする。
トーマスとテスが会う。ブレスレットを見て、お互いのことを理解する。
■ 出演者
◆ ジョン・ウェイン
有名俳優で出演作も非常に多い。ただこの時代には西部劇とともに犯罪映画も多く作られているが、そちらへの出演は、ほとんどないようである。有名俳優だからしようがないと思うが「どうだ、俺はスゴイだろう」みたいな映画が多い。これには閉口している。それとは違うものを紹介。
(1937)西部地獄街,荒野の激闘,荒原の激闘/Born to the West,Hell Town。これは英題が二つ、邦題が三つある。共演は2022/03現在、104歳でまだ生きているマーシャ・ハント。ジョンがわりとトンマ役なので面白い。牛泥棒をして捕まったり、賭博で相手がインチキをしているのに気が付かなかったりする。
デア(ジョン)は牛泥棒で捕まった。しかしそこはデアの親戚が経営している牧場だった。その牧場で働くことになる。カウボウイではなく料理係。デアが喧嘩をしてケガをする。ジュディ(マーシャ)に手当てをしてもらう。その時が初対面だが、さっそくジュディにプロポーズする。するとジュディは「もっとケガをするわよ」と反撃する。
その後牛を売りに行く仕事を任されるが、牛泥棒集団が現れて対決することになる。
(1942)絶海の嵐/Reap the Wild Wind。共演はポーレット・ゴダートなど。こちらは船乗りだが悪人で最後に死亡する。ジャック・ステュアート(ジョン)は船長。乗っていた船が難破して、悪徳サルヴェージ業者に積み荷を奪われる。
その後ジャックは最新式の蒸気船の船長になる。今度はその積み荷を奪うために意図的に船を沈める。裁判になるが、船に密航者の女性が乗っていた可能性が指摘されて検証のために海に潜る。そこで巨大イカに襲われる。
(1944)拳銃の町/Tall in the Saddle。共演はエラ・レインズ。これは普通の西部劇でロックリン(ジョン)は牧場の乗っ取り陰謀に巻き込まれる。この映画をなぜ推薦するかと言えばアーリー(エラ)のキャラクタがすばらしいから。文章では説明できないが非常にユニーク。本当に大推薦。
エラ・レインズは、現在の普通の人の記憶には残ってはいないが、数作を見れば「こんな女優はいない」と思える女優である。とりあえず推薦は「(1950)峡谷の銃声/Singing Guns」。悪徳保安官と悪人だがいいところもある強盗犯が登場する。エラは酒場の経営者。
◆ ウォルター・ブレナン
ほとんど脇役だが出演数が多く、またユニークな役を演じている。
(1940)スワンプ・ウォーター/Swamp Water。共演はダナ・アンドリュース、アン・バクスター。ベン・ラガン(ダナ)は消えた犬を探して沼地に入った。そこで殺人犯として手配されているトム・キーファー(ウォルター)に出会った。
村に残っているトムの娘ジュリー(アン)に報告した。トムと何度も話しているうちにトムは無実との印象を得た。トムを迎えに行こうとするが、ドーソン兄弟に捕らえられリンチを受けた。保安官に助けられて解放された。トムを迎えに沼地に入るが、ドーソン兄弟がつけてくる。
本作のリメイクとして「(1952)ジャングルの逃亡者/Lure of the Wilderness」かある。ウォルターはこちらにも同じ役で出演している。似ているが、ジム(=トム)の娘ローリー(ジーン・ピーターズ)が沼地で一緒に住んでいるところが違う。
(1941)群衆/Meet John Doe。共演はゲイリー・クーパー、バーバラ・スタンウィック。新聞記者のアン・ミッチェル(バーバラ)は解雇された腹いせに、失業した架空の人物ジョン・ドゥーをでっち上げて「クリスマスイヴに市庁舎から飛び降り自殺する」との最後の記事を書いた。
その記事が大きな反響を呼んでアンの解雇は撤回された。アンは続編を書き続けた。そしてジョン・ウィラビー(ゲイリー)という男性を探し出して、ジョン・ドゥーとして売り出した。さらに大騒動が続いた。ウォルターはジョンと一緒に放浪している「大佐」役。
(1944)姫君と海賊/The princess and the pirate。共演はヴァージニア・メイヨ、ボブ・ホープ。ある王家の王女マーガレット(ヴァージニア)は結婚を押し付けられそうになって、身分を隠して船に乗った。しかし海賊に襲われる。
(1950)彼女は二挺拳銃/A Ticket to Tomahawk。共演はアン・バクスター。列車を期限までに通さないと鉄道会社の免許が切れる。まだレールが敷かれてない(!)ところを列車を馬で引っ張ってムリヤリ通すストーリー。しかし駅馬車の会社が妨害する。ウォルターは機関車の運転士。
