サンセット大通り [DVD] FRT-018
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商品の説明
ハリウッドのサンセット大通りに面するある邸宅のプールに、若い脚本家ジョー・ギリスの死体が浮かんだ。死んだ彼はそのいきさつを語る…。失職ライターのジョーは、映画会社への脚本売り込みも意の如く進まず、貧窮のどん底にあった。ある日月賦の払込み不足から自動車会社の男に追いかけられたジョーは、サンセット大通りにある荒れ果てた邸宅に逃げ込む。そこにはサイレント映画の大女優ノーマ・デスモンドが、かつての監督であり、最初の夫だったマックス・フォン・マイアリンクを執事として、過去の夢に生きていた。ジョーが脚本家だと知ると、ノーマは主演を念願している「サロメ」のシナリオを書くように、とジョーを邸に泊めさせることにした。若いジョーにとって、この妄想狂の老女の相手は空虚な生活に違いなかったが、ずるずるとその位置にはまり、ノーマと抜きさしならない関係に落ち込んでゆくのだった…。
登録情報
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4560285900182
- 監督 : ビリー・ワイルダー
- メディア形式 : 字幕付き, ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 50 分
- 発売日 : 2006/12/14
- 出演 : グロリア・スワンソン
- 販売元 : ファーストトレーディング
- ASIN : B000LZ6DZK
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 149,266位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 14,603位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画版はストーリーに入っていけるような感じで名画です。
2024年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グロリア・スワンソンの傑作ですね。フィルム・ノワール好きにはおすすめです。
2023年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビリー・ワイルダー監督、1950年の作品
サイレント映画の終焉、トーキー時代到来がもたらしたサスペンス悲劇
この時期、スターダムを追われた役者さん・映画関係者は実際にたくさんいたのだと思う
ジーン・ケリーの名作「雨に唄えば」や、近年の「バビロン」(デイミアン・チャゼル監督)でも、サイレントからトーキーへの過渡期、関わる人々の栄枯盛衰が描かれていて
いかにこのテーマがハリウッド映画界で大きかったかがうかがえる
ノーマを演じたグロリア・スワンソンもサイレント時代の人気女優で、自身を投影したかのような本作主演で、当時表舞台にカムバックしたらしい
ただ事でなさそうな迫真の演技もうなづける・・!
執事のマックス(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)も実際に元映画監督の俳優さんで、役柄と重なるキャラクター
マックスが「私はノーマの最初の夫なのだ」と告白したときは、ぞおぉ・・っと背筋が凍るような、ものすごい衝撃が走りました
ノーマに偽のファンレターを書き続け、彼女の愛人の荷物を家に運び込み、愛人が去らないように細々配慮、そしてラストの逮捕劇までを彼女の望むよう撮影現場のように仕立て上げていく・・
うーん大きい、とっても深い愛
狂っているけど心底彼女を思うマックスの愛が、とても哀しく胸に迫りました
すべての登場人物が、入念に練りあげたキャラクターだなとつくづく感じるし、彼らの思惑が交錯していくさまが見事です
ビリーワイルダー作品にはどこか心がホッコリするイメージがある
この作品もシリアスなサスペンス劇ながら、ノーマ(グロリア・スワンソン)が自殺未遂して、ジョー(ウィリアム・ホールデン)が立ち去るのをためらうところなどにそこはとなく人情が漂っている
ジョーの若いベティへ接し方も紳士的で、古きよき時代を感じさせてくれますね・・!
サイレント映画の終焉、トーキー時代到来がもたらしたサスペンス悲劇
この時期、スターダムを追われた役者さん・映画関係者は実際にたくさんいたのだと思う
ジーン・ケリーの名作「雨に唄えば」や、近年の「バビロン」(デイミアン・チャゼル監督)でも、サイレントからトーキーへの過渡期、関わる人々の栄枯盛衰が描かれていて
いかにこのテーマがハリウッド映画界で大きかったかがうかがえる
ノーマを演じたグロリア・スワンソンもサイレント時代の人気女優で、自身を投影したかのような本作主演で、当時表舞台にカムバックしたらしい
ただ事でなさそうな迫真の演技もうなづける・・!
