最初に聴いたのは、テレビCMでした。その時はAメロやBメロがあんな変則的なものだとは思わず、楽曲に対する「奈良ファンク」という表現にも首を傾げていました。
その後、音楽番組でワンハーフのバージョンを聴いた時に、ズシリと来ました。こんなにも激しく、静かに、切なく、命や愛への感謝を歌った歌を聴いたことはありませんでした。
CDを買いフルで聴いて、ああ、奈良ファンクってこういうことか、と、言葉にできないけれど感覚で納得しました。奈良には修学旅行で1度しか行ったことはありませんが、それでも彼の故郷への思いは伝わって来たし、同時に泣きたくもなりました。
壮大なアレンジやコーラスはもちろん、何より彼のヴォーカルの圧倒的な存在感。こんなにも痛く、直球で心に食い込んでくる音楽を私は知りません。
初見では「?」かもしれませんが、聴けば聴くほど心に染み付き、離れなくなる。気がついたらどっぷりハマっている。ENDLICHERI☆ENDLICHERIはそんなアーティストです。
ジャニーズだからと舐めてかかると、痛い目に遭います。