キット(アン)は保安官の孫娘。保安官が撃たれてケガ、代理で護衛するが、実は二丁拳銃は使わない。しかし投げナイフを使う。最後は投げナイフで敵を仕留める。
ストーリーは荒唐無稽だが、かなり楽しい映画なので大推薦。保安官が撃たれて宙に舞い上がった拳銃をキャッチして敵を撃つところがスゴイ。仲間だと思っていた男が裏切り者だったので「いい男だったのに..」と言いながら拳銃を抜くところが笑える。
◆ モンゴメリー・クリフト
有名俳優だが45歳で死亡した。出演作は少ないが、良く知られているものばかりである。
(1948)山河遥かなり/The Search。第二次大戦が決着後のドイツ、アメリカ軍兵士ラルフ・スティーヴンスン(モンゴメリー)はカレル・マリクという少年と出会った。カレルは母親からはぐれたようである。
自分の部屋に泊めてカレルも慣れてきた。母親と再会する見込みもないので一緒にアメリカに行くことにする。手続きを開始するが、その時に母親が現れた。
(1949)女相続人/The Heiress。共演はオリヴィア・デ・ハヴィランド。医師のオースティン・スローパーは一人娘のキャサリン(オリヴィア)と暮らしていた。キャサリンに青年モリス(モンゴメリー)が近づいた。容姿に自信がないキャサリンはモリスに夢中になる。実は財産狙いである。
オリヴィアが容姿に自信がない役とはミスマッチだが、その点を除けばなかなかよろしい。オリヴィアにとっては難易度が高い役であった。
(1951)陽のあたる場所/A Place in the Sun。共演はシェリー・ウィンターズ、エリザベス・テイラー。ジョージ・イーストマン(モンゴメリー)は貧乏だったが、オジが経営する会社に就職した。同じ職場のアリス・トリップ(シェリー)と付き合い始めた。
しかしオジの家のパーティで知り合った金持ちのアンジェラ・ヴィッカース(エリザベス)とも付き合い始めた。邪魔になったアリスを殺そうとするが、その時にアリスは事故で溺死した。ジョージはアリス殺しで起訴され、死刑が宣告された。
(1953)終着駅/Terminal station。共演はジェニファー・ジョーンズ。メアリー・フォーブス(ジェニファー)はローマの妹のところに来たが、その時にジョヴァンニ・ドナーティ(モンゴメリー)と深い仲になった。
メアリーは夫や子供がいるアメリカに帰ろうとするが、ローマ駅にジョヴァンニが追いかけてきた。メアリーも迷ってしまい、二人はなかなか決断できない状態となる。
◆ ジョン・アイアランド
(1948)脱獄の掟/Raw Deal。他に出演は、デニス・オキーフ、クレア・トレヴァー、マーシャ・ハント、レイモンド・バー。服役中のジョー(デニス)は脱獄して、愛人のパット(クレア)と弁護士アン(マーシャ)の二人の女性を連れて逃亡した。
実はこの脱獄は仲間であったはずのリック(レイモンド)がジョーを陥れるために仕組んだものだった。
警察とリックの追跡を逃れて、ジョーとパットはパナマ行の船に乗り込んだが、出港直前にアンがリックに捕らえれたことが分かった。ジョー(とパット)はアンを助け出すために船を下りて、リックのアジトに乗り込む。
(1950)誇りを汚すな/The Return of Jesse James。ジョンが主人公。大強盗のジェシー・ジェームスが射殺されて二年。ジョニー・カラム(ジョン)はジェーシーの仲間と知り合いになった。ジョニーがジェイシーに似ていたことから、偽ジェイシー・ジェームス強盗を重ねる。
今はまともな仕事をしているジェーシーの兄フランク・ジェームス(リード・ハドレー)が気づいて、次の犯行先を予測し、保安官と協力して待ち受ける。
◆ コリーン・グレイ
コリーン・グレイは現在の人には、あまり記憶に残っている俳優ではないが、私は好きである。
有名な出演作は「死の接吻」(ヴィクター・マチュア)「悪魔の往く町」(タイロン・パワー)「アリバイなき男」(ジョン・ペイン)だろうか?相手役はいずれも有名男優。
ジョン・ペインとの共演は三作。「アリバイなき男」「対決の一瞬」「立ち向かう男/南部魂は消えず」。ただし「対決の一瞬」の相手役はロナルド・レーガン。
スティーヴン・マクナリーとの共演も三作。「アパッチの太鼓」「地獄の五時間/俺に近づくな」「Johnny Rocco」。
