前作はほぼ全曲ポップパンクだったのに、今作はタイトルが示すとおり売れ線から完全に遠ざかった作品。むしろ、彼らが本当にパンクバンドだなと改めて実感させられた作品。
むしろポップな曲はほとんどなく、へヴィロック気味のパンクロックをやっています。ラップと歌では特に歌パートが増え、キャッチーな音楽というより硬派でカッコいい曲が中心です。
前作のウォーキートーキーを期待する人には完全に期待はずれ、むしろ別のバンドとして映るでしょう。既にポップパンクじゃないですからね。
ただし、完成度としては若干前作より落ちます。意欲作ですが、次回作に期待が高まるところです。
ヘヴィロックテイストの#1、前作からの流れを感じる#5がカッコいい。