執事のマックス(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)も実際に元映画監督の俳優さんで、役柄と重なるキャラクター
マックスが「私はノーマの最初の夫なのだ」と告白したときは、ぞおぉ・・っと背筋が凍るような、ものすごい衝撃が走りました
ノーマに偽のファンレターを書き続け、彼女の愛人の荷物を家に運び込み、愛人が去らないように細々配慮、そしてラストの逮捕劇までを彼女の望むよう撮影現場のように仕立て上げていく・・
うーん大きい、とっても深い愛
狂っているけど心底彼女を思うマックスの愛が、とても哀しく胸に迫りました
すべての登場人物が、入念に練りあげたキャラクターだなとつくづく感じるし、彼らの思惑が交錯していくさまが見事です
ビリーワイルダー作品にはどこか心がホッコリするイメージがある
この作品もシリアスなサスペンス劇ながら、ノーマ(グロリア・スワンソン)が自殺未遂して、ジョー(ウィリアム・ホールデン)が立ち去るのをためらうところなどにそこはとなく人情が漂っている
ジョーの若いベティへ接し方も紳士的で、古きよき時代を感じさせてくれますね・・!
2019年8月30日に日本でレビュー済み
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ジャケットがカラーなのでここまで古い映画だとは思わずに見たため衝撃を受けました。
それでも、当時の衣装等の風俗や、撮影風景、思いのほか画質の良い映像など興味深く見ることができ、楽しめました。
とはいえ、高い評価にひかれてみましたが、今となってはそれほどの評価を与えることはできないと思います。
(妻はすぐに寝てしまったし、これが普通の人の感想だと思います)
考古学的な価値はあるのかもしれないし、当時見ることができたのであれば凝った作りを楽しむこともできたと思います。
映画マニアでもない今の若い人には気の毒なので、本当は星2くらいにしたいところです。
それでも、当時の衣装等の風俗や、撮影風景、思いのほか画質の良い映像など興味深く見ることができ、楽しめました。
とはいえ、高い評価にひかれてみましたが、今となってはそれほどの評価を与えることはできないと思います。
(妻はすぐに寝てしまったし、これが普通の人の感想だと思います)
考古学的な価値はあるのかもしれないし、当時見ることができたのであれば凝った作りを楽しむこともできたと思います。
映画マニアでもない今の若い人には気の毒なので、本当は星2くらいにしたいところです。
2020年11月16日に日本でレビュー済み
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脚本家もの、女優もの、過去の栄光にしがみつく系女子ものです。
同時代の「雨に唄えば」とか「イブの総て」とかと見比べてみても面白いと思う。
こんな事言ったら大変失礼だけど、イヴの総ての大御所女優さんと比べて、今作は本当に厳しい大御所女優さんだった。痛々しさが不快感にまで変わってしまうほどの。そういう意味では成功していると思う。
脚本もよく練られている感じだったが、後半は上品さにかけた気がした。劇的すぎるというか、リアリティーが一気になくなったというか。映画ではなく「劇」っぽく感じた。
モノローグをしゃべっている人が実は・・・という設定はおもしろかったが、狙い過ぎだろとも思った。
そういう意味ではその年のアカデミー賞で「イブの総て」の方が評価されたことにもなんとなくうなづける。
「これがフィルム・ノワールだ!」と言われればそれまでだが、誰か一人でも「正しく」前に進んでほしかった。
同時代の「雨に唄えば」とか「イブの総て」とかと見比べてみても面白いと思う。
こんな事言ったら大変失礼だけど、イヴの総ての大御所女優さんと比べて、今作は本当に厳しい大御所女優さんだった。痛々しさが不快感にまで変わってしまうほどの。そういう意味では成功していると思う。
脚本もよく練られている感じだったが、後半は上品さにかけた気がした。劇的すぎるというか、リアリティーが一気になくなったというか。映画ではなく「劇」っぽく感じた。
モノローグをしゃべっている人が実は・・・という設定はおもしろかったが、狙い過ぎだろとも思った。
そういう意味ではその年のアカデミー賞で「イブの総て」の方が評価されたことにもなんとなくうなづける。
「これがフィルム・ノワールだ!」と言われればそれまでだが、誰か一人でも「正しく」前に進んでほしかった。
2022年11月18日に日本でレビュー済み
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ヒッチコックの「サイコ」、「レベッカ」、R・オルドリッチの「何がジェーンに起こったか?」など異常心理ものは好きでお気に入りとなっているが、この「サンセット大通り」もそれらに勝るとも劣らない。
痺れる映画とはこういうのを言うのだろう。
何が凄いかって、映画の内容はもちろん凄いが、それに加えて登場人物は映画中で役をこなしているのだろうが、現実に映画中の配役と立場を同じくする本物が地で役をこなしている。
例えば、ヒロイン、ノーマ役のグロリア・スワンソンは実際にサイレント映画の大女優だったし、執事役のマックスを演じたシュトロハイムもサイレント映画の元監督。
もちろん、この映画中でノーマが観る映画はスワンソンが実際に自分が主演した実在する映画だし、この映画中でノーマがかつての映画仲間とトランプに興じるのがバスター・キートンを含め実在のかつての映画仲間達だ。
途中で登場するセシル・B・デミル監督も本物で、撮影シーンも「サムソンとデリラ」の本物の撮影セット。よって、エンディングでは”themself”とテロップされる。
映画自体のストーリーは単純で分かりやすいが、何よりも登場人物の演技、特にヒロインと執事が俄然素晴らしく二人の登場からは一気に引き込まれる。
そして、彼らの演技で圧巻は何と言っても最後の場面だろう。
かつての大女優と監督。あれはもはや演技ではない。
"All right , Cameras ! ... Action !"