ほとんどのキャスト紹介では主演男優の次になっている。可愛すぎて、それ以外の役をオファーされなかったとも言えるが、一応悪役もしている。
悪役をしているのは「大病院殺人事件」「対決の一瞬」「モデル・エージェンシー」。正真正銘の悪役は「ヒル女の恐怖」。
私が好きなのは「立ち向かう男/南部魂は消えず」「モデル・エージェンシー」「悪魔の往く町」。
「(1947)死の接吻/Kiss of Death」。ニック・ビアンコ(ヴィクター・マチュア)は強盗をして服役。ネティ(コリーン・グレイ)というあまり親しくなかった女性が訪ねてくる。仲間との「家族の面倒は見る」という約束が果たされていなかった。妻は自殺。仲間の情報を警察に明かす。
その後、別の犯罪の捜査に協力するために仮出所となる。子供は孤児院から戻りネティとも一緒になる。だが捜査に協力した犯罪者が無罪となり、一転して家族ともども命を狙われる。
「悪魔の往く町/Nightmare alley」。透視術を習得して演芸団を退団したスタン(タイロン・パワー)とモリー(コリーン・グレイ)はホテルなどで透視術を演じて、次第に人気者となっていった。
もともとインチキであるが、人気が高まるにつれて、またさらにインチキ度合いが高まっていった。モリーは疑問を抱いたが、スタンが好きだったのでついていった。
鉄壁の懐疑派グリンドル(テイラー・ホームズ)の死亡した彼女の亡霊を登場させた。実はモリーが変装したもの。グリンドルは感激したが、インチキに耐えられなくなったモリーがトリックを明かした。
二人は姿を眩ましたが、後ほどモリーはみじめに没落したスタンと再会する。
「(1952)モデル・エージェンシー/Models Inc.」。悪いことをしてきたラスティ(コリーン・グレイ共演)はモデル・エージェンシー経営の金持ちジョン(ジョン・ハワード)と知り合った。悪いことを止めて幸せになろうとした。しかし昔一緒に悪いことをしたレニー(ハワード・ダフ)が出所してきて、ラスティの前に現れた。
「(1953)アリバイなき男/THE SECRET FOUR/Kansas City Confidential」。四人組の男によってサウスウエスト銀行から現金が強奪された。ジョー(ジョン・ペイン)は身に覚えがない疑いをかけられた。ジョーは犯人の一人(らしい)ピートを追ってメキシコ・ティファナに渡った。ピートは別件で逮捕された。
ピートと入れ替わってメキシコ・ボラドスに行った。分け前の金を受け取るためである。そこには事件の相棒二人と黒幕ティモシーがいた。そして黒幕の娘のヘレン(コリーン・グレイ)を好きになった。
「(1953)南部魂は消えず、立ち向かう男/THE VANQUISHED」。南北戦争が終わりロック(ジョン)は故郷に戻った。そこでは北軍の支配に対する反感があった。ロジャー・ヘイル(ライル・ベトガー)が民政官となって税金の取り立てを行っており、さらに不正をしていた。
監察長官ヒルデグランド将軍(チャールズ・エバンス)はなんとかしたいと思っていたが証拠がない。ロックは将軍と話してヘイルの手下になって証拠を集めることになる。
事情を知らない住民はロックに反発した。恋人のジェーン(コリーン・グレイ)も同様である。ジェーンの家を訪問したが追い返された。
さらにロックは殺人犯に疑われて追われた。ジェーンはロックが濡れ衣を着せられたことを知った。ロックを助けに向かう。真犯人がヘイルであることを掴んだジェーンはヘイルと対決する。
「(1955)対決の一瞬/Tennessee's Partner」。賭博師のテネシー(ジョン・ペイン)は当地に流れてきたカウポーク(ロナルド・レーガン)と知り合い親友となった。
しかしカウポークが結婚しようとしている相手はテネシーが知っている悪女のゴールディ(コリーン・グレイ)であった。
また金鉱を探り当てたグラッブステイクが殺された。テネシーが疑われた。カウポークが助けに向かう。
「(1955)讃美歌と拳銃/THE TWINKLE IN GOD'S EYE」。マクリン牧師(ミッキー・ルーニー)は父親の遺志をついで教会を再建しようとする。最初は反発していた人々も次第に牧師の熱意を理解して協力するようになる。
牧師は建設資金を稼ぐためにロデオに出場して見事に賞金を貰った。そして歌手のローラ(コリーン・グレイ)も建設に協力するためにロデオに出場した。しかし落馬して大ケガをしてしまった。
牧師は集めた資金をローラの治療のために使おうとするが、ローラ自身が反対した。
