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快傑ハリマオ 魔の城篇 Disc1 [DVD] TVH-001

3.9 5つ星のうち3.9 5個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥1,000 ¥25
DVD 1枚組
¥1,000
フォーマット
コントリビュータ 中原謙二, 崎坂謙二, 牧冬吉, 町田泉, 近藤圭子, 大竹タモツ, 加藤精三, 勝木敏之, 江島慶子, 船床定男
稼働時間 1 時間 43 分

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商品の説明

東南アジアの国々がまだ大国の植民地だった頃。インドネシア共和国のジャワ島では民衆が大国の支配に苦しんでいた。そんな中、ハリマオと呼ばれる正義の男が、仲間を率いて民衆のために東南アジアの人々を助けていた。東南アジアの支配を企むジャワ統治庁のゴバール長官らは、計画を妨害するハリマオを倒すべく計画を巡らせていた。そんな中、両親を亡くし叔父を頼ってシンガポールからやってきた太郎少年は事件に巻き込まれるのだった・・・

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 19 x 13.4 x 1.4 cm; 140.62 g
  • EAN ‏ : ‎ 4560164119025
  • 監督 ‏ : ‎ 船床定男
  • メディア形式 ‏ : ‎
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 43 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/12/14
  • 出演 ‏ : ‎ 勝木敏之, 町田泉, 中原謙二, 崎坂謙二, 近藤圭子
  • 販売元 ‏ : ‎ ファーストトレーディング
  • ASIN ‏ : ‎ B000LZ6CP6
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 5個の評価

カスタマーレビュー

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5つのうち3.9つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年4月29日に日本でレビュー済み
 「快傑ハリマオ」は「週刊少年マガジン」1960年4月17日号から石森章太郎により連載されていました。当時の各少
年月刊誌では「鉄腕アトム」や「鉄人28号」のような暁天の綺羅星のような超ヒット作を抱えていましたが、少年週刊
誌には、まだ、決定打といえるヒット作は登場していませんでした。
 そのような中にあって、突然、登場したのが「快傑ハリマオ」でした。
 そして、「少年マガジン」巻頭のハリマオ特集では、同時にTV放映が決定し、しかもカラー放送であると告知されて
いました。

 そのグラビア写真には、カラー刷りのハリマオ、ドンゴロスの松やタドン小僧等が掲載されていましたが、当時は、
ようやく白黒TVが普及し始めた頃であり、カラー放送は夢のまた夢でした。
 また、雄大な主題歌も素晴らしく、特に二番で歌われる「空の果てに十字星 きらめく星のそのように」のフレーズで
は、気分は既にまだ見ぬ南海の空に飛んでいました。

 主題歌は「第一部 魔の城」までは東京メール・クァルテットが歌っていましたが、「第二部 ソロ河の逆襲」からは三
橋美智也が歌っています。
 番組が始まるとTVの前で大人も子供も一緒に主題歌を歌う光景はどこの家庭でも見られる古き良き時代でもありまし
た。
 この主題歌やドラマ中で近藤圭子さんの唄う「南十字星の歌」の作曲は小川寛興氏の作曲ですが、月光仮面、七色仮
面、鉄腕アトム、豹の眼、隠密剣士等の戦後ドラマの殆どの主題歌を手掛けていますし、「快傑ハリマオ」の後続番組
「恐怖のミイラ」のBGMも作曲しています。

 「快傑ハリマオ」のドラマ中で太郎少年やハリマオが使用する拳銃はホルスターから抜くまでは回転式のリボルバー
拳銃なのですが、発砲の瞬間は何とスライドアクションのオートマチック拳銃のバレルから火を噴き、打ち終わると
握っている拳銃が、また、リボルバー拳銃に戻っているという珍風景に当時はあきれ返ったものですが、改めてDVDで
確認すると全編共に発射シーンはこれの繰り返しです。
 たぶん、発火するステージガンはオートマチックのみで、リボルバーのステージガンが無かったためと思われます
が、いくらお子様向けドラマといっても手抜きにも程があります。

