霜月さんの名前は前々から知っていた、
でも聴き始めたのはごく最近。
なんでもっと早く手を出さなかったんだ俺の馬鹿!!
そう若干自分を罵りながらも堪能しまくっています。
さて、今回購入したベストアルバム、僕は霜月さんは
民謡の要素を取り入れたファンタジーサウンドを中心に
曲を書いていると思っていたので、一曲目でいきなり
トランスアレンジの曲が流れ出したのは驚きでした。
いや、なかなかにかっこよかったのでいいんですけど。
2曲目からは僕の求めていた民謡アレンジが次々登場!!
それ以外にも、優しく温かな癒しの青春ポップバラード「DEAR FRIEND」、
サビの「さ〜ら、さ〜ら」というフレーズが妙に耳に残る和風曲「さらさ」。
eufonius風の不思議なコーラスを楽しめるポップナンバー「WHITE CANBAS」、
笛の音に乗って民謡そのものの旋律を奏でる「エルムの丘」
(童話風の歌詞に、特に感情移入できる!)等、非常に良曲揃い。
またジャケットを見れば一目瞭然ですが、各曲のテーマに沿った
美麗なイラストが視覚面でも楽しませてくれます。
個人的に一番萌えたのは霜月さんの細菌みたいな(失礼!)自画像。
直々のコメントもまた面白い!
さて、この贅沢なアルバムの中で特に僕の心を打ったのは、
ヴァイオリンの音を前面に打ち出した、あまりにも壮大で孤高なる
シンフォニックバラード「償いの詩」!!
5周年記念だけあってか日山さんの歌詞も気合いが入りまくってます、
まさに神曲、素晴らしい!!
唯一の欠点はその後。
最後の曲がアップテンポな軽めのポップナンバーでちょっと脱力、
償いの詩でビシッと締めてほしかったな・・・。
まあそんなのは本当に些細な欠点に過ぎません。
全体評価は勿論星5つ、興味のある方は今からでも是非手に取ってもらいたいです!!