「(1958)地獄の五時間/俺に近づくな/Hell's Five Hours」。マイク(スティーヴン・マクナリー)は燃料工場の工場長。ダイナマイトが盗まれ「工場を爆破する」との脅迫電話があった。工場は爆発性の液体を扱っているので、周辺の住民に避難命令が出された。
犯人はマイクの妻のナンシー(コリーン・グレイ)を人質にとり再び工場に忍び込んだ。ナンシーを連れてタンクに上った。マイクは犯人の説得に当たるとともに、タンクの液体を別の場所に移送する作業を指示した。
「(1960)ヒル女の恐怖/The Leech Woman」。ポール・タルボット博士(フィリップ・テリー)と妻のジューン(コリー・グレイ)、バートラム・ガーヴェイはアフリカに渡った。その地で若返りの秘法に接した。それには一人の生贄が必要である。勧められてジューンも試した。生贄にはポールを指定した。ボールは死亡したがジューンは若返った。
ジューンとバートラムは、その場から逃亡した。長いジャングルの道程でジューンの姿は元に戻った。バートラムを殺して若返った。
ジューンはアメリカに戻った。若くなっているので姪のテリー・ハートと名乗った。ジューン=テリーは友達サリーの恋人ネイルを奪って付き合った。そのうちに、また年を取って来たのでネイルを殺した。しかしサリーが気づく。
赤い河 [DVD] FRT-124
フォーマット | ブラック&ホワイト, 字幕付き |
コントリビュータ | ハワード・ホークス, ジョン・アイアランド/コリーン・グレイ/ウォルター・ブレナン/ジョン・ウェイン/ジョアン・ドルー/モンゴメリー・クリフト |
稼働時間 | 2 時間 12 分 |
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商品の説明
南北戦争の14年前。開拓者のダンスンとグルートは、2人でテキサスの緑野に大農場を作る希望に燃え、レッド・リバーに向かう途中、少年マシュウに会いダンスンは彼を養子とした。南北戦争も終わって、ダンスンは広大な土地と莫大な家畜を持っていたが南部には牛肉を買う市場がなかった。今は成人したマシュウが戦争から帰って来たとき、ダンスンは北部や東部の市場へ鉄道の通っているミズーリへ家畜1万頭を移動させるという大胆な計画を打ち明けた。バスター、チェリイ、ダンらの牧童たちが雇われ、大移動の旅が始まった。マシュウはミズーリ行きの予定を新しく鉄道の敷かれたというカンサスに変更したので、旅程は短縮されたが道はやはり険しかった。一行は途中インディアンに襲われている馬車隊に出会い、一緒に戦って撃退したが、マシュウは馬車隊にいた美しいテス・ミレーと相愛の仲になった。マシュウ等は遂に鉄道のあるアビリーンの町に著き牛の大移動に成功したが…。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- EAN : 4560285901240
- 監督 : ハワード・ホークス
- メディア形式 : ブラック&ホワイト, 字幕付き
- 時間 : 2 時間 12 分
- 発売日 : 2006/12/14
- 出演 : ジョン・アイアランド/コリーン・グレイ/ウォルター・ブレナン/ジョン・ウェイン/ジョアン・ドルー/モンゴメリー・クリフト
- 販売元 : ファーストトレーディング
- ASIN : B000LXINN2
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 182,925位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,090位外国の西部劇映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年3月8日に日本でレビュー済み
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2021年4月26日に日本でレビュー済み
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前半はとにかくスケールに圧倒された。映画のために牛を大移動させるって、、、。
史実に基づいているそうなので、映画ではあるがドキュメンタリーをみている感覚にもなった。
と同時に、カウボーイの何たるかを勉強できた気がする。生き様といってもいいかもしれない。
ストーリー的には前半は少し退屈だったが、後半のくだりは見事と言う他ない。