監督:ビリー・ワイルダー
出演:ウィリアム・ホールデン, グロリア・スワンソン, エリッヒ・フォン・シュトロハイム, ナンシー・オルソン他
痺れる映画とはこういうのを言うのだろう。
何が凄いかって、映画の内容はもちろん凄いが、それに加えて登場人物は映画中で役をこなしているのだろうが、現実に映画中の配役と立場を同じくする本物が地で役をこなしている。
例えば、ヒロイン、ノーマ役のグロリア・スワンソンは実際にサイレント映画の大女優だったし、執事役のマックスを演じたシュトロハイムもサイレント映画の元監督。
もちろん、この映画中でノーマが観る映画はスワンソンが実際に自分が主演した実在する映画だし、この映画中でノーマがかつての映画仲間とトランプに興じるのがバスター・キートンを含め実在のかつての映画仲間達だ。
途中で登場するセシル・B・デミル監督も本物で、撮影シーンも「サムソンとデリラ」の本物の撮影セット。よって、エンディングでは”themself”とテロップされる。
映画自体のストーリーは単純で分かりやすいが、何よりも登場人物の演技、特にヒロインと執事が俄然素晴らしく二人の登場からは一気に引き込まれる。
そして、彼らの演技で圧巻は何と言っても最後の場面だろう。
かつての大女優と監督。あれはもはや演技ではない。
"All right , Cameras ! ... Action !"
監督:ビリー・ワイルダー
出演:ウィリアム・ホールデン, グロリア・スワンソン, エリッヒ・フォン・シュトロハイム, ナンシー・オルソン他
2021年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過去の栄光を忘れることができないサイレント時代の大女優。
お金はあるけれど,満たされない気持ちで暮らす彼女のもとに,借金取りに追われた劇作家が転がり込む。
二人の共同生活は,やがて破滅的な方向に。
主演のグロリア・スワンソンは,1920年代のサイレント映画で大活躍したのち,1930年代以降落ち目となった女優さんで,本作は11年ぶりの映画出演だったそうです。
ネガティブな形で現実の自分と重なる役を演じるのは勇気のいることだったと思うけど,
「引き受けたからには,力を出し切って,みんなを驚かせ,ひれ伏せさせてやる!!」
みたいな気持ちで演じたのではないでしょうか。
ラストシーンにおける彼女の表情,目線,鬼気迫る演技がとにかくすごい。
没落した人の悲哀,孤独,妄執。
どんな時代にも当てはまる普遍的なテーマを取り上げて,ミステリータッチで上手に仕上げた。
そして,とびきり印象的なラストシーン。
古い映画だが,今見ても面白い。
お金はあるけれど,満たされない気持ちで暮らす彼女のもとに,借金取りに追われた劇作家が転がり込む。
二人の共同生活は,やがて破滅的な方向に。
主演のグロリア・スワンソンは,1920年代のサイレント映画で大活躍したのち,1930年代以降落ち目となった女優さんで,本作は11年ぶりの映画出演だったそうです。
ネガティブな形で現実の自分と重なる役を演じるのは勇気のいることだったと思うけど,
「引き受けたからには,力を出し切って,みんなを驚かせ,ひれ伏せさせてやる!!」
みたいな気持ちで演じたのではないでしょうか。
ラストシーンにおける彼女の表情,目線,鬼気迫る演技がとにかくすごい。
没落した人の悲哀,孤独,妄執。
どんな時代にも当てはまる普遍的なテーマを取り上げて,ミステリータッチで上手に仕上げた。
そして,とびきり印象的なラストシーン。
古い映画だが,今見ても面白い。