元ネタである書籍版を読んだときも感じたことですが、「正解(最も高い点数の得られる答え)」の考え方に一貫性がなく、非常にストレスがたまります。実社会での立ち回り方としてはまさにそれが大人の対応だろうという選択肢が正解の問題もあれば、単に笑いをとろうとしている=実際にそれをやったら非常識モノの烙印を押されかねないような答えを正解扱いとしている問いもあり、結局は何回も何回も同じ問題に対峙して「ハイハイこの問題ね、これは2が正解なんでしょ。納得できないけど」と正答を覚えてゆくしかない。イライラ。で、この渋々正解ポイントを積み上げてゆく、というプロセスを重ねていかない限り、次なるメニューが開かない。ゲームの次のステップに進むためにはかなり根気強く、押し付けがましい回答の解釈に繰り返しつきあうしかない。イライラ。さらに「文中の誤った語句に線を引け」みたいな問題の際の、画面タッチの感度がまぁー悪いこと悪いこと。正しい箇所に線を引いても全然認識してくれず、何度も何度もやり直している間に「ブブーッ!→×」みたいなことの繰り返し。イライラ。
ま、元ネタ「大人力検定」が好きな方はそこそこ楽しめるソフトなんじゃないですか。私はもういいです。