マットともう1人の腕利きガンマンの絆をもうちょっと描けば、ラストのダンスンとの決闘への流れが自然に映るんじゃないかなーと思ったが、それも撮ると3時間は超えてしまうだろう。
史実に基づいているそうなので、映画ではあるがドキュメンタリーをみている感覚にもなった。
と同時に、カウボーイの何たるかを勉強できた気がする。生き様といってもいいかもしれない。
ストーリー的には前半は少し退屈だったが、後半のくだりは見事と言う他ない。
マットともう1人の腕利きガンマンの絆をもうちょっと描けば、ラストのダンスンとの決闘への流れが自然に映るんじゃないかなーと思ったが、それも撮ると3時間は超えてしまうだろう。
2019年6月17日に日本でレビュー済み
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中学だったかな?音楽の教科書に「赤い河の谷」という曲が載っていた。
この曲だよ。歌詞はほとんど忘れてしまったが、「レッド・リバー・バレー…」というのだけは覚えている。
ハワード・ホークスだから、「リオ・ブラボー」でディーン・マーチン歌った「ライフルとポニー」も流れていたね。
ウエインとJ・ドル―は「黄色いリボン」でも一緒だった。ドルーはここでは化粧を濃くして酒場女だが、「黄色い」では二人の将校に思いを寄せられるお嬢さんだったな。化粧は女を変えるね。
お薦めです。
ウォルター・ブレナンは「リオ…」で一緒。
別のストーリーならメルヴィルが悪党で牛を横取りするところなんだけど、ここでは正直者のビジネスマン。
頑固で意固地な男だが、しっかり付き合えば男が惚れるという男のジョン・ウエインの面目躍如。
モンテイもブレナンもいいし、ドルーもモーリン・オハラなみの女丈夫という感じを出した。ダンスンがマットに結婚しろと進める気持ちがわかる。
ものすごいアクションがあるわけではないが、男ってこうなんだよ、女から見たらばバカみたいかもしれない。つまらない意地を張っているだけなんだけと。男は空意地張って生きている。
この作品と「黄色い…」。ウエインは40そこそこなのに、どっちも老け役。
それと、珍しく拳銃を抜いた。ほとんどライフル一本なのに。
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この作品と「黄色い…」。ウエインは40そこそこなのに、どっちも老け役。
それと、珍しく拳銃を抜いた。ほとんどライフル一本なのに。
2021年5月21日に日本でレビュー済み
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インディアンがただの射撃の的、矢が刺さってもベラベラ喋くりまくるヒロインとか、撃たれても平然としているみたいな、男らしさとか、お話レベルのリアリズムが並べられた、古き悪き西部劇。
2019年6月29日に日本でレビュー済み
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終わりまで見ることが不可能。まったくつまらん。
2019年2月26日に日本でレビュー済み
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一万頭の牛と大自然、そしてカウボーイ達。圧巻の映像美!!とにかく見ほれました。一見の価値ありです。
交通手段が馬の時代の物流の厳しさに考えさせられる。
交通手段が馬の時代の物流の厳しさに考えさせられる。
2019年3月2日に日本でレビュー済み
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後年の終着駅とは違う若々しいモンゴメリー・クリフ、若さの中に渋みを感じてこのころからスター性を感じる。往年の
西部劇はこんな感じ?「そして二人は結ばれましたとさ、めでたしめでたし」でも懐かしい。全編に流れるBGMがどこかで聞いたことがあると思ったら「リオ・ブラボー」でディーン・マーチンの歌う「ライフルと愛馬」の原曲だったんだ。
リオ・ブラボーのジョン・ウエインも見たくなった。
西部劇はこんな感じ?「そして二人は結ばれましたとさ、めでたしめでたし」でも懐かしい。全編に流れるBGMがどこかで聞いたことがあると思ったら「リオ・ブラボー」でディーン・マーチンの歌う「ライフルと愛馬」の原曲だったんだ。
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