 当時の「少年マガジン」には、タドン小僧は靴墨を塗って撮影していたと書かれていましたが、奴隷船の甲板上では
靴墨を塗り忘れて顔が真っ白なのですが、他の場面では靴墨が真っ黒に塗られています。
 第1回~第5回までは、カラー・フイルムによる撮影ですが、発色は当時のイーストマン・カラーの特色を彷彿とさ
せる色彩です。
 第5回以降のスタート時には、「ハリマオとはマレー語で虎のことである」とのテロップが出ています。

 毎回、様々な番組にところ構わず出演する牧冬吉には子供達から「また、こいつか!」と大ブーイングの嵐でした
が、この番組でソフト帽にサングラス姿のキャプテンK・Kを演ずる時だけは「かっこいい!」と評価されていました。
 当時はプロレスが盛んな時代であったため、いつも外人レスラーにボコボコにされるトホホな吉村道明は子供達から
大ブーイングを浴びていましたが、これに並んで嫌われていたのが牧冬吉でした。

 「快傑ハリマオ」の番組が始まる前から大人達がTVに群がっていましたが、童謡歌手の近藤圭子さんが出演していた
からです。
 ドラマ内で「南十字星の歌」を歌うと大人達はウットリとして聴き入っていましたが、「豹の眼」の錦華役と同様、
近藤圭子さんの出演はお父さん、お兄さんへのサービスのためだったようです。
 約50数年振りに、子供時代の血沸き肉躍る冒険活劇がもう一度見られるうえ、近藤圭子さんの歌まで聴くことが出来
る、まさに「一粒で二度おいしい」グリコのようなお宝DVDです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビ創世記の我らがヒーローの一人です。スタッフ等のパワーが感じることができました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年5月15日に日本でレビュー済み
「怪傑ハリマオ」は、1960年4月5日から1961年6月27日まで放送されており、今から世紀前の映像になります。日本で最初のカラーテレビ映画だったようですが、庶民にとってはやっと白黒テレビを買えたという頃ですので、誰もカラー放送だったとは知らないでしょう。
第1話から第5話まではカラーで、後はまた白黒に戻っています。画質は当然ながら当時の映像レベルですし、演技も筋書きも多くを期待されると困ります。あの時代、この無国籍風の作品を国民の多くが好んで見たわけで、懐かしく思う人は結構あると思います。

♪まっかな太陽 燃えている 果てない南の大空に とどろきわたる雄叫びは 正しい者に味方する ハリマオ ハリマオ ぼくらのハリマオ♪と歌った三橋美智也の歌唱は今でも覚えています。提供は森下仁丹だったということも今回DVDを見て知りました。

ハリマオを演じた勝木敏之は知りませんでした。第1部でキャプテンK・K、第3部で片足ブラック、第5部でオスカを演じた牧冬吉は「隠密剣士」や「赤影」で活躍しましたのでその姿は懐かしかったです。

『豹の眼』でも出演していましたし、ハリマオでも令子役を演じている近藤圭子の姿は特にうれしい映像でした。彼女は「ロバのパン屋」も歌った童謡歌手から日本テレビ専属女優の第1号になった人で、第2回(少年とハリマオ)では、海岸で劇中歌「南十字星」を歌っています。そのあたりもこのDVDの価値を高めています。

当然ながら見る世代は限られてきますし、思い入れがあるかないかで評価は大きく変わるでしょう。ただ懐かしい映像と再会できる喜びは何物にも代えがたいものです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年5月16日に日本でレビュー済み
国産テレビドラマ初の海外ロケ、そしてカラー放送。子供向け番組とはいっても現実味のある当時としてはかなりハイレベルな作品だったと思います。全部で第五部まで制作されていますが、ハリマオといえば、第一部『魔の城』篇のオープニング、やっぱりこのシーンでしょう。馬に跨り、多くの配下を従え、あの名曲と共に画面いっぱいに迫りくる勇姿は、昭和のテレビ史に残る一つといっても過言ではないと思います。

最後に…ハリマオがほんのたまに見せてくれる素顔と、エンディング『南十字星の歌』とてもイイです